4学年 「わたしはだれでしょう」
授業者 菊池市立菊池北小学校 廣田 恭子 教諭 



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

児童の活動への意欲を高め活動に取り組ませるため、電子黒板を使った自作の Who am I ? クイズの問題を提示する。
 

 (2)

児童の活用

 ・

 

Who am I ? クイズ出題のための自分や友達の発表の様子を、タブレット端末を活用して動画で撮影し振り返ることにより、友達の良さに学び、また、自分の発表をさらに高めるために必要なことを明確につかむ。

◆ 本時の展開
(1)
 
目標
 
Eye contact, Clear voice, Smile, Good gesture を心掛けてWho am I ? クイズを行いながら、コミュニケーションを楽しむ。
(2)
展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入7分

1 始めの挨拶をする。

2 ダンシングリッシュ(英語体操)をする。

3 学級担任とALTの会話を聞き、話の内容を考える。

4 チャンツに合わせて、クイズに使う英語表現を練習する。


めあて Eye contact, Clear voice, Smile, Good gesture を心がけながら、“わたしはだれでしょう”クイズを楽しもう。

・児童とともに笑顔で活動し、児童の意欲を高める。


・変化のある繰り返しにより、楽しみながら発話させる。

CDプレーヤー

リズムボックス

絵カード

吹き出し
展開30分

4 Who am I ? (わたしはだれでしょう)クイズ大会の進め方を知り、出題の際に心掛ける点を確かめる。
(T)分かりやすいクイズにするため、心掛けることを考えましょう。
(C)はっきりした声で言います。
(C)笑顔の方が楽しくなるなぁ。
(C)ジェスチャーを付けたら、もっと分かりやすいよね。

5 3~4人のグループでアドバイスし合って、出題の練習をする。
(T)タブレットのカメラで撮影し合いながら、お互いにアドバイスをしましょう。
(C)もう少しはっきり話すと、もっと分かりやすくなるよ。
(C)ジェスチャーも付いていて、分かりやすいし楽しいよ。


6 8つのグループが1題ずつ出題しながら、クイズ大会を行う。
(T)問題を出すときも答えを発表するときにも、Eye contact, Clear
voice, Smile, Good gestureを心掛けましょう。
(C)え? この問題の友達って誰だろう?
(C)へー! ○○さんはそれが好きだったの! 初めて知ったよ!


【言語活動】(設定の意図)
前時のインタビューを通して得た情報をもとに友達に関するクイズを行う中で、友達の新しい一面に気付かせたり、他者とコミュニケーションを図る楽しさを感じ取らせたりしたい。

徹底指導(ポイント)
①より良いコミュニケーションとするための視点として、以下の4点を提示する。
・Eye contact ・Clear voice
・Smile ・Good gesture

能動型学習(ポイント)
①撮影した動画を一時停止したり繰り返し再生したりして、より良いコミュニケーションとするための4つの視点ができているかグループで話し合わせる。
②出題するときも答えを発表するときにも、より良いコミュニケーションとするための4つの視点を心掛けさせながら、クイズを進める。
③全体の半分のグループからの出題が終わった時点で、中間評価の場を設けて、友達の頑張りや良さを振り返る。

 

◆関心・意欲・態度(観察)
【B基準】より良いコミュニケーションとするための視点を心掛けながら、Who am I ? クイズに取り組んでいる。

 

 

【A基準】より良いコミュニケーションとするための視点を4点とも心掛けながら、クイズに取り組んでいる。
<B基準に達していない生徒への手立て>
○より良いコミュニケーションとするための4つの視点の中で、1つでもよいから心掛けるよう助言し、それを達成したらおおいに賞賛する。

電子黒板

教師作成によるクイズ

 

タブレット端末
(1グループ3~4人に1台、全部で8グループ)

終末8分

7 本時の学習を振り返り、学習のまとめをする。


8 終わりの挨拶をする。

○本時のめあてを振り返り、めあてを意識しながら自己評価シートに記入させる。

○児童には友達や自分の頑張りや学習の感想を出し合わせ、教師も本時の学習における児童の良さを伝え、今後の英語活動への意欲を高める。

自己評価シート