6学年 「土地のつくりと変化」
授業者 産山村立産山小学校 島田 礼二 教諭 



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・

児童の発表資料用の画像を集約し、まとめの説明を行う。

 (2)

児童の活用

 ・
 

発表準備および発表の学習活動において、タブレット端末に記録した地層観察結果の画像をもとに協働学習を行う。

◆ 本時の展開
(1)
 
目標
 
調べたことをもとに、土地のつくりについて推論しながら自分の考えを表現することができる。(科学的な思考・表現)
(2)
展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入5分

1 前時まで調べた資料を用意し、確認をする。
(T)前回の地層を観察したときの
画像を用意してください。

めあて しまもように見える土地について、調べたことをわかりやすく報告しよう。

(T)今日の授業では、地層調査してわかったことを報告してもらいます。

○現地で地層の画像に気づき等を書き込んだデータを用意する。





電子黒板
タブレット端末

展開30分

2 各班で発表準備を行う。
(T)各班で発表の準備をして下さい。
  聞き手にわかりやすくなるように、画像に書き込んだことを整理してください。
(T)発表の際には、調査した地層がどのようにしてできたかを予想したことも発表するようにしてください。

 

 

 

【言語活動】(設定の意図)
観察結果をもとに議論を重ねていきながら、よりわかりやすい説明ができる活動にする。

 


3 発表を行う。
(T)各班からの発表をお願いします。
(C)この地層は、黄色や黒色の層がありました。厚さはそれぞれ10㎝ほどでした。
(C)観察した地域は阿蘇山が近いので、火山灰が原因でできた地層だと思いました。
(T)質問があればお願いします。


○発表準備においては、班の中で役割分担を行い、相手意識をもたせる。
○発表内容には、地層がどのようにしてできていったかを推論したことも発表させる。
○発表時には、実際に採取した資料も提示する。


能動型学習(ポイント)
・タブレット端末を使った協働学習における発表準備を行わせることで、意見交換や調査結果の練り上げを行う。

徹底指導(ポイント)
・発表内容を確実に把握させる。

○タブレット端末の画像を電子黒板に送信、画像を使って説明をさせる。

 

 


【A基準】土地のようすや構成物などから、土地のつくりについて推論しながら追求し、自分の考えをわかりやすく表現している。
<B基準に達していない児童への手立て>
○発表内容を参考にさせる。

 

タブレット端末
電子黒板
ノート

タブレット端末
電子黒板
ノート
実際に採取した資料


終末10分

4 教師の補足説明を聞く
(T)みなさんが観察した地層は、阿蘇山が噴火した時の火山灰によってできた地層です。

5 学習のまとめを書く
(T)観察の時間から今日の授業までを通して、学習したことをノートに書いてください。


○補足説明の際には、映像資料等を提示しながら行う。

 

○学習できたことについて、簡潔に書かせる。

タブレット端末

電子黒板
ノート