学年 「本は友達」
授業者 高森町立高森東小学校 城井 順一 教諭 



授業映像

インタビュー

学習指導案


◆ ICT活用のポイント

 (1)

教師の活用

 ・
 

展開場面でデジタル教科書の例文を提示して説明し、説得力のある提案書の書き方を理解させる。

 (2)

児童の活用

 ・
 

作成した提案書を相互発表する場面で、実物投影機を活用してノート発表させ、お互いの工夫点や改善点を共有し、よりよい提案書づくりにつなげる。

◆ 本時の展開
(1)
目標教科書の例文を参考にして、提案書を作成することができる。
(2)
展開 


過程

学習活動と主な発問(T)
 予想される児童の反応(C)

指導上の留意点・評価

備考
ICT活用
導入5分

1 本時のめあてを確認する。
(T)今日は、図書館をよりよくするための提案に向けて、提案書を作りましょう。

めあて  分かりやすく、説得力のある提案書を書こう。


(C)どうやったら分かりやすい提案書になるかな。

・デジタル教科書で活動の流れを提示し、学習の見通しをもたせる。
・構成表をもとに、本時は提案書の「(1)問題点」について書くことを確認する。


 

・児童の構成表作成時に出た視点をもとに、提案書の構成につなげていく

電子黒板
デジタル教科書
構成表




 

展開37分

2 教科書の例文を読み取り、
構成と表現のよさを見つけて
ワークシートに書き込む。

3 例文の構成の表現のよさを
確認する。
(T)どの部分が「問題」として紹介されていますか?
(C)低学年の人たちの利用が少ないことが分かりました。

4 教科書の例文の構成を参考に、提案書を書く。
(T)構成表をもとに「提案書」を書きましょう。
(C) 構成表を見直してみよう。

 

【言語活動】(設定の意図)
 例文の構成を参考にさせて、問題点・提案理由・提案の方向性を明確にして提案書を作成させる。





 

5 作成した提案書を、発表する。
(T)自分が考えた図書館改造に向けた提案書を発表しましょう。
(C)分かりやすく説明しよう。
(C)友達の文章の構成は、きちんと例文のようになっているかな。

・教科書の例文を分析し、問題点や提案理由・提案の方向性の視点で色分けしながらアンダーラインを引かせる。

・電子黒板を使い、電子ペンで書き込ませ、例文の構成のよさを共有させる。
徹底指導(ポイント)
・教科書の例文と同じワークシートを配付して、線を引かせながら問題点・提案理由・提案の方向性を把握させる。
・提案書の構成に留意して書くことができるように個別の声かけを行う。

能動型学習(ポイント)
・自分の構成表をもとに、構成に気をつけながら書かせる。

 

◆書くこと(ノート)
】B基準】教科書の「提案書の構成」を参考にして、提案書を作成することができる。

【A基準】教科書の「提案書の構成」を参考にして、説得力のある提案書を作成することができる。

<B基準に達していない児童への手立て>
・その児童が作成した構成表を見て、どの部分が問題や原因になるのか考えさせる。
・発表後、意見交換を取り入れる。

電子黒板
デジタル教科書
ワークシート
黒板提示用シート
構成表

 

 

 

 

 


実物投影機






終末3分6 本時を振り返る。・修正した最終的な考えを図書担当の先生に実際に提案することを伝え、活動への意欲を高める。