２　資料を読んで話し合う。
(T)送り先を選んで、送信ボタンをクリックしたとき、はるきはどんなことを考えたのでしょう。
(C)チェーンメールでも、子ネコを助けるためだったら、みんなもわかってくれるだろう。
(C)子ネコの飼い主が早く見つかるといいな。

課題（めあて）
「チェーンメールはルール違反でぜったいにしてはいけない。」と聞いて、はるきはどんなことを考えましたか。

【言語活動】（設定の意図）
学習活動全体を通して話し合い活動を行い、その中で自分の考えを葛藤させ、練り上げていく。

(T) 「チェーンメールはルール違反で絶対にしてはいけない。」と聞いて、はるきはどんなことを考えましたか。
(C)自分勝手にきまりを判断してしまった。
(C)チェーンメールはまじめな内容でもしてはいけないんだ。
(C)きまりを絶対に破らないようにしよう。

○「チェーンメールは送ってはいけない」と知りつつも、子ネコを助けたいという使命感や、メールを回さないと不安な気持ちなどから送信してしまったはるきの心情を考えさせるようにする。
○チェーンメールは、悪意が読み取れるメールのことだけだというイメージを持ってしまう「落とし穴」があることに気づかせるようにする。

徹底指導（ポイント）
・チェーンメールがいけない理由をしっかりと押さえ「どんな内容であってもルール違反だ」ということを理解させる。

○電子黒板で、資料の場面（挿絵）を提示し、考えるための手助けとなるようにする。
○自分自身の勝手な判断による失敗をしてしまったはるきの反省を考えさせるようにする。

３　よく考えて守らなければいけないきまりについて振り返る。
(T)チェーンメール以外にも、よく考えて守らなければいけないきまりには、どんなものがあるでしょう。
(C)携帯電話はバスや電車での中では話さない。
(C)音楽などを、勝手にコピーしたらいけない。

４　教師の話を聞く。

能動型学習（ポイント）
自分の生活や、友達の経験を参考にするなどして、振り返りができるようにする。

○ネット社会の危険性を指摘し、きまりを守る大切さについてまとめる。