上益城教育事務所では

2014年12月の記事一覧

龍野小学校訪問


 11月26日(水)、甲佐町立龍野小学校を訪問しました。
 「ふるさとに、笑顔広げる龍野っ子を育てる」という学校教育目標を掲げ、志を持ち、自らを大切にするとともに、みんなを大切にする児童の育成に取り組まれていました。
 当日、子どもたちは、朝早くから登校し、出迎えた先生方に気持ちのよいあいさつをしていました。教室に入った後は、運動場に出てサッカーやリレーなどをして、元気に遊んでいました。
 また、龍野小では、豊かな自然環境を生かした学習も進められています。全校縦割り班による、山や川の自然に触れる野外活動(わくわくふれあいタイム)の他、総合的な学習の時間でも自然に触れる学習を進められています。当日も3年生では、敷地内にある凌雲の森についての学習が行われていました。

「授業マイスター」公開授業


 11月18日(火)、御船町立七滝中央小学校で、「授業マイスター」の原田加代子教諭による、4年生の体育の公開授業が行われました。
 単元名は「走って踏み切って、ふわっとジャンプ!!(高跳び)」。本時の「3歩の助走から調子よく踏み切って、ふわっと高く跳ぶためのひみつを見つけてふわっと跳べるようになろう。」というめあて達成に向けて、子どもたちはお互いにアドバイスしながら主体的に取り組んでいました。
 原田先生の的確で温かい指導と支援により、子どもたちの運動量が十分確保され、メリハリのある授業が展開されました。
 参観された先生方からは、授業づくりと併せて仲間づくりの大切さについて学ぶことができたという感想が多く寄せられました。

上益城地域教育・家庭教育実践交流会


 11月27日(木)、上益城総合庁舎3階大会議室で、各学校の生涯学習担当者や地域教育コーディネーター、くまもと「親の学び」プログラムトレーナー等、学校・家庭・地域をつなぐ役割を担う方々に参加いただき、上益城地域教育・家庭教育実践交流会を開催しました。
 本年度は、管内の各町から1校ずつ、滝尾小、津森小、龍野小、御岳小、嘉島東小の実践発表をしていただきました。各学校での地域教育力活用の取組と家庭教育力向上の取組ついての実践発表でしたが、それぞれの学校や地域の特徴を活かした素晴らしい発表内容でした。参加され方の中からも、それぞれの立場で意見が出され、今後の学校・家庭・地域の連携の在り方について、具体的な取組の方向性を共有できる交流会になりました。

熊本版コミュニティ・スクール上益城地区推進シンポジウム


 11月20日(木)、嘉島町民会館で「地域と共に創る熊本版コミュニティ・スクール上益城地区推進シンポジウム」を開催しました。
 本シンポジウムは、熊本版コミュニティ・スクールについての趣旨の理解を深め、その導入を進めるとともに、コミュニティ・スクールの一層の拡充を図り、地域に開かれた信頼される学校づくりを推進するために開催するものです。
 はじめに、大分県教育センター所長の梶原敏明氏に「コミュニティ・スクールの推進~地域と共にある学校づくりを目指して~」という演題で講演いただきました。コミュニティ・スクール導入が推進されている経緯について、社会状況や学校・家庭・地域の関係の変化等を基に、ご自分の経験を加えながら詳しくご教示いただきました。
 また、その後の実践発表では、益城中央小学校の梅田教諭から、熊本版コミュニティ・スクールの取組について発表がありました。
 最後に、班別協議で各学校の状況等の情報交換を行いました。各班とも地域に開かれ信頼される学校づくりに向け、活発な意見交換が行われていました。

清和小・中学校、大川保育園、小峰へき地保育所研究発表会


 11月18日(火)、山都町立清和小学校及び清和文楽邑を会場に、熊本県教育委員会指定「幼・保等、小、中連携実践研究発表会」が開催されました。
 平成25年度から2カ年にわたり、「『いのち輝く清和っ子』の育成を目指して~育ちや学びをつなぐ保、小、中連携~」を研究テーマに掲げ、大川保育園、小峰へき地保育所、清和小学校、清和中学校により、連携した教育の在り方や、家庭・地域の教育力の活性化に向けた取組等について研究を進めてこられました。
 研究発表会当日は、保育所から中学校までの交流授業や乗り入れ指導、小中共通スタイルによる授業等が公開され、連携カリキュラムの基づき、保、小、中が連携して実践を積み重ねている様子がよく分かりました。
 また、全体会では、清和小学校児童による「清和子ども文楽」の上演や清和中学校生徒による実践発表も行われ、地域の特徴を活かした取組が随所に見られた発表会でした。