上益城教育事務所では

2016年11月の記事一覧

矢部小学校訪問


 10月28日(金)、山都町立矢部小学校を訪問しました。教育目標「ふるさとを大切にし、『よりよく生きる力』を高め続ける児童の育成」のもと、「本校の歴史と伝統を尊重し、よき校風の樹立を目指し、全職員の一致協力のもと愛情と信頼に満ちた教育活動を展開する」を経営の基本方針として、児童・教職員・保護者・地域が一体となって教育に取り組まれていました。
 また、本年度から「熊本県教育委員会指定学校体育・健康教育(防災教育)」の指定を受けて、地域と連携した防災教育にも取り組まれています。
 
授業では、自分の考えを伝え合い、学び合う児童の姿が見られました。今後も、授業のめあてやまとめ等について、学校総体としてそろえた授業実践がなされることを期待します。

龍野小学校訪問


 10月27日(木)、甲佐町立龍野小学校を訪問しました。 
 主体的に考えを表現し、互いに高め合う児童の育成」を研究テーマに掲げ、基礎・基本の定着を図りながら、自分の考えを伝え合う過程を大切にした学習を進めておられました。
 
たっぴータイム(業間活動)、たっぴーシート(自分の考えをまとめるシート)など、学校独自のキャラクター「たっぴー」を用いた様々な手立てがなされ、児童も意欲的に学習に取り組んでいました。

道徳教育指導力向上研修会


 9月16日、甲佐小学校において、道徳教育指導力向上研修会を行いました。 
 
本研修は、「学習指導要領の一部改正を踏まえ、道徳教育の抜本的改善・充実の方向性等を周知するとともに、道徳に係る指導内容・方法等の改善に関する研修を行うことにより、本県の小中学校等における道徳教育の指導力の向上及び『特別の教科 道徳』の趣旨・内容を踏まえた授業の充実を図る。」ことを目的として実施しました。 
 
管内全小・中学校から参加いただき、「特別の教科 道徳」の実施に向けて行政説明、ブロック別指導者研修報告、演習(中心発問づくり)を行いました。
 
今回の研修を生かし、児童生徒一人一人が自分の問題として捉え「考える道徳」、「議論する道徳」へ転換されるとともに、各学校で「特別の教科 道徳」(道徳科)リーフレットの5つの提言に積極的に取り組まれることも期待しております。


  【参考:「特別の教科 道徳」(道徳科)リーフレット 】



提言1(道徳科の授業)

児童生徒が、自己を見つめ、自己の生き方や人間としての生き方につ 
いての考えを深めるために、多様な指導方法を活用しましょう

提言2(道徳科の評価)
児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し、指導に生かすことができる評価活動に努めましょう
 

提言3(道徳科における指導体制)

  校長や教頭、他職員との協力的な指導などについて工夫し、道徳教 
育推進教師を中心とした指導体制の充実を図りましょう 


提言4(新たな内容項目への対応)

「熊本の心」や「私たちの道徳」等を活用して、新たな内容項目に関連
する教材を年間指導計画に位置付け、指導展開を工夫しましょう


提言5(道徳科における家庭・地域との連携)

「熊本の心」を活用した道徳科の授業を地域や保護者に公開したり、道
徳科の授業に家庭や地域の人々の参加や協力を得たりするなど、家庭や地域との連携を図りましょう