上益城教育事務所では

2015年7月の記事一覧

学校・家庭・地域の連携について

①  地域の寺子屋推進事業

   本事業では、地域に開かれた学校づくりの仕組みを全県下に広めるために、地域の寺子屋プランナーが配置されています。上益城では、中川有紀プランナーが、地域人材の確保や活用方法、仕組みづくり等の具体的な提案を行います。(旅費は、県で負担します。)

 【中川プランナー支援内容】

 ○地域とともにある学校づくりに関する校内研修での講話

 ○PTA・老人クラブ・地域婦人会・民生児童委員等、各種団体での学校支援に関する講話

 ○地域とともにある学校の推進組織づくり支援

 ○算数科「そろばん学習」(3年生・4年生)の授業づくりの支援

 ○「ちょんかけごま」遊び(クラブ活動等)を通した地域教育力活用支援

 ○放課後子ども教室の拡充支援

 ○学校支援地域本部の拡充支援

 ※中川プランナー作成ホームページ内にある「学校を核とした地域創生」でも「生涯学習」・  
   「地域の寺子屋事業」等について掲載されています。

http://www16.plala.or.jp/ari62man/

② ボランティアチーム派遣

   本事業では、学習支援・体験活動などの各町や学校のニーズに応じて、ボランティアチームを派遣します。詳しいチーム状況及び申請手続き等は、県教育委員会ホームページ→生涯学習→学校を核とした「地域の寺子屋」推進事業に掲載されています。(旅費は、県で負担します。)

 【県内登録ボランティアチーム数】32団体(721日現在)

 【活動内容(重複あり)】

工作(12)実験(3)観察(3)音楽(7)レクリエーション(16)

料理(1)スポーツ(10)屋外(11)落語(2)学習(11)

演劇(1)講話(2)書道(2)読書(8)英語(1)

 【管内登録ボランティアチーム】

 ○NPO法人みずのとらベル隊

 ○平成音楽大学チームムジカ※登録手続き中


③ 家庭教育 くまもと「親の学び」プログラム進行役養成講座

   くまもと「親の学び」プログラムは、親として学ぶ機会や親同士のつながりをつくる機会の提供のために作成された参加体験型のプログラムで、誰もが進行役となって進めることができます。本講座では、参加体験型の形式で、プログラムや進行役体験を通して、進行役のノウハウを学んでいただきました。今年度は、各町5会場で開催しました。

参加者からは、「学校行事、PTA研修等で、実際にやってみたい。」「あたたかい雰囲気の中で、初めて会った人と子育てについて話し会うことができた。」等の感想がありました。

くまもと「親の学び」プログラムの実施については、管内の「親の学び」プログラムトレーナーが一緒に進行役をするなどサポートをしています。

 



御岳小学校訪問

 
 7月8日(水)、山都町立御岳小学校を訪問しました。学校教育目標「豊かな心と確かな学力をもち、たくましく生きる子どもの育成~ふるさとを愛し、心やさしい御岳っ子~」のもと、「学ぶ喜びのある御岳小学校」を合言葉に、少人数学級、複式学級における「豊かな心」「確かな学力」の向上に取り組まれていました。
 
授業では、「み(みんなでつかもう)課題設定」「た(ためしてみよう)自力解決」「け(けんとうしよう)共同解決」「こ(こんどはこうしよう)まとめ」の学習過程に沿った展開がなされ、分かる喜びを感じている児童の様子が見られました。


中島小学校訪問・七滝中央小学校訪問

(1) 中島小学校訪問

 
 6月29日(月)、山都町立中島小学校を訪問しました。
 
「子どもたちが幸せになれる土台を育む学校」を学校教育目標に掲げられ、1年生から6年生まで落ち着いた雰囲気の中で授業が行われていました。
 学力向上対策プランを策定され、教育活動実践の場ごとに具体的な取組が設定されていました。授業では、自分たちの考えを交流することを通して練り上げていました。


(2) 七滝中央小学校訪問

 6月30日(火)、御船町立七滝中央小学校を訪問しました。
 
「地域(ふるさと)を愛し、共に学び合い、自立する子どもの育成」を学校教育目標に掲げられ、学校・保護者・地域間の双方向性のある御船版コミュニティ・スクールの実践に取り組まれていました。
 
ふるさと・ともだち・かぞくと関わる力を大切にされ、豊かな関わりを通して、児童が安心できる雰囲気の中で学習が進められていました。





滝尾小学校訪問


 6月22日(月)、御船町立滝尾小学校を訪問しました。学校教育目標「豊かな心と確かな学力を身につけた心身ともに健やかな滝尾っ子の育成」のもと、「学校総体として協働する学校へ」を合言葉に、地域・家庭と一体となり教育に取り組まれていました。
 
すべての先生が、指導事項の明確化、発問・指示の明確化等「児童が輝く授業づくり」を意識されていました。