カテゴリ:各研修会等
令和6年度(2024年度) 上益城郡小・中学校キャリア教育研修会
10月10日(木)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。コミュニケーション力やキャリアプランニング能力など子供たちの社会的・職業的自立に向けて必要となる力を全ての教育活動を通して育てていくため、各 小・中学校のキャリア教育の担当者が参集しました。
研修担当からキャリア教育の現状について説明後、自校のキャリア教育計画の見直しやキャリア・パスポートの効果的な活用方法について演習や協議が行われました。
今回の研修では、ICT機器を多くの場面で活用しました。特に、班別協議では、タブレット等を使いながら意見交換をしたことで、より多くの参加者の意見を交流することができ、考えを深めるきっかけとなりました。さらに電子データで資料が共有されたことにより、ペーパーレス化にもつながりました。
今回の研修を生かし、これから各学校でキャリア教育の充実が図られることを期待します。
令和6年度(2024年度) 上益城郡学力向上研修会
10月7日(月)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。授業力向上のため、それぞれの学校でリーダー的役割を果たしている研究主任の先生方とともに、午後半日の研修を実施しました。
令和6年度全国学力・学習状況調査の管内の現状について説明後、熊本県教育庁教育政策課の松下指導主事から「主体的・対話的で深い学びを実現する効果的なICT活用について」と題した講話がありました。さらにその後、甲佐中学校の酒井教諭が教師の主体性を尊重した校内研修の工夫について実践発表をされました。研修の後半では、各校で校内研修の活性化のためにどうマネジメントしていくかについて協議がなされました。
今回の研修では、参加された先生方のインプット(情報収集)とアウトプット(意見発表)が頻繁に繰り返されていました。各学校で行われている毎日の授業づくりに重なるもので、今後の更なる授業改善が期待されます。
令和6年度(2024年度) 上益城地区社会人権教育研究集会
9月24日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、SNS時代における外国人の人権をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の吉田文男さんによる「来民開拓団の『真相』に学ぶ」と題した講演がありました。部落差別(同和問題)の歴史的な事実をもとに、「差別をなくすためにはどうすればよいか」と聴衆一人一人へ穏やかに訴えかける講演でした。
会場の1階ギャラリーには、これまで上益城郡人権教育連絡協議会で作成された啓発資料「あなたの人権、私の人権」が掲示され、休憩時間に観覧する参加者も見られました。
上益城郡学校人権教育研究会
令和6年8月22日(木)に上益城郡学校人権教育研究会が甲佐町生涯学習センター、甲佐小学校、甲佐中学校を会場に実施されました。部落差別(同和問題)をはじめ、あらゆる人権問題の解決に向け、管内の教育関係者等が終 日の研修を実施しました。
午前中は、「出逢いをつかむ~わたしを育ててくれた 子どもたち~」と題し、甲佐小学校非常勤講師の山下直子さんによる講演がありました。先生の豊かな教職経験に基づいた内容でした。「子どもたちが自分自身の人権意識を育ててくれた」という思いが詰まっていました。
午後は、13の分科会で、それぞれの研究の視点に沿ったレポート研修会が行われました。
2学期からの実践につながる有意義な研修会となりました。
上益城郡初任者研修(第2回)
令和6年8月6日(火)に上益城郡初任者研修(第2回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が全員集合し、終日の研修となりました。
研修内容は、「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「親の学びプログラム」「授業づくり」「これからの生徒指導の在り方」「2年目の先輩教師に学ぶ」でした。自らの1学期の実践と重ね合わせながら講話を聴いたり、班で協議をしたりと、意欲的に学んでいました。
今回の研修を受けて、2学期から新たな気持ちで子供たちの前に立つ先生方を、これからも応援していきます。
令和6年度上益城郡人権教育主任研修会
6月14日(金)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡人権教育主任研修会を実施しました。
研修1では、人権教育の推進について熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課による説明・演習を実施しました。研修2では、人権教育主任を中心とした人権教育の組織的な推進について協議を行いました。
協議では、具体的な授業場面が想定され、「授業者としては」「人権教育主任としては」というポイントで意見交換がなされました。
学校全体で人権教育に取り組む際の、推進役としての意識を高める研修となっていました。
上益城郡初任者研修(第1回)
6月6日(木)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が一堂に直接顔を合わせて行う、今年度初めての研修となりました。
終日の研修でしたが、「一つでも多くの事を学び取ろう」という思いで、先生方は熱心にメモを取りながら話を聞いておられました。
研修は、講話、協議、演習そして模擬授業の実施と盛りだくさんの内容でした。中でも、所長からの講話では、上益城管内各町のすばらしさ、同僚とのつながりの大切さ、教師の仕事の魅力などについて話がありました。児童生徒を指導するという責任を自覚したうえで、失敗を糧に挑戦をする意義について語られました。
第2回の研修は、8月6日に予定されています。各学校に戻り、挑戦を重ねて一歩ずつ成長した先生方と再会できることを、今から楽しみにしています。
特別支援教育管理職研修
5月10日(金)上益城総合庁舎において、特別支援教育管理職研修を実施しました。
熊本県教育委員会特別支援教育課、松岡参事からの講話をもとに、児童生徒にとって最適な学びの場と特性に応じた支援について研修を深めました。研修の後半には、協議の時間を設け、日常の教育活動において管理職として意識すべきことについて考えました。
今後、各学校での支援体制をさらに充実させていくために、学級担任の指導力向上や校内支援委員会での協議の充実に向け、組織的な取組が推進されることを期待します。
令和6年度上益城郡小・中学校教頭等研修会(第1回)
4月23日(火)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡小・中学校教頭等研修会を実施しました。
管内の小・中学校の教頭先生、主幹教諭の先生方を対象に研修を実施しました。笠所長、有田管理主事、西本指導課長からの講話をもとに、教頭や主幹教諭として、意識すべきこと、業務改善などについて考えました。また、研修の後半には、協議の時間を設け、今後の教育活動について先生方同士で話し合う時間がありました。
「学校をリードしていく立場として、職員の信頼を得るために大切なことを学ぶ機会となった」という感想がありました。各学校で今後の業務にいかされることを期待します。
令和6年度上益城郡臨時的任用教員研修会
4月22日(月)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡臨時的任用教員研修会を実施しました。
勤務経験年数が1年未満の先生方を対象に、実践的な授業力の向上を目的とし開催しました。管内から17名の先生方が参加し、午後半日の日程で実施しました。
主な内容は、教育公務員としての自覚、不祥事防止、児童・生徒指導についての講話や協議でした。さらに、授業づくりや特別支援教育についての説明も行いました。研修の最後には、グループに分かれ、教育実践上の課題について協議が行われました。
終了時刻間際まで、担当指導主事へ熱心に質問する先生方が、とても頼もしく感じられました。
上益城郡初任者研修(第3回)
令和6年2月5日(月)に上益城郡初任者研修(第3回)を上益城総合庁舎にて実施しました。1年間の教育活動の仕上げの時期に初任者が集合し、終日の研修となりました。
研修内容は、「授業研究会」「人権教育の推進」「実践発表」「初任者として1年間を振り返って」「先輩教師に学ぶ」でした。授業研究会では、自らの実践と重ね合わせながら、意欲的に研修に取り組む姿が見られました。
今回で上益城教育事務所主催の初任者研修が最後となりました。この1年間、真摯に学びを深めた先生方が、これからさらに活躍されることを期待します。
令和5年度上益城郡PTA連絡協議会研修会
1月13日(土)、御船中学校体育館で実施されました。
本研修会には、郡内各町から約200名の関係者が参加されました。健全なPTA活動を推進する目的で、講演が行われました。
子育てに関する話題については、アンガーマネジメントコンサルタントの池田福美さんが、「イライラに振り回されない自分になる」と題して講演をされました。
池田さんは、アンガーマネジメントのイメージを「心の避難訓練」「心の防災訓練」と表現されました。怒りについて学ぶことを通じて正しく理解し、対処できるように日々「トレーニング」を行うことが大事だと話されました。環境や状況によって誰でもイライラしてしまうものですが、怒りが生まれる原因を把握し、対処することで、より良い人間関係づくりができるという内容でした。
これからに生かすことができる学びの多い研修会となりました。
令和5年度上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会
11月28日(火)、上益城総合庁舎で上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会を実施しました。
管内から約30名の関係者が集まり、実践発表やグループ協議を通じて、地域と学校の連携・協働について研修を行いました。
益城中学校学校運営協議会の山内会長からは、地域の特色を生かした地域学校協働活動の実践事例が紹介されました。そして、菊池市中央公民館の吉川館長からは、菊池市の組織的で計画的な取組について、その経過や具体例が紹介されました。
グループ協議では、今年度各町で取り組まれたことや今後の志向について情報交換されました。各グループでは、参加された方々から熱い思いが語られ、管内や町内関係者のネットワークの大切さを再確認する交流会となりました。
令和5年度上益城郡幼・保等、小、中連携セミナー
9月19日(火)、令和5年度上益城郡幼・保等、小、中連携セミナーをJAかみましき益城支所で実施しました。
郡内の認定こども園や幼稚園、保育園、保育所、各小・中学校、各町の関係課職員が合同で研修することにより、子供の心と体の健康づくりについて考え、それぞれの地域に応じた連携の充実を図る目的で行いました。
架け橋期(5歳から小学校1年生までの2年間)の教育の充実に向けた行政説明や「子供の学びと育ちをつなぐ」をテーマにした演習、家庭へのアプローチと親同士をつなぐ「親の学び」プログラムの体験を行いました。参加者からは、「幼稚園・保育園から中学校までの関係者が他の町も含めて一堂に情報交換する機会はなかなかないので、とても良い機会になった。」という感想も聞かれました。様々な場所で子育てに関わる人たちにとって、貴重な情報交換の場となりました。
令和5年度特別支援学級等担当者指導力向上研修ステップ1
7月25日(火)、特別支援学級等担当者指導力向上研修ステップ1を上益城総合庁舎で実施しました。
この研修は、令和3年度から4年間で、全ての特別支援学級の担当者にステップ1~3まで研修を実施し、指導力の向上を目指しています。今回は、上益城総合庁舎で特別支援学校の先生方2名を講師に迎え研修を行いました。教育課程の編成、自立活動の計画・実施方法等、専門的な内容について、受講者は積極的に研修に参加し理解を深めることができました。「あらためて、特別支援学級の担任の役割と意義を見直すことができた。」「実際に自分が担任する子供のことを想定して演習を進めることができ、大変役立った。」といった感想が聞かれました。
令和5年度上益城地区地域学校協働活動推進員等研修
6月15日(木)、上益城地区地域学校協働活動推進員等研修を総合庁舎で実施しました。
今年度は地域学校協働活動推進員の方々に加え、各町教育委員会担当の方や小・中学校の地域連携担当の先生も参加され、人数制限は行わずに開催しました。
新型コロナウイルス感染症の法律上での位置づけが5類に移行したことに伴い、各学校では地域の方々との活動が再開されている現状も紹介されました。今回の研修テーマにも「再始動」を掲げておりましたが、参加の皆様により新たなスタートに向けた熱心な協議がなされました。
まとめでは、県社会教育課麻生主幹から「地域住民による学校支援の必要性」とともに「児童生徒による地域貢献の大切さ」について説明がありました。地域学校協働活動推進員の皆さんには、自信をもって実践を重ねてほしいというエールをいただきました。
今回の協議を受ける形で計画している11月の実践発表会が楽しみになる研修となりました。
令和5年度防災教育研修会(オンライン・リアルタイム型)
6月13日(火)、令和5年度に管外から転入された先生方を対象に、防災教育研修会をオンラインで実施しました。
研修1では、「熊本地震の教訓」と題して、元益城町立飯野小学校長の柴田敏博様の講話がありました。7年前の前震から本震の時の様子、学校再開に向けた当時の動き等を詳しく教えていただきました。
研修2では、「震災後、これからの心のケアについて」と題し、上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーが講話を行いました。カウンセリングを通して見えた児童生徒・保護者の様子や心のケアの大切さを伝えていただきました。
震災から7年が経過しましたが、まだ心のケアや特段の配慮が必要な児童生徒がいます。そのような児童生徒に寄り添える上益城の教職員でありたいと思います。
上益城郡初任者研修(第1回)
令和5年6月8日(木)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が今年度初めて直接顔を合わせて行う研修会となりました。
所長の講話及び挨拶から研修6までの終日の研修となりましたが、熱心にメモを取りながら話を聞く姿から教師としての使命感、向上心を感じたところです。
研修では、互いの意見等を出し合い、共有する場を設けることで、緊張していた表情から笑顔で初任者同士のコミュニケーションを図る姿が見られ、「横のつながり」ができていたようでした。
研修後の感想では、「今回学んだことを早速取り入れていきたい」「他の先生も頑張っているから、自分も頑張りたい」など、前向きな意見が多く書かれていました。
令和5年度上益城郡人権教育主任研修会
6月12日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡人権教育主任研修会を実施しました。
研修1では、熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課による説明・演習を実施しました。研修2では、人権教育主任を中心とした人権教育の組織的な推進に向けて協議を中心に考えました。参加者同士、どのように人権教育を進めていくかについて積極的に意見交換をしながら、協議を深めていました。
令和5年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会
5月1日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会を実施しました。
今年度の県の取組の方向や体育主任の役割等の説明の後、班別協議を行いました。中学校区ごとに各学校の体力の現状や課題を出し合い、体力向上に向けた学校総体としての取組について活発に話し合われました。小中連携を深めることができた研修会でした。
令和5年度上益城郡小・中学校教頭等研修会(第1回)
4月24日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡小・中学校教頭等研修会を実施しました。
管内の小・中学校の教頭先生、主幹教諭の先生方を対象に研修を実施しました。笠所長、荒川管理主事、日
上益城郡初任者研修(第3回)
2月2日(木)、上益城郡初任者研修(第3回)を実施しました。初任者にとっては、今年度最後となる校外研修でした。午前中は代表授業者の授業DVDを視聴し、授業研究会を行いました。授業の中の参考となる部分を学びとり、活発な協議がなされ、初任者の成長を伺うことができました。
午後の最後の研修では、初任2年目の2名の先生方から、初任者に対して貴重な講話をいただきました。参加した初任者も2年目に向けて意欲が向上した研修となりました。
令和4年度上益城PTA連絡協議会研修会
1月14日(土)、感染症対策を実施したうえで、嘉島町民会館ホールで実施されました。
本研修会には、郡内各町からPTA関係者が参加されました。PTAの役割や家庭での子育てについて、2名の方による講演が行われました。
初めに、熊本県PTA教育振興財団理事長の曽我邦彦さんが、豊富な地域や全国組織での活動経験をもとに、PTAの歴史・意義・今後の在り方等について熱く語られました。
次に、サポートクリエーターの松本ゆうこさんが、ご自身の子育ての経験を出発点に、数多くの心が温かくなる事例をもとに、家族が笑顔になる話をされました。
終了後のロビーには、「参加してよかった」という声と共に、笑顔があふれていました。3年ぶりに参集で開催され、今後のPTA活動や家庭教育に生かすことができる内容の多い研修会となりました。
令和4年度上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会
12月6日(火)、上益城地域振興局で実施しました。
本研修会には、管内の地域学校協働活動推進員、各町教育委員会関係者、管内小・中学校地域連携担当者及び関係者が参加し実践について協議を行いました。
「地域学校協働活動とコミュニティ・スクールの一体的な推進」について、益城町及び氷川町の実践発表を参考にし、参加者による熟議がなされました。町ごとの課題解決に向け、地域の伝統文化の継承など今後の具体的な取組について各町から積極的な発表がなされました。
令和4年度(2022年度)人権教育フォーラムinかみましき
10月17日(月)、嘉島町民会館で「人権尊重の精神に立った学校づくり」に向け、基本的認識を深めるとともに、人権教育を推進する資質や能力の向上を目的として管理職(教頭)を対象に行われました。
人権に関する法令認知の必要性、差別事象発生時の組織的な対応体制の確立、そして本県の14の人権の重要課題の中から14-㋑性的指向・性自認に関する人権について行政説明がなされました。さらに、5同和問題(部落差別)について講話を実施しました。参加者全員で、人権教育の組織的な推進の必要性を再確認しました。
第67回熊本県公民館大会・令和4年度熊本県社会教育研究大会合同大会in上益城(兼令和4年度上益城郡公民館連合会研修会・上益城郡社会教育委員連絡協議会大会)
10月14日(金)、参加人数制限等の十分な感染症対策を実施したうえで、嘉島町民会館ホール「アクア」を会場に開催されました。
大会テーマに「今こそチャンス!『つどい』『まなび』『むすぶ』で新しい未来へ」を掲げ、熊本県公民館連合会、熊本県社会教育委員連絡協議会及び上益城郡内5町で組織した実行委員会が主催し実施されました。
アトラクション「清和文楽人形芝居『寿式三番叟』」上演後の開会行事では、公民館活動等に貢献された個人・団体の表彰が行われました。その後、「避難所からのコミュニティー形成」と題し、益城町の吉村静代さんによる講演がありました。終了後も、会場で講演内容について語り合う様子が見られました。参加者にとって大変参考になる内容でした。
昼食後は、アトラクション「かしま太鼓演奏」があり、事例報告が行われました。御船町公民館木倉分館から「地域とともにある公民館~ふるさとに元気と笑顔を~」、一般社団法人パレット(甲佐町)から「甲佐町における地域づくりへの歩み」の2事例でした。
講演や発表を通じ、参加者が大会テーマである「つどい」「まなび」「むすぶ」という社会教育の役割を今後も実現していこうとする意識を再確認できる大会となりました。
令和4年度上益城郡小・中学校キャリア教育研修会
10月6日(木)、標記研修会がキャリア教育の推進における課題を解決するために実施されました。
管内から31名の先生方が参加し、具体的実践の充実に向け、演習や協議等の研修を行いました。
研修2では、研究主題を「ふるさとに誇りをもち、夢の実現に向けて努力する生徒の育成」とした、御船町立御船中学校の実践を聴き、研修3の協議「学校組織として、キャリア教育の視点をもって教育活動を推進していくために」へつなげることで、活発な意見交換が行われました。
幼・保等、小、中連携セミナー
9月29日(木)、JAかみましき益城支所で実施されました。
管内から58名の幼・保等、小、中学校の先生方と行政関係者が参加し、初めに小学校1年生のスタートカリキュラムについて協議しました。続いて、就学前の子供たちの事例をもとに、幼・保等小、中のつながりを実感できるような演習を行いました。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の共有を通して、「教育内容の接続」や「学びの連続性」について理解を深める研修となりました。
令和4年度(2022年度) 上益城地区社会人権教育研究集会
9月27日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
基本的な感染対策を徹底し、参加人数を制限したうえでの3年ぶりの開催でした。
当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、コロナ差別をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の鶴田憲平さんによる「同和問題(部落差別)を学び足し、学び直す。~焦眉の急を要するもの~」と題した講演がありました。教育現場や行政の立場での豊かな経験をもとにした話を聞くことができました。
差別のない明るい社会を実現するため、参加者が人権問題を自らの課題としてとらえ、より一層の啓発を進めていこうとする機運が高まる研究集会となりました。
上益城郡初任者研修(第2回)
8月22日(月)、新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し、研修内容の一部をオンライン形式に変更して実施しました。
初任の先生方は、この1学期の間、各赴任校で児童生徒と学校生活を送ってきたことで、第1回目の研修時と比べ自信を高めた姿が見られました。
研修内容は、「児童理解に基づく生徒指導」「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「道徳科の授業づくりの基礎・基本」「くまもと『親の学び』プログラム」「授業づくりについて」でした。盛りだくさんの内容でしたが、管内すべての初任の先生方が揃い、熱心に参加する姿が見られ頼もしく感じました。
実施後には、本日研修した内容を2学期からの実践に活かしたいという感想が数多く残されていました。
上益城郡防災教育研修会
6月17日(金)、本年度、上益城管外から転入された先生方や新規採用された臨時的任用の先生方を対象にした上益城郡防災教育研修会を行い、43名の先生が参加されました。
研修Ⅰでは、震災当時、益城中央小学校に勤務されていた益城町教育委員会生涯学習課社会教育指導員の松永陽一様に、「地域と学校とのつながりが防災・復興の力となる」というキーワードをもとに当時の様子等について講話を行っていただきました。
研修Ⅱでは、震災当時から、多くの児童生徒のカウンセリングを行っている上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーに、「熊本震災後、これからの心のケアについて」と題して、児童生徒の心のケアについて講話を行っていただきました。
上益城の被災状況や学校の取組等について理解し、児童生徒等の心のケアや配慮の必要性についても、改めて認識を深める機会となりました。
上益城郡初任者研修(第1回)
令和4年6月10日(金)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。昨年度はすべての研修がオンラインで実施となりましたが、本年度は初任者研修対象者29名全員が直接顔を合わせて実施できたことを、所員全員大変うれしく思っています。
所長のあいさつ及び講話では、「初任者に期待すること」と題して、不祥事を絶対に起こさないこと、教育的愛情と豊かな人権感覚をもって子供たちに接すること、一社会人としての謙虚さを持つこと、子供を含めたすべての人をリスペクトすることなどについて話があり、初任者を元気づける講話となりました。初任者は、教員としての使命感、向上心を改めて感じていました。
終日の研修ではありましたが、その研修のほとんどで、互いの意見を伝え合い、共有する場を設けることで、初任者同士のコミュニケーションが図られ、不安や悩みの解決の糸口になったようです。研修後の感想では、「次回の研修で、成長した姿を先生方に発表しあえるように頑張っていきたい」など、多くの前向きな意見が書かれていました。
上益城地区地域学校協働活動推進員等研修
6月7日(火)に上益城総合庁舎で、上益城地区地域学校協働活動推進員等研修を行いました。
郡内で地域と学校のために活動されている推進員の皆さんと行政担当者が集まり、地域のため児童生徒のためにできることについて、昨年度の反省をもとに意見交換をしました。
各町教育委員会が主体となり、地域性を生かした取組が計画されています。研修のまとめでは、県社会教育課統括アドバイザーから各町の意欲的な取組を評価していただき、「チーム」として取り組むことが大切であると助言をいただきました。年度末には、実践発表会が計画されています。今年の取組がスタートしました。
第2回上益城郡教務主任研修会
2月5日(木)、第2回上益城郡教務主任研修会を開催しました。
管内の全小・中学校32校から教務主任の先生方が集まり、学力向上対策を中心とした研修に取り組んでいただきました。
初めての取組であった、「仮想小・中学校の学力調査結果等に基づく学力向上対策の在り方」では、4人の班で課題の分析や解決に向けた方策について協議していただきました。どの班も、これまでの経験や知恵を出し合いながら協議を進めておられました。
参加された先生方は、「研修で得たものを各学校に持ち帰り活用したい」という意欲に溢れておられ、各校での学力向上対策が今後さらに進んでいくことを確信しました。
上益城地域教育・家庭教育実践交流会
11月27日(木)、上益城総合庁舎3階大会議室で、各学校の生涯学習担当者や地域教育コーディネーター、くまもと「親の学び」プログラムトレーナー等、学校・家庭・地域をつなぐ役割を担う方々に参加いただき、上益城地域教育・家庭教育実践交流会を開催しました。
本年度は、管内の各町から1校ずつ、滝尾小、津森小、龍野小、御岳小、嘉島東小の実践発表をしていただきました。各学校での地域教育力活用の取組と家庭教育力向上の取組ついての実践発表でしたが、それぞれの学校や地域の特徴を活かした素晴らしい発表内容でした。参加され方の中からも、それぞれの立場で意見が出され、今後の学校・家庭・地域の連携の在り方について、具体的な取組の方向性を共有できる交流会になりました。
熊本版コミュニティ・スクール上益城地区推進シンポジウム
11月20日(木)、嘉島町民会館で「地域と共に創る熊本版コミュニティ・スクール上益城地区推進シンポジウム」を開催しました。
本シンポジウムは、熊本版コミュニティ・スクールについての趣旨の理解を深め、その導入を進めるとともに、コミュニティ・スクールの一層の拡充を図り、地域に開かれた信頼される学校づくりを推進するために開催するものです。
はじめに、大分県教育センター所長の梶原敏明氏に「コミュニティ・スクールの推進~地域と共にある学校づくりを目指して~」という演題で講演いただきました。コミュニティ・スクール導入が推進されている経緯について、社会状況や学校・家庭・地域の関係の変化等を基に、ご自分の経験を加えながら詳しくご教示いただきました。
また、その後の実践発表では、益城中央小学校の梅田教諭から、熊本版コミュニティ・スクールの取組について発表がありました。
最後に、班別協議で各学校の状況等の情報交換を行いました。各班とも地域に開かれ信頼される学校づくりに向け、活発な意見交換が行われていました。
第3回郡初任者研修
8月7日(木)上益城教育事務所で、第3回郡初任者研修を実施しました。
本年度、本管内の小・中学校の初任の先生方は、全部で17名。前日まで、消防学校での宿泊研修を受けられていましたが、その疲れも見せず、全員元気に研修に参加されました。
今回の研修では、3グループに分かれて、1人20分ずつの模擬授業が行われました。それぞれが1学期の経験を生かして工夫した授業を行い、お互いによい刺激になったようです。
夏休みの研修で、更にパワーアップされた初任の先生方の2学期の取組に期待しています。
初任者研修(消防学校研修)
8月8日(木)・9日(金)の2日間にわたり、県立消防学校で初任者研修が実施されました。事故の未然防止や火災訓練等、危機管理について学びました。また、暑い中、集団訓練も半日行われました。管内の初任者24人すべてが充実した研修となりました。