上益城教育事務所では

カテゴリ:各研修会等

上益城郡防災教育研修会

 

 6月17日(金)、本年度、上益城管外から転入された先生方や新規採用された臨時的任用の先生方を対象にした上益城郡防災教育研修会を行い、43名の先生が参加されました。
 研修Ⅰでは、震災当時、益城中央小学校に勤務されていた益城町教育委員会生涯学習課社会教育指導員の松永陽一様に、「地域と学校とのつながりが防災・復興の力となる」というキーワードをもとに当時の様子等について講話を行っていただきました。
 研修Ⅱでは、震災当時から、多くの児童生徒のカウンセリングを行っている上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーに、「熊本震災後、これからの心のケアについて」と題して、児童生徒の心のケアについて講話を行っていただきました。
 上益城の被災状況や学校の取組等について理解し、児童生徒等の心のケアや配慮の必要性についても、改めて認識を深める機会となりました。

 

上益城郡初任者研修(第1回)

 令和4年6月10日(金)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。昨年度はすべての研修がオンラインで実施となりましたが、本年度は初任者研修対象者29名全員が直接顔を合わせて実施できたことを、所員全員大変うれしく思っています。

 所長のあいさつ及び講話では、「初任者に期待すること」と題して、不祥事を絶対に起こさないこと、教育的愛情と豊かな人権感覚をもって子供たちに接すること、一社会人としての謙虚さを持つこと、子供を含めたすべての人をリスペクトすることなどについて話があり、初任者を元気づける講話となりました。初任者は、教員としての使命感、向上心を改めて感じていました。
 終日の研修ではありましたが、その研修のほとんどで、互いの意見を伝え合い、共有する場を設けることで、初任者同士のコミュニケーションが図られ、不安や悩みの解決の糸口になったようです。研修後の感想では、「次回の研修で、成長した姿を先生方に発表しあえるように頑張っていきたい」など、多くの前向きな意見が書かれていました。

上益城地区地域学校協働活動推進員等研修

 

 6月7日(火)に上益城総合庁舎で、上益城地区地域学校協働活動推進員等研修を行いました。

 郡内で地域と学校のために活動されている推進員の皆さんと行政担当者が集まり、地域のため児童生徒のためにできることについて、昨年度の反省をもとに意見交換をしました。
 各町教育委員会が主体となり、地域性を生かした取組が計画されています。研修のまとめでは、県社会教育課統括アドバイザーから各町の意欲的な取組を評価していただき、「チーム」として取り組むことが大切であると助言をいただきました。年度末には、実践発表会が計画されています。今年の取組がスタートしました。

第2回上益城郡教務主任研修会


 2月5日(木)、第2回上益城郡教務主任研修会を開催しました。
 管内の全小・中学校32校から教務主任の先生方が集まり、学力向上対策を中心とした研修に取り組んでいただきました。
 初めての取組であった、「仮想小・中学校の学力調査結果等に基づく学力向上対策の在り方」では、4人の班で課題の分析や解決に向けた方策について協議していただきました。どの班も、これまでの経験や知恵を出し合いながら協議を進めておられました。
 参加された先生方は、「研修で得たものを各学校に持ち帰り活用したい」という意欲に溢れておられ、各校での学力向上対策が今後さらに進んでいくことを確信しました。

上益城地域教育・家庭教育実践交流会


 11月27日(木)、上益城総合庁舎3階大会議室で、各学校の生涯学習担当者や地域教育コーディネーター、くまもと「親の学び」プログラムトレーナー等、学校・家庭・地域をつなぐ役割を担う方々に参加いただき、上益城地域教育・家庭教育実践交流会を開催しました。
 本年度は、管内の各町から1校ずつ、滝尾小、津森小、龍野小、御岳小、嘉島東小の実践発表をしていただきました。各学校での地域教育力活用の取組と家庭教育力向上の取組ついての実践発表でしたが、それぞれの学校や地域の特徴を活かした素晴らしい発表内容でした。参加され方の中からも、それぞれの立場で意見が出され、今後の学校・家庭・地域の連携の在り方について、具体的な取組の方向性を共有できる交流会になりました。

熊本版コミュニティ・スクール上益城地区推進シンポジウム


 11月20日(木)、嘉島町民会館で「地域と共に創る熊本版コミュニティ・スクール上益城地区推進シンポジウム」を開催しました。
 本シンポジウムは、熊本版コミュニティ・スクールについての趣旨の理解を深め、その導入を進めるとともに、コミュニティ・スクールの一層の拡充を図り、地域に開かれた信頼される学校づくりを推進するために開催するものです。
 はじめに、大分県教育センター所長の梶原敏明氏に「コミュニティ・スクールの推進~地域と共にある学校づくりを目指して~」という演題で講演いただきました。コミュニティ・スクール導入が推進されている経緯について、社会状況や学校・家庭・地域の関係の変化等を基に、ご自分の経験を加えながら詳しくご教示いただきました。
 また、その後の実践発表では、益城中央小学校の梅田教諭から、熊本版コミュニティ・スクールの取組について発表がありました。
 最後に、班別協議で各学校の状況等の情報交換を行いました。各班とも地域に開かれ信頼される学校づくりに向け、活発な意見交換が行われていました。

第3回郡初任者研修


 8月7日(木)上益城教育事務所で、第3回郡初任者研修を実施しました。
 本年度、本管内の小・中学校の初任の先生方は、全部で17名。前日まで、消防学校での宿泊研修を受けられていましたが、その疲れも見せず、全員元気に研修に参加されました。
 今回の研修では、3グループに分かれて、1人20分ずつの模擬授業が行われました。それぞれが1学期の経験を生かして工夫した授業を行い、お互いによい刺激になったようです。
 夏休みの研修で、更にパワーアップされた初任の先生方の2学期の取組に期待しています。

初任者研修(消防学校研修)


 8月8日(木)・9日(金)の2日間にわたり、県立消防学校で初任者研修が実施されました。事故の未然防止や火災訓練等、危機管理について学びました。また、暑い中、集団訓練も半日行われました。管内の初任者24人すべてが充実した研修となりました。