上益城教育事務所では

カテゴリ:各研修会等

令和6年度(2024年度) 上益城郡小・中学校キャリア教育研修会

 10月10日(木)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。コミュニケーション力やキャリアプランニング能力など子供たちの社会的・職業的自立に向けて必要となる力を全ての教育活動を通して育てていくため、各 小・中学校のキャリア教育の担当者が参集しました。
 研修担当からキャリア教育の現状について説明後、自校のキャリア教育計画の見直しやキャリア・パスポートの効果的な活用方法について演習や協議が行われました。
 今回の研修では、ICT機器を多くの場面で活用しました。特に、班別協議では、タブレット等を使いながら意見交換をしたことで、より多くの参加者の意見を交流することができ、考えを深めるきっかけとなりました。さらに電子データで資料が共有されたことにより、ペーパーレス化にもつながりました。
 今回の研修を生かし、これから各学校でキャリア教育の充実が図られることを期待します。

 

令和6年度(2024年度) 上益城郡学力向上研修会

 10月7日(月)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。授業力向上のため、それぞれの学校でリーダー的役割を果たしている研究主任の先生方とともに、午後半日の研修を実施しました。
 令和6年度全国学力・学習状況調査の管内の現状について説明後、熊本県教育庁教育政策課の松下指導主事から「主体的・対話的で深い学びを実現する効果的なICT活用について」と題した講話がありました。さらにその後、甲佐中学校の酒井教諭が教師の主体性を尊重した校内研修の工夫について実践発表をされました。研修の後半では、各校で校内研修の活性化のためにどうマネジメントしていくかについて協議がなされました。
 今回の研修では、参加された先生方のインプット(情報収集)とアウトプット(意見発表)が頻繁に繰り返されていました。各学校で行われている毎日の授業づくりに重なるもので、今後の更なる授業改善が期待されます。

 

令和6年度(2024年度) 上益城地区社会人権教育研究集会

 9月24日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
 当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、SNS時代における外国人の人権をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の吉田文男さんによる「来民開拓団の『真相』に学ぶ」と題した講演がありました。部落差別(同和問題)の歴史的な事実をもとに、「差別をなくすためにはどうすればよいか」と聴衆一人一人へ穏やかに訴えかける講演でした。
 会場の1階ギャラリーには、これまで上益城郡人権教育連絡協議会で作成された啓発資料「あなたの人権、私の人権」が掲示され、休憩時間に観覧する参加者も見られました。

上益城郡学校人権教育研究会

 令和6年8月22日(木)に上益城郡学校人権教育研究会が甲佐町生涯学習センター、甲佐小学校、甲佐中学校を会場に実施されました。部落差別(同和問題)をはじめ、あらゆる人権問題の解決に向け、管内の教育関係者等が終 日の研修を実施しました。
 午前中は、「出逢いをつかむ~わたしを育ててくれた 子どもたち~」と題し、甲佐小学校非常勤講師の山下直子さんによる講演がありました。先生の豊かな教職経験に基づいた内容でした。「子どもたちが自分自身の人権意識を育ててくれた」という思いが詰まっていました。
 午後は、13の分科会で、それぞれの研究の視点に沿ったレポート研修会が行われました。
 2学期からの実践につながる有意義な研修会となりました。

上益城郡初任者研修(第2回)

 令和6年8月6日(火)に上益城郡初任者研修(第2回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が全員集合し、終日の研修となりました。
 研修内容は、「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「親の学びプログラム」「授業づくり」「これからの生徒指導の在り方」「2年目の先輩教師に学ぶ」でした。自らの1学期の実践と重ね合わせながら講話を聴いたり、班で協議をしたりと、意欲的に学んでいました。
 今回の研修を受けて、2学期から新たな気持ちで子供たちの前に立つ先生方を、これからも応援していきます。