上益城教育事務所では

カテゴリ:各研修会等

令和4年度(2022年度) 上益城地区社会人権教育研究集会

 9月27日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
 基本的な感染対策を徹底し、参加人数を制限したうえでの3年ぶりの開催でした。
 当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、コロナ差別をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の鶴田憲平さんによる「同和問題(部落差別)を学び足し、学び直す。~焦眉の急を要するもの~」と題した講演がありました。教育現場や行政の立場での豊かな経験をもとにした話を聞くことができました。
 差別のない明るい社会を実現するため、参加者が人権問題を自らの課題としてとらえ、より一層の啓発を進めていこうとする機運が高まる研究集会となりました。

上益城郡初任者研修(第2回)

 8月22日(月)、新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し、研修内容の一部をオンライン形式に変更して実施しました。
 初任の先生方は、この1学期の間、各赴任校で児童生徒と学校生活を送ってきたことで、第1回目の研修時と比べ自信を高めた姿が見られました。
 研修内容は、「児童理解に基づく生徒指導」「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「道徳科の授業づくりの基礎・基本」「くまもと『親の学び』プログラム」「授業づくりについて」でした。盛りだくさんの内容でしたが、管内すべての初任の先生方が揃い、熱心に参加する姿が見られ頼もしく感じました。
 実施後には、本日研修した内容を2学期からの実践に活かしたいという感想が数多く残されていました。

上益城郡防災教育研修会

 

 6月17日(金)、本年度、上益城管外から転入された先生方や新規採用された臨時的任用の先生方を対象にした上益城郡防災教育研修会を行い、43名の先生が参加されました。
 研修Ⅰでは、震災当時、益城中央小学校に勤務されていた益城町教育委員会生涯学習課社会教育指導員の松永陽一様に、「地域と学校とのつながりが防災・復興の力となる」というキーワードをもとに当時の様子等について講話を行っていただきました。
 研修Ⅱでは、震災当時から、多くの児童生徒のカウンセリングを行っている上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーに、「熊本震災後、これからの心のケアについて」と題して、児童生徒の心のケアについて講話を行っていただきました。
 上益城の被災状況や学校の取組等について理解し、児童生徒等の心のケアや配慮の必要性についても、改めて認識を深める機会となりました。

 

上益城郡初任者研修(第1回)

 令和4年6月10日(金)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。昨年度はすべての研修がオンラインで実施となりましたが、本年度は初任者研修対象者29名全員が直接顔を合わせて実施できたことを、所員全員大変うれしく思っています。

 所長のあいさつ及び講話では、「初任者に期待すること」と題して、不祥事を絶対に起こさないこと、教育的愛情と豊かな人権感覚をもって子供たちに接すること、一社会人としての謙虚さを持つこと、子供を含めたすべての人をリスペクトすることなどについて話があり、初任者を元気づける講話となりました。初任者は、教員としての使命感、向上心を改めて感じていました。
 終日の研修ではありましたが、その研修のほとんどで、互いの意見を伝え合い、共有する場を設けることで、初任者同士のコミュニケーションが図られ、不安や悩みの解決の糸口になったようです。研修後の感想では、「次回の研修で、成長した姿を先生方に発表しあえるように頑張っていきたい」など、多くの前向きな意見が書かれていました。

上益城地区地域学校協働活動推進員等研修

 

 6月7日(火)に上益城総合庁舎で、上益城地区地域学校協働活動推進員等研修を行いました。

 郡内で地域と学校のために活動されている推進員の皆さんと行政担当者が集まり、地域のため児童生徒のためにできることについて、昨年度の反省をもとに意見交換をしました。
 各町教育委員会が主体となり、地域性を生かした取組が計画されています。研修のまとめでは、県社会教育課統括アドバイザーから各町の意欲的な取組を評価していただき、「チーム」として取り組むことが大切であると助言をいただきました。年度末には、実践発表会が計画されています。今年の取組がスタートしました。