上益城教育事務所では

発信情報

龍野小学校訪問


 10月27日(木)、甲佐町立龍野小学校を訪問しました。 
 主体的に考えを表現し、互いに高め合う児童の育成」を研究テーマに掲げ、基礎・基本の定着を図りながら、自分の考えを伝え合う過程を大切にした学習を進めておられました。
 
たっぴータイム(業間活動)、たっぴーシート(自分の考えをまとめるシート)など、学校独自のキャラクター「たっぴー」を用いた様々な手立てがなされ、児童も意欲的に学習に取り組んでいました。

道徳教育指導力向上研修会


 9月16日、甲佐小学校において、道徳教育指導力向上研修会を行いました。 
 
本研修は、「学習指導要領の一部改正を踏まえ、道徳教育の抜本的改善・充実の方向性等を周知するとともに、道徳に係る指導内容・方法等の改善に関する研修を行うことにより、本県の小中学校等における道徳教育の指導力の向上及び『特別の教科 道徳』の趣旨・内容を踏まえた授業の充実を図る。」ことを目的として実施しました。 
 
管内全小・中学校から参加いただき、「特別の教科 道徳」の実施に向けて行政説明、ブロック別指導者研修報告、演習(中心発問づくり)を行いました。
 
今回の研修を生かし、児童生徒一人一人が自分の問題として捉え「考える道徳」、「議論する道徳」へ転換されるとともに、各学校で「特別の教科 道徳」(道徳科)リーフレットの5つの提言に積極的に取り組まれることも期待しております。


  【参考:「特別の教科 道徳」(道徳科)リーフレット 】



提言1(道徳科の授業)

児童生徒が、自己を見つめ、自己の生き方や人間としての生き方につ 
いての考えを深めるために、多様な指導方法を活用しましょう

提言2(道徳科の評価)
児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し、指導に生かすことができる評価活動に努めましょう
 

提言3(道徳科における指導体制)

  校長や教頭、他職員との協力的な指導などについて工夫し、道徳教 
育推進教師を中心とした指導体制の充実を図りましょう 


提言4(新たな内容項目への対応)

「熊本の心」や「私たちの道徳」等を活用して、新たな内容項目に関連
する教材を年間指導計画に位置付け、指導展開を工夫しましょう


提言5(道徳科における家庭・地域との連携)

「熊本の心」を活用した道徳科の授業を地域や保護者に公開したり、道
徳科の授業に家庭や地域の人々の参加や協力を得たりするなど、家庭や地域との連携を図りましょう


蘇陽南小学校訪問


 10月12日(水)、山都町立蘇陽南小学校を訪問しました。
 「自分の考えをいききと表現できる児童の育成」を研究テーマに掲げ、基礎・基本の定着を図りながら、課題の解決方法やその根拠を表現させる学習が進められていました。
 また、電子黒板やタブレットなどのICT機器の活用や熊本版コミュニティ・スクールの設置による地域の教育力の活用など、児童はよりよい学習環境の中で落ち着いて学習に取り組んでいました。

上益城郡研究主任研修会

 
 9月12日(月)、上益城郡研究主任研修会を甲佐中学校で行いました。

   管内の全小・中学校32校から研究主任の先生方が参加し、「学力向上に向けた学校総体としての取組」、「学力向上を図る校内研究の在り方」の2本の柱で研修を行いました。 
 
学力向上に向けて「なぜ、『めあて』と『まとめ』を明記するのか?」、「共通実践事項を徹底するための方策」等について、研究主任としての取組の話し合いが行われました。

  協議では、実践発表や他校の取組、課題を参考にされ、自校の学力向上に向けた今後の取組について、活発な話し合いが行われました。

   参加された先生方からは、「今回の研修を共通理解・共通実践へつなぎます。」「みんなで考える場、納得する場を設けることが共通実践をすすめる上で大切だということを再確認できました。」「短期間で取り組める“ネクストワン”を考え、動き出したいと思いました。」等の意欲的な感想がありました。
 
研究主任の先生方を中心として、学校総体として学力向上対策が更に進んでいくことを確信しました。


 

 

矢部中学校訪問


 9月14日、山都町立矢部中学校を訪問しました。
 熊本地震から5か月、校舎等に若干の被害があるものの、概ねその影響を感じさせない整った教育環境の下、どの学級も落ち着いた雰囲気で学習が進められていました。
 「確かな学力を育成する学びのUD化」を研究テーマに掲げ、電子黒板を活用した授業やTT指導、少人数指導など、生徒一人一人に目を向けた学習指導が行われていました。

地域未来塾の実施


     御船中学校地域未来塾               甲佐町未来塾

 上益城管内では、土曜日や長期休業日等を活用して地域未来塾が、御船中学校や甲佐中学校などで行われています。
 地域未来塾は、退職された先生や学習塾関係者をはじめ、様々な地域人材を活用して学習支援を行うもので、それぞれの町で工夫した取組が行われています。
 通常の学校での授業とは違う雰囲気の中、中学3年生は受験に向けて真剣な面持ちで取り組み、他の学年もそれぞれの課題克服に真摯に取り組んでいました。

益城中央小学校放課後子供教室


 益城中央小学校では、本年度から放課後子供教室が開かれています。
 8月31日(水)の教室は、「スナックスクール」と題して、カルビー株式会社の方が、おやつの正しい食べ方についてお話をされました。
 いつも食べているポテトチップスの量と適切な量を比べたり、クイズに答えたりと、参加した児童は楽しく活動していました。

上益城郡初任者研修(第2回)

 8月2日(火)、上益城郡初任者研修を御船高校セミナーハウスで行いました。平成28年度の管内初任者は24名(教諭21名(中学校3名・小学校18名)、養護教諭2名、事務職員1名)で、今回は教諭20名(他県現職除く)の研修を行いました。

本研修は、年間5回実施し、実践的指導力と使命感を養うとともに、幅広い知見を得させることを目的としています。研修では、「学級活動の在り方」「初任者研修を生かした2年目の実践」「保護者理解と家庭の教育力の向上」「人権教育の推進」「生徒指導の在り方」「道徳の授業の進め方」について、講話、演習及び協議を行いました。

講話での真剣な眼差し、協議でのお互いの考えやこれまでの経験を出し合う場面等意欲的な様子が見られ、今回の研修を2学期からの実践に生かそうとする姿勢が感じられました。「育成の上益城」として、初任者の先生方の更なる成長・活躍を期待します。

〈感想の一部〉

・担任として初めて児童たちの前に立った時の気持ち、震災後再び集まり、学校が再開した時に子どもたちの前に立った時の気持ちを一生忘れず、日々の教育活動に取り組んでいきたい。
・生徒の立場や保護者の願いをしっかり考えて、指導していきたい。また、一人で
対応するのではなく、組織として対応していきたい。

・(教職2年目の先生の実践発表を聞いて)

 自分自身が元気をもらいました。1年後、私自身が笑顔で、自分のクラスのこと、子どもたちのことを振り返っていけるよう、今を大切に頑張っていこうと思いました。
・「トライ・アンド・エラー」とても勇気の出る言葉をありがとうございます。

・生徒指導や学級活動、人権教育、道徳、保護者との関わり方などまだまだ未熟な部分がたくさんあり、失敗もたくさんすると思いますが、先輩の先生方に積極的に指導を仰ぎながら、少しずつ進歩していきたいと思います。

・子どもたちが自分の学級に居場所を感じ、この学級をよりよくしたいと思えるような取組みを充実させていきたい。そのために、いろいろな先生方に相談しながらめていきたい。

・教師として人として大変尊敬できる先生と共に歩んでいけることを嬉しく思っています。

 

 

 


災害復興支援長期派遣者辞令交付式・復興支援加配に係る兼職辞令交付式


 7月1日(金)に、災害復興支援長期派遣者辞令交付式を御船高校セミナーハウスで行いました。10道県(北海道・長野県・宮城県・岐阜県・埼玉県・千葉県・愛媛県・佐賀県・鹿児島県・宮崎県)から、管内15の小・中学校に派遣されました。
 
また、6月1日(水)には、県内5名の先生方に兼職辞令の交付式が行われており、管内児童・生徒の学習面や生活面で支援活動をされています。 
 管内には、今回の地震の影響で物的被害や心的被害に会ったり、避難所生活が続いていたりする児童・生徒もいます。すぐに日常生活に戻すことは難しいかも知れませんが、お互いに協力し合って10年後の子どもたちのために、活動していきましょう

上益城教育事務所ホームページについて

上益城教育事務所ホームページでは、「学力向上」、「コミュ二ティ・スクール」、「幼・保等、小、中連携」等について、学校で活用できるようリンクを貼っています。
 ゆうチャレンジ過去問題、全国学力・学習状況調査過去問題、ICT活用、熊本版コミュニティ・スクール、スタートカリキュラム スタートブック等を掲載していますので、校内研修等での御活用をお願いします。