上益城教育事務所では

発信情報

令和6年度上益城教育事務所管内辞令交付式

 4月1日(月)、上益城郡教育委員会連絡協議会会長及び各町教育委員会教育長の皆様を来賓としてお迎えし、上益城総合庁舎において、令和6年度管内辞令交付式を実施しました。交付対象者を代表し、新任校長に笠所長が辞令を手渡しました。次に、上益城郡教育委員会連絡協議会会長の徳島様から祝辞をいただきました。
 転入者を代表して甲佐町立甲佐中学校の大塚校長から挨拶があり、学校・家庭・地域・子供・行政の五者が連携した教育活動を推進していきたいという熱い思いが伝わりました。
 本日辞令を受けられた管内136名の先生方には、上益城の子供たちのご指導をどうぞよろしくお願いします。

令和4・5年度学校体育・健康教育研究推進校に係る感謝状の贈呈

 3月11日(月)、嘉島町立嘉島東小学校で、健康教育の研究推進に対して感謝状が贈呈されました。
 嘉島東小学校は、令和4年度から2年間にわたり、学校給食・食育研究推進校として研究実践を重ね、優れた成果を挙げられました。研究主題を「主体的に健全な食生活を創ろうとする東っ子の育成~食に関する指導の工夫及び学びの実践化の取組を通して~」と設定し、その成果は、令和5年11月17日(金)に実施された研究発表会で公開されました。 
 食を取り巻く社会環境が変化している今日、児童が地元の食材である「大豆」などに関心をもち、自らよりよい食生活を実践していくことの大切さを示す取組となりました。

熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)「オンライン生」募集のお知らせ

 県民全ての「学びたい」に応えるため、熊本県教育委員会では令和6年(2024年)4月に熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)を開校します。
 所在地である熊本市から遠方にお住まいの方や、様々な事情により通いたいけど通えない方々の思いに応えるために、「オンライン生」として募集することとしました。チラシを添付しておりますので、ご覧ください。
 ぜひ、周りの方にもお知らせください。

チラシ_misc.pdf

来年度の新入学児童に対する交通安全用品の贈呈

 2月15日(木)、熊本県トラック協会から令和6年度新入学児童に対する交通安全用品の贈呈がありました。
 この取組は、新入学児童の事故防止を目的として交通安全用品が製作、配布されるもので、今年度で15回目となります。4月に入学する児童全員に、反射キーホルダーと連絡袋(A4メッシュケース)が送られる予定です。関係の皆様には心よりお礼申し上げます。
 すべての児童生徒が安全に登下校できますよう、歩行者に配慮した運転や地域での交通指導等、皆様のご協力をよろしくお願いします。

上益城郡初任者研修(第3回)

 令和6年2月5日(月)に上益城郡初任者研修(第3回)を上益城総合庁舎にて実施しました。1年間の教育活動の仕上げの時期に初任者が集合し、終日の研修となりました。
 研修内容は、「授業研究会」「人権教育の推進」「実践発表」「初任者として1年間を振り返って」「先輩教師に学ぶ」でした。授業研究会では、自らの実践と重ね合わせながら、意欲的に研修に取り組む姿が見られました。
 今回で上益城教育事務所主催の初任者研修が最後となりました。この1年間、真摯に学びを深めた先生方が、これからさらに活躍されることを期待します。

令和5年度上益城郡PTA連絡協議会研修会

 1月13日(土)、御船中学校体育館で実施されました。
 本研修会には、郡内各町から約200名の関係者が参加されました。健全なPTA活動を推進する目的で、講演が行われました。
 子育てに関する話題については、アンガーマネジメントコンサルタントの池田福美さんが、「イライラに振り回されない自分になる」と題して講演をされました。
 池田さんは、アンガーマネジメントのイメージを「心の避難訓練」「心の防災訓練」と表現されました。怒りについて学ぶことを通じて正しく理解し、対処できるように日々「トレーニング」を行うことが大事だと話されました。環境や状況によって誰でもイライラしてしまうものですが、怒りが生まれる原因を把握し、対処することで、より良い人間関係づくりができるという内容でした。
 これからに生かすことができる学びの多い研修会となりました。

熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)体験授業会開催のお知らせ

 皆さんの周りに、中学校での学び直しを希望される方はいらっしゃいませんか。
 添付しておりますチラシのとおり、令和6年4月に開校する熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)の体験授業会を開催します。
 令和6年1月22日(月)と23日(火)の午後6時から午後8時まで、熊本県立湧心館高等学校で開催します。両日ともにオンラインでの参加もできます。
 入学希望の方をはじめ、興味のある方など、どなたでも参加できます。参加費は無料です。ご希望の方はチラシを参考にして申し込みください。お待ちしております。
 ぜひ、周りの方にもお知らせください。

体験入学チラシ_表面.pdf

体験入学チラシ_裏面.pdf

令和5年度(2023年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰及び令和5年度(2023年度)体力向上優良校表彰

 12月5日(火)、令和5年度(2023年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰及び令和5年度(2023年度)体力向上優良校表彰が上益城総合庁舎で行われました。
 熊本県教育功労(優秀教職員)表彰は、日頃の教育活動において、顕著な成果をあげられた教職員を表彰するものです。また体力向上優良校表彰は、体力づくりに学校総体として積極的に取り組み、成果を収めている学校を表彰するものです。
 被表彰者及び被表彰校は以下のとおりです。誠におめでとうございます。 

 令和5年度(2023年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰
【マスター部門】
 嘉島町立嘉島西小学校 教諭 上村 聡
  人権教育に根差した学級経営及び人材育成について表彰されました。
【フレッシュ・キャリア部門】  
 御船町立御船小学校 教諭 酒井 優子
  英語科を中心とした優れた指導力について表彰されました。
 山都町立矢部小学校 教諭 三嶋 剛正
  特別支援教育を中心とした優れた指導力について表彰されました。
 益城町立益城中学校 教諭 武田 雅裕
  生徒指導と学習指導で範を示す教育実践について表彰されました。

 令和5年度(2023年度)体力向上優良校表彰
 御船町立七滝中央小学校、甲佐町立甲佐小学校、甲佐町立龍野小学校、山都町立矢部小学校、甲佐町立甲佐中学校

令和5年度上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会

 11月28日(火)、上益城総合庁舎で上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会を実施しました。
 管内から約30名の関係者が集まり、実践発表やグループ協議を通じて、地域と学校の連携・協働について研修を行いました。
 益城中学校学校運営協議会の山内会長からは、地域の特色を生かした地域学校協働活動の実践事例が紹介されました。そして、菊池市中央公民館の吉川館長からは、菊池市の組織的で計画的な取組について、その経過や具体例が紹介されました。
 グループ協議では、今年度各町で取り組まれたことや今後の志向について情報交換されました。各グループでは、参加された方々から熱い思いが語られ、管内や町内関係者のネットワークの大切さを再確認する交流会となりました。

くまもと「親の学び」講座次世代編の実施

 11月20日(月)、御船中学校でくまもと「親の学び」講座次世代編を実施しました。
 当日は1年生を対象に、「親としてスマホの使い方について考えよう。」というテーマでプログラムを実施しました。中学生もいずれは大人になります。親の立場になって、スマホの使い方についてルールを決めることの大切さを考え合いました。自分自身と重ねながら、意欲的に授業に参加していた生徒たちの姿が印象的でした。
 基本的生活習慣を重視している御船中学校では、学校を挙げて「早寝早起き朝ごはん」運動に取り組まれています。今後の更なる活動の充実が期待されます。

10月学校・幼稚園訪問の紹介④

 10月27日(金)、御船町立小坂小学校を訪問しました。
 「気付き、考え、行動する『優しい』小坂っ子の育成」という学校教育目標の実現に向け、先生方が共通実践を大切にされている学校の様子を参観することができました。
 小坂小では、教育課程特例校として英語科を中心に研修が進められています。英語に親しみながら互いの考えや気持ちを伝え合うコミュニケーション能力の育成を目指されています。日常生活でも英語を使おうとする児童もいるとのことです。

10月学校・幼稚園訪問の紹介③

 10月23日(月)、益城町立益城幼稚園を訪問しました。
 「健康でたくましく心豊かな子供」の育成を目指し、一人一人の園児の様子を把握し、丁寧な関わりを大切にされた取組を参観しました。
 園舎内には秋の季節を感じることができる掲示物等が飾られており、園児が伸び伸びと活動する姿を見ることができました。写真のとおり登園降園の確認にICT機器が導入されており、子供の安全を第一に考えた環境整備が進められていました。

10月学校・幼稚園訪問の紹介②

 10月16日(月)、益城町立益城中央小学校を訪問しました。
 「優しさにあふれ、学びの声が響き合う学校」という学校目標の実現に向け、全職員の力を結集した取組を参観しました。
 校舎内外の清掃はもちろんのこと、掲示物等きちんと整えられた教育環境のもとで、児童が生き生きと自分の考えを発表する姿を見ることができました。学校運営協議会をもとに、地域の教育資源を活用した「地域とともにある学校づくり」が推進されていました。

10月学校・幼稚園訪問の紹介①

 

 10月11日(水)、山都町立中島小学校を訪問しました。

 「人と地域を愛し、夢実現のために主体的に取り組む中島っ子の育成~自信・勇気・チャレンジ~」という学校目標の実現に向け、全職員が一丸となった取組を参観できました。
 複式学級での授業を「よさ」としてとらえ、単元デザインの工夫をはじめとした児童が主体となった授業づくりに取り組まれていました。「熊本の学び」の更なる充実が期待されます。

熊本県家庭教育支援功労者表彰

 10月25日(水)、熊本県庁地下大会議室で熊本県家庭教育支援功労者及び優良団体表彰式が行われ、柴田恒美様(NPО法人 子育て談話室 理事長)が熊本県家庭教育支援功労者として表彰されました。
 柴田様は、保護者や子育て支援者への相談活動や、子育てを核としたまちづくりのために様々な事業を継続して実施されています。また、くまもと「親の学び」プログラム作成検討委員・トレーナーを務められ、家庭教育支援にご尽力されています。
 今後のますますのご活躍を祈念申し上げます。

9月 学校訪問の紹介③

 9月27日(水)に山都町立清和小学校を訪問しました。
 「いのち輝く清和っ子の育成~笑顔・花・「ありがとう」がいっぱいの清和小~」という学校教育目標を掲げ、どの学級でも落ち着いた雰囲気で授業が進められていました。読書経験が豊かな児童の割合が高く、伝統的に継続されている読み聞かせ活動など、学校・家庭・地域が一体となった教育活動が推進されています。

9月 学校訪問の紹介②

 9月20日(水)に益城町立益城中学校を訪問しました。
 「自ら学び 自他を大切にして 共に未来を創造する 生徒の育成」という学校教育目標の実現に向け、日頃から益城町全体で取り組んでいる「たのしく、ためになり、ためしてみたくなる サンタの学習指導過程」を意識した授業を目指しておられます。新しい校舎のもと、ICTを活用しながら子供たちは生き生きと授業に臨んでいました。

9月 学校訪問の紹介①

 9月11日(月)に甲佐町立白旗小学校を訪問しました。

 「ふるさとを愛し、夢に向かって、主体的に学び続ける児童の育成」という学校教育目標の実現に向け、先生方が一つのチームとして共通実践を大切にされていました。その一例として、全学級で児童がタブレットを学習用具の一つとして活用していました。校舎内外に児童の気持ちのよい挨拶の声が響いていました。

6、7月学校訪問の紹介②

 7月10日(月)に御船町立七滝中央小学校を訪問しました。
 「ふるさとに笑顔・元気・感謝を伝える七滝中央っ子」という学校教育目標のもと、地域とともにある学校(コミュニティ・スクール)を特色とした学校の様子を参観することができました。
 児童が自分の考えを伝え合い、学び合う授業づくりに取り組んでおられました。静かで落ち着いた環境の中で、教室のあちこちから、子供たちの「分かった」「できた」という声が響いていました。

6、7月学校訪問の紹介①

 

 

 6月30日(金)に山都町立蘇陽中学校を訪問しました。

 「ふるさとを誇り、夢の実現を目指す児童生徒の育成 チャレンジが夢実現への第一歩」という蘇陽中学校区小中学校で統一した学校教育目標を掲げ、生徒一人一人を大切にした取組がなされていました。
 小規模校のよさを生かし、生徒個人の学力をさらに分析し、校内研修を通じて授業改善をしていこうという先生方の意欲が感じられました。

令和5年度上益城郡幼・保等、小、中連携セミナー

 9月19日(火)、令和5年度上益城郡幼・保等、小、中連携セミナーをJAかみましき益城支所で実施しました。
 郡内の認定こども園や幼稚園、保育園、保育所、各小・中学校、各町の関係課職員が合同で研修することにより、子供の心と体の健康づくりについて考え、それぞれの地域に応じた連携の充実を図る目的で行いました。
 架け橋期(5歳から小学校1年生までの2年間)の教育の充実に向けた行政説明や「子供の学びと育ちをつなぐ」をテーマにした演習、家庭へのアプローチと親同士をつなぐ「親の学び」プログラムの体験を行いました。参加者からは、「幼稚園・保育園から中学校までの関係者が他の町も含めて一堂に情報交換する機会はなかなかないので、とても良い機会になった。」という感想も聞かれました。様々な場所で子育てに関わる人たちにとって、貴重な情報交換の場となりました。

県立ゆうあい中学校(夜間中学)生徒募集

 熊本県教育委員会では、多様なニーズに応じた誰一人取り残さない学びを保障するために、熊本市教育委員会と連携し、令和6年(2024年)4月に熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)を開校します。
 夜間中学は、義務教育を終えないまま学齢期を経過した方や様々な理由により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方等のための学校です。
 生徒募集チラシ.pdfを確認いただき、おたずねになりたいことがございましたら熊本県教育庁市町村教育局義務教育課(電話096-333-2689)までご連絡ください。

上益城郡初任者研修(第2回)

 令和5年8月22日(火)に上益城郡初任者研修(第2回)を上益城総合庁舎にて実施しました。1学期の教育活動を終えた管内の初任者が集合し、終日の研修となりました。
 研修内容は、「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「学校保健・安全の推進」「親の学びプログラム」「児童生徒理解に基づく生徒指導の在り方」「授業づくり」についてでした。初任者は熱心に講話を聴いたり、班で協議をしたりと、意欲的に学ぶ姿が見られました。
 研修後には、「1学期の自分自身の実践を振り返りながら、2学期に向けて前向きに改善していきたい」という感想が多く書かれていました。

令和5年度特別支援学級等担当者指導力向上研修ステップ1

 7月25日(火)、特別支援学級等担当者指導力向上研修ステップ1を上益城総合庁舎で実施しました。
 この研修は、令和3年度から4年間で、全ての特別支援学級の担当者にステップ1~3まで研修を実施し、指導力の向上を目指しています。今回は、上益城総合庁舎で特別支援学校の先生方2名を講師に迎え研修を行いました。教育課程の編成、自立活動の計画・実施方法等、専門的な内容について、受講者は積極的に研修に参加し理解を深めることができました。「あらためて、特別支援学級の担任の役割と意義を見直すことができた。」「実際に自分が担任する子供のことを想定して演習を進めることができ、大変役立った。」といった感想が聞かれました。

永年勤続表彰

 今年度、上益城管内で20名の方が永年勤続表彰を受けられました。代表して以下の3名の校長先生方へ、7月上益城郡校長会議に先立ち表彰状が手渡されました。
 長年にわたる本県教育へのご貢献に感謝いたします。
 森川 宏子 校長(御船町立小坂小学校)
 渡辺 薫 校長(山都町立蘇陽南小学校)
 西本 仁史 校長(甲佐町立甲佐中学校)

知事感謝状授与

 7月5日(水)、上益城教育事務所で蔵田勇治様(前甲佐町教育長)及び髙野隆様(前嘉島町教育長)へ知事感謝状が授与されました。
 蔵田様は甲佐町教育長として7年間、髙野様は嘉島町教育長として6年間、各町はもとより上益城郡全体の教育の発展にご尽力されました。
 ご健康と今後のますますのご活躍を祈念申し上げます。

益城町立広安西小学校学校訪問

 6月26日(月)、益城町立広安西小学校学校訪問を実施しました。
 大規模校のメリットを生かして「チーム広西小」を合言葉に、先生方が一丸となって教育活動に取り組んでおられます。それは、当日の子供たちの姿などに表れていました。授業に臨む真剣な態度、きちんと整えられた靴箱やトイレの履物、明るい笑顔で歌を口ずさみながら当番活動に協力して取り組む姿が印象的でした。
 また、益城町教育委員会が提唱する「小中連携学習指導イノベーションプラン」のもと、子供たちの主体的な学びを育むための授業改善を実践されています。
 今後、子供たちの更なる成長が期待できる学校訪問となりました。

令和5年度上益城地区地域学校協働活動推進員等研修

 

 6月15日(木)、上益城地区地域学校協働活動推進員等研修を総合庁舎で実施しました。
 今年度は地域学校協働活動推進員の方々に加え、各町教育委員会担当の方や小・中学校の地域連携担当の先生も参加され、人数制限は行わずに開催しました。
 新型コロナウイルス感染症の法律上での位置づけが5類に移行したことに伴い、各学校では地域の方々との活動が再開されている現状も紹介されました。今回の研修テーマにも「再始動」を掲げておりましたが、参加の皆様により新たなスタートに向けた熱心な協議がなされました。
 まとめでは、県社会教育課麻生主幹から「地域住民による学校支援の必要性」とともに「児童生徒による地域貢献の大切さ」について説明がありました。地域学校協働活動推進員の皆さんには、自信をもって実践を重ねてほしいというエールをいただきました。
 今回の協議を受ける形で計画している11月の実践発表会が楽しみになる研修となりました。

令和5年度防災教育研修会(オンライン・リアルタイム型)

 6月13日(火)、令和5年度に管外から転入された先生方を対象に、防災教育研修会をオンラインで実施しました。
 研修1では、「熊本地震の教訓」と題して、元益城町立飯野小学校長の柴田敏博様の講話がありました。7年前の前震から本震の時の様子、学校再開に向けた当時の動き等を詳しく教えていただきました。
 研修2では、「震災後、これからの心のケアについて」と題し、上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーが講話を行いました。カウンセリングを通して見えた児童生徒・保護者の様子や心のケアの大切さを伝えていただきました。
 震災から7年が経過しましたが、まだ心のケアや特段の配慮が必要な児童生徒がいます。そのような児童生徒に寄り添える上益城の教職員でありたいと思います。

上益城郡初任者研修(第1回)

 令和5年6月8日(木)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が今年度初めて直接顔を合わせて行う研修会となりました。
 所長の講話及び挨拶から研修6までの終日の研修となりましたが、熱心にメモを取りながら話を聞く姿から教師としての使命感、向上心を感じたところです。
 研修では、互いの意見等を出し合い、共有する場を設けることで、緊張していた表情から笑顔で初任者同士のコミュニケーションを図る姿が見られ、「横のつながり」ができていたようでした。
 研修後の感想では、「今回学んだことを早速取り入れていきたい」「他の先生も頑張っているから、自分も頑張りたい」など、前向きな意見が多く書かれていました。

令和5年度上益城郡人権教育主任研修会

 6月12日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡人権教育主任研修会を実施しました。
 研修1では、熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課による説明・演習を実施しました。研修2では、人権教育主任を中心とした人権教育の組織的な推進に向けて協議を中心に考えました。参加者同士、どのように人権教育を進めていくかについて積極的に意見交換をしながら、協議を深めていました。

令和5年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会

 5月1日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会を実施しました。

 今年度の県の取組の方向や体育主任の役割等の説明の後、班別協議を行いました。中学校区ごとに各学校の体力の現状や課題を出し合い、体力向上に向けた学校総体としての取組について活発に話し合われました。小中連携を深めることができた研修会でした。

令和5年度上益城教育事務所管内辞令交付式

 4月3日(月)、上益城郡教育委員会連絡協議会会長及び各町教育委員会教育長を来賓としてお迎えし、益城町交流情報センターにおいて、令和5年度管内辞令交付式を実施しました。今年度の交付対象者154名を代表し、新任校長に笠上益城教育事務所長が辞令を手渡した後、上益城郡教育委員会連絡協議会会長の西田様から祝辞をいただきました。
 転入者を代表して甲佐町立龍野小学校の山下校長から挨拶があり、郡内の学校教育の充実に向け、新たな気持ちでスタートした校長先生方の姿が印象的でした。

令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰

 

 3月7日(火)、御船町役場第一分庁舎で御船町立御船中学校の嶋津貴子養護教諭に、令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰状が授与されました。

 表彰を受けられた嶋津養護教諭は、これまでに学校保健会研修会等の様々な研究会で健康教育についての実践発表をされ、本県養護教諭のリーダーとしてその取組の普及に努めてこられました。現任校では、性に関する指導(教育)の充実に加え、学校をあげて取り組まれている基本的生活習慣育成に向けた国立青少年教育振興機構「早寝早起き朝ごはん」推進校の研究実践に尽力されてきました。

 誠におめでとうございました。

春の新入学児童に対する交通安全用品の贈呈

 2月14日(火)、熊本県トラック協会より新入学児童に対する交通安全用品の贈呈がありました。
 この取組は、新入学児童の事故防止を目的として交通安全用品を製作、配布されるもので、今年度で14回目となります。4月に入学する児童全員に、反射キーホルダーと連絡袋(A4メッシュケース)が送られる予定です。関係の皆様には心よりお礼申し上げます。
 4月から、新入学児童をはじめ、すべての児童生徒が安全に登下校できますよう、地域での見守り等皆様のご協力をよろしくお願いします。

上益城郡初任者研修(第3回)

 2月2日(木)、上益城郡初任者研修(第3回)を実施しました。初任者にとっては、今年度最後となる校外研修でした。午前中は代表授業者の授業DVDを視聴し、授業研究会を行いました。授業の中の参考となる部分を学びとり、活発な協議がなされ、初任者の成長を伺うことができました。
 午後の最後の研修では、初任2年目の2名の先生方から、初任者に対して貴重な講話をいただきました。参加した初任者も2年目に向けて意欲が向上した研修となりました。

令和4年度教育論文表彰式

 2月10日(金)、令和4年度教育論文表彰式が上益城総合庁舎で行われました。
 研究同人、教諭等、初任者から合計86点の応募がありました。
 当日の被表彰校及び被表彰者は以下のとおりです。誠におめでとうございます。 
【研究同人】
 特選:甲佐町立龍野小学校
    自己を見つめ、よりよい生き方につなぐ道徳教育の充実
    ~主体的に考え、共に学び合う道徳科の授業づくりと、なりたい自分とつなぐ学校総体の取組の工夫~
 準特選:山都町立矢部中学校
     熊本の学びによる確かな学力と豊かな心の育成
     ~子どもたちが「学びの主体」となる授業改善と学習習慣形成を目指して~
【教諭等】  
 特選:御船町立御船中学校 教諭 上村 早苗
    確かな学力を育成するSMARTな授業実践
    ~生徒の主体的な学びを促すスタディログの活用を通して~
 準特選:御船町立御船小学校 教諭 佐々木 雄亮
     自ら道徳性を養う「特別の教科 道徳」の指導の工夫
     ~道徳的な問題を自分事として、議論し探求する学習指導を通して~

令和4年度上益城PTA連絡協議会研修会

 1月14日(土)、感染症対策を実施したうえで、嘉島町民会館ホールで実施されました。
 本研修会には、郡内各町からPTA関係者が参加されました。PTAの役割や家庭での子育てについて、2名の方による講演が行われました。
 初めに、熊本県PTA教育振興財団理事長の曽我邦彦さんが、豊富な地域や全国組織での活動経験をもとに、PTAの歴史・意義・今後の在り方等について熱く語られました。
 次に、サポートクリエーターの松本ゆうこさんが、ご自身の子育ての経験を出発点に、数多くの心が温かくなる事例をもとに、家族が笑顔になる話をされました。
 終了後のロビーには、「参加してよかった」という声と共に、笑顔があふれていました。3年ぶりに参集で開催され、今後のPTA活動や家庭教育に生かすことができる内容の多い研修会となりました。

令和4年度上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会

 

 12月6日(火)、上益城地域振興局で実施しました。
 本研修会には、管内の地域学校協働活動推進員、各町教育委員会関係者、管内小・中学校地域連携担当者及び関係者が参加し実践について協議を行いました。
 「地域学校協働活動とコミュニティ・スクールの一体的な推進」について、益城町及び氷川町の実践発表を参考にし、参加者による熟議がなされました。町ごとの課題解決に向け、地域の伝統文化の継承など今後の具体的な取組について各町から積極的な発表がなされました。

高木小学校総合訪問

 11月24日(木)、御船町立高木小学校を訪問しました。学校教育目標を「自己実現に向かい心身ともに豊かで自ら学ぶ高木っ子の育成」とし、人権尊重の精神をもとに、徳・知・体の調和のとれた発達を図ることを大切にされていました。そのうえで、児童の「自律(立)心」「自尊感情」「他者意識」を育成し、主体的に生きる力を一人一人に育むことを目指した教育が実践されていました。
 当日は、児童から気持ちの良い挨拶が聞かれ、授業中は、どの教室でも担任の先生の話を集中して聞こうとする姿が見られました。外国語の学習をする教室からは、自分で考えた英文を意欲的に発表するなど、授業を楽しみ、英語が「好き」という思いが伝わってくる、明るく元気な表情が見られ、とても印象的でした。

津森小学校総合訪問

 11月15日(火)、益城町立津森小学校を訪問しました。津森小学校では、学校教育目標を「学校大好き 友達大好き ふるさと大好き 津森っ子の育成」とし、児童の確かな学力、豊かな心、健やかな体の育成を目指した教育が実践されています。
 当日の朝は、さわやかな挨拶をしながら登校する子供たちや、校庭で元気に遊ぶ子供たちの姿が見られ、活気のある1日がスタートしていました。
 学校経営の基盤に「地域とともにある学校」が掲げられ、津森地区スローガン「ふるさと 大好き 津森っ子」のもと、学校運営協議会と連携しながら教育活動が行われています。中でも、「津森小学校ふるさと学習全体計画」は、特色ある取組の一つです。
 地域に根差した教育の中で、子供たちは生き生きと学びに向かい、主体的に学び合う授業が実践されていました。

御船小学校学力向上研究発表会

 11月17日(木)、御船町教育委員会指定御船町立御船小学校研究発表会が行われました。この研究発表会は、熊本県教育委員会指定「くまもとGIGAスクールプロジェクト中心校公開授業研究会」を兼ねたもので、児童が自分の考えをもち、共に学びを深める姿を目指してこれまで取組が重ねられてきました。
 当日は、第1学年と第6学年でⅠCT機器を効果的に活用した授業が公開されました。児童は、図形の分類や文章の編集の場面でタブレットを学習用具の一つとして利用していました。自分の意見をわかりやすく説明しようとする目的意識や、読み手に伝わるような表現の工夫を試みる相手意識が大切にされた授業でした。
 さらに、担任の先生は、児童一人一人の活動や意見を電子黒板を活用して全体に共有していました。研究主題に掲げられた「深い学びにつながる学び合いの授業づくり」を正に表した授業でした。

御船小学校放課後子供教室にくまモン先生来校

 11月11日(金)、御船町立御船小学校放課後子供教室にくまモンが来校しました。
 当日は高学年児童25名が参加し、ニュースポーツのモルックに挑戦しました。サプライズで登場したくまモンに最初は驚いていた子供たちでしたが、次第に慣れていき、チームで協力しながら高得点を獲得しようと歓声を上げながらプレーしていました。先生役のくまモンがモルックという木片を転がした時、目標であるスキットルから大きくそれてしまう場面がありました。運動場いっぱいに大きな笑い声が響き渡りました。
 最後のまとめでは、6年生児童が「放課後子供教室で今日が1番の思い出になりました。」と笑顔で発表できました。記念撮影をした後、くまモンを乗せた車を遠くまで見送る子供たちが印象的でした。

龍野小学校「道徳教育研究推進校」研究発表会

 11月8日(火)、甲佐町立龍野小学校で道徳教育の研究発表会が行われました。令和3年度から2年間、文部科学省、熊本県教育委員会及び甲佐町教育委員会の指定を受けた取組です。
 研究主題を「自己を見つめ、よりよい生き方につなぐ道徳教育の充実~主体的に考え、共に学び合う道徳科の授業づくりと、なりたい自分とつなぐ学校総体の取組の工夫~」とし、授業実践等を積み重ねてこられました。
 当日は、3本の授業が公開されましたが、児童が生き生きと自分の考えを述べる様子が見られ、考え、議論する道徳を表したものでした。
 授業研究会、全体会でもその姿が大いに評価されるとともに、学校総体となって取り組んだ道徳教育を核とした「カリキュラム・マネジメント」の推進の成果を参加者で共有することができました。

広安小学校総合訪問

 10月31日(月)、益城町立広安小学校を訪問しました。学校教育目標を「ふるさと大好き ひとみ輝く 広安っ子の育成 ~かしこく なかよく すくすくと~」とし、知徳体の調和のとれた児童の育成を目指した教育が実践されています。
 当日は、元気に登校する子供たちや校庭で楽しく遊ぶ子供たちの姿があり、活気に満ちた朝とともに1日が始まりました。
 広安小学校は、令和4年度から2年間、上益城郡教育委員会連絡協議会指定益城中学校区「学力向上」研究指定校として、益城町教育委員会が掲げる「小中連携学習指導イノベーションプラン」のもと、学習指導の学校化を図り、授業において子供たちが主体的に学習に取り組む態度を育成するため、授業実践や生活習慣の育成などの共通実践がなされていました。子供たちが学びの主体となっている授業を参観することができました。

益城町立第二幼稚園総合訪問

 10月24日(月)、益城町立第二幼稚園を訪問しました。教育目標を「健康で たくましく 心豊かな子供」とし、「思いやりのある子供、友だちと一緒に思いきり遊べる子供、よく考え、工夫する子供」の育成に向け、遊びを中心とした保育に取り組まれながら、幼児の興味・関心がどこに向かっているかを捉え、次の活動につなげるというPDCAサイクルを意識した保育実践がなされていました。

 そのような中で、子供たちは、のびのびと活動しながら日々多くのことを学んでいます。また、素敵な笑顔で元気よくあいさつや自己紹介をしてくれる姿から、充実した幼稚園生活がうかがえました。所員も先生方や子供たちから多くのことを学ぶことができる充実した一日となりました。

令和4年度(2022年度)人権教育フォーラムinかみましき

 10月17日(月)、嘉島町民会館で「人権尊重の精神に立った学校づくり」に向け、基本的認識を深めるとともに、人権教育を推進する資質や能力の向上を目的として管理職(教頭)を対象に行われました。 

 人権に関する法令認知の必要性、差別事象発生時の組織的な対応体制の確立、そして本県の14の人権の重要課題の中から14-㋑性的指向・性自認に関する人権について行政説明がなされました。さらに、5同和問題(部落差別)について講話を実施しました。参加者全員で、人権教育の組織的な推進の必要性を再確認しました。

第67回熊本県公民館大会・令和4年度熊本県社会教育研究大会合同大会in上益城(兼令和4年度上益城郡公民館連合会研修会・上益城郡社会教育委員連絡協議会大会)

 10月14日(金)、参加人数制限等の十分な感染症対策を実施したうえで、嘉島町民会館ホール「アクア」を会場に開催されました。
 大会テーマに「今こそチャンス!『つどい』『まなび』『むすぶ』で新しい未来へ」を掲げ、熊本県公民館連合会、熊本県社会教育委員連絡協議会及び上益城郡内5町で組織した実行委員会が主催し実施されました。
 アトラクション「清和文楽人形芝居『寿式三番叟』」上演後の開会行事では、公民館活動等に貢献された個人・団体の表彰が行われました。その後、「避難所からのコミュニティー形成」と題し、益城町の吉村静代さんによる講演がありました。終了後も、会場で講演内容について語り合う様子が見られました。参加者にとって大変参考になる内容でした。
 昼食後は、アトラクション「かしま太鼓演奏」があり、事例報告が行われました。御船町公民館木倉分館から「地域とともにある公民館~ふるさとに元気と笑顔を~」、一般社団法人パレット(甲佐町)から「甲佐町における地域づくりへの歩み」の2事例でした。
講演や発表を通じ、参加者が大会テーマである「つどい」「まなび」「むすぶ」という社会教育の役割を今後も実現していこうとする意識を再確認できる大会となりました。

令和4年度上益城郡中学校総合体育大会駅伝競走大会

 

 10月14日(金)、さわやかな秋晴れの中、旧朝日小学校前をスタート・ゴールに山都町清和の周回コースで実施されました。

 女子は5区間12.96㎞に11チームが出場し、4区で先頭に立った御船Aがそのまま逃げ切り優勝しました。男子は6区間18.00㎞に13チームが出場し、最終区で逆転した益城Aが優勝しました。どのチームも練習の成果を発揮し、懸命に襷をつないでいました。
 女子の御船と益城、男子の益城と木山は、11月11日(金)に行われる県大会に上益城郡代表として出場します。