上益城教育事務所では

発信情報

令和5年度上益城郡人権教育主任研修会

 6月12日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡人権教育主任研修会を実施しました。
 研修1では、熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課による説明・演習を実施しました。研修2では、人権教育主任を中心とした人権教育の組織的な推進に向けて協議を中心に考えました。参加者同士、どのように人権教育を進めていくかについて積極的に意見交換をしながら、協議を深めていました。

令和5年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会

 5月1日(月)、上益城総合庁舎において、令和5年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会を実施しました。

 今年度の県の取組の方向や体育主任の役割等の説明の後、班別協議を行いました。中学校区ごとに各学校の体力の現状や課題を出し合い、体力向上に向けた学校総体としての取組について活発に話し合われました。小中連携を深めることができた研修会でした。

令和5年度上益城教育事務所管内辞令交付式

 4月3日(月)、上益城郡教育委員会連絡協議会会長及び各町教育委員会教育長を来賓としてお迎えし、益城町交流情報センターにおいて、令和5年度管内辞令交付式を実施しました。今年度の交付対象者154名を代表し、新任校長に笠上益城教育事務所長が辞令を手渡した後、上益城郡教育委員会連絡協議会会長の西田様から祝辞をいただきました。
 転入者を代表して甲佐町立龍野小学校の山下校長から挨拶があり、郡内の学校教育の充実に向け、新たな気持ちでスタートした校長先生方の姿が印象的でした。

令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰

 

 3月7日(火)、御船町役場第一分庁舎で御船町立御船中学校の嶋津貴子養護教諭に、令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰状が授与されました。

 表彰を受けられた嶋津養護教諭は、これまでに学校保健会研修会等の様々な研究会で健康教育についての実践発表をされ、本県養護教諭のリーダーとしてその取組の普及に努めてこられました。現任校では、性に関する指導(教育)の充実に加え、学校をあげて取り組まれている基本的生活習慣育成に向けた国立青少年教育振興機構「早寝早起き朝ごはん」推進校の研究実践に尽力されてきました。

 誠におめでとうございました。

春の新入学児童に対する交通安全用品の贈呈

 2月14日(火)、熊本県トラック協会より新入学児童に対する交通安全用品の贈呈がありました。
 この取組は、新入学児童の事故防止を目的として交通安全用品を製作、配布されるもので、今年度で14回目となります。4月に入学する児童全員に、反射キーホルダーと連絡袋(A4メッシュケース)が送られる予定です。関係の皆様には心よりお礼申し上げます。
 4月から、新入学児童をはじめ、すべての児童生徒が安全に登下校できますよう、地域での見守り等皆様のご協力をよろしくお願いします。

上益城郡初任者研修(第3回)

 2月2日(木)、上益城郡初任者研修(第3回)を実施しました。初任者にとっては、今年度最後となる校外研修でした。午前中は代表授業者の授業DVDを視聴し、授業研究会を行いました。授業の中の参考となる部分を学びとり、活発な協議がなされ、初任者の成長を伺うことができました。
 午後の最後の研修では、初任2年目の2名の先生方から、初任者に対して貴重な講話をいただきました。参加した初任者も2年目に向けて意欲が向上した研修となりました。

令和4年度教育論文表彰式

 2月10日(金)、令和4年度教育論文表彰式が上益城総合庁舎で行われました。
 研究同人、教諭等、初任者から合計86点の応募がありました。
 当日の被表彰校及び被表彰者は以下のとおりです。誠におめでとうございます。 
【研究同人】
 特選:甲佐町立龍野小学校
    自己を見つめ、よりよい生き方につなぐ道徳教育の充実
    ~主体的に考え、共に学び合う道徳科の授業づくりと、なりたい自分とつなぐ学校総体の取組の工夫~
 準特選:山都町立矢部中学校
     熊本の学びによる確かな学力と豊かな心の育成
     ~子どもたちが「学びの主体」となる授業改善と学習習慣形成を目指して~
【教諭等】  
 特選:御船町立御船中学校 教諭 上村 早苗
    確かな学力を育成するSMARTな授業実践
    ~生徒の主体的な学びを促すスタディログの活用を通して~
 準特選:御船町立御船小学校 教諭 佐々木 雄亮
     自ら道徳性を養う「特別の教科 道徳」の指導の工夫
     ~道徳的な問題を自分事として、議論し探求する学習指導を通して~

令和4年度上益城PTA連絡協議会研修会

 1月14日(土)、感染症対策を実施したうえで、嘉島町民会館ホールで実施されました。
 本研修会には、郡内各町からPTA関係者が参加されました。PTAの役割や家庭での子育てについて、2名の方による講演が行われました。
 初めに、熊本県PTA教育振興財団理事長の曽我邦彦さんが、豊富な地域や全国組織での活動経験をもとに、PTAの歴史・意義・今後の在り方等について熱く語られました。
 次に、サポートクリエーターの松本ゆうこさんが、ご自身の子育ての経験を出発点に、数多くの心が温かくなる事例をもとに、家族が笑顔になる話をされました。
 終了後のロビーには、「参加してよかった」という声と共に、笑顔があふれていました。3年ぶりに参集で開催され、今後のPTA活動や家庭教育に生かすことができる内容の多い研修会となりました。

令和4年度上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会

 

 12月6日(火)、上益城地域振興局で実施しました。
 本研修会には、管内の地域学校協働活動推進員、各町教育委員会関係者、管内小・中学校地域連携担当者及び関係者が参加し実践について協議を行いました。
 「地域学校協働活動とコミュニティ・スクールの一体的な推進」について、益城町及び氷川町の実践発表を参考にし、参加者による熟議がなされました。町ごとの課題解決に向け、地域の伝統文化の継承など今後の具体的な取組について各町から積極的な発表がなされました。

高木小学校総合訪問

 11月24日(木)、御船町立高木小学校を訪問しました。学校教育目標を「自己実現に向かい心身ともに豊かで自ら学ぶ高木っ子の育成」とし、人権尊重の精神をもとに、徳・知・体の調和のとれた発達を図ることを大切にされていました。そのうえで、児童の「自律(立)心」「自尊感情」「他者意識」を育成し、主体的に生きる力を一人一人に育むことを目指した教育が実践されていました。
 当日は、児童から気持ちの良い挨拶が聞かれ、授業中は、どの教室でも担任の先生の話を集中して聞こうとする姿が見られました。外国語の学習をする教室からは、自分で考えた英文を意欲的に発表するなど、授業を楽しみ、英語が「好き」という思いが伝わってくる、明るく元気な表情が見られ、とても印象的でした。

津森小学校総合訪問

 11月15日(火)、益城町立津森小学校を訪問しました。津森小学校では、学校教育目標を「学校大好き 友達大好き ふるさと大好き 津森っ子の育成」とし、児童の確かな学力、豊かな心、健やかな体の育成を目指した教育が実践されています。
 当日の朝は、さわやかな挨拶をしながら登校する子供たちや、校庭で元気に遊ぶ子供たちの姿が見られ、活気のある1日がスタートしていました。
 学校経営の基盤に「地域とともにある学校」が掲げられ、津森地区スローガン「ふるさと 大好き 津森っ子」のもと、学校運営協議会と連携しながら教育活動が行われています。中でも、「津森小学校ふるさと学習全体計画」は、特色ある取組の一つです。
 地域に根差した教育の中で、子供たちは生き生きと学びに向かい、主体的に学び合う授業が実践されていました。

御船小学校学力向上研究発表会

 11月17日(木)、御船町教育委員会指定御船町立御船小学校研究発表会が行われました。この研究発表会は、熊本県教育委員会指定「くまもとGIGAスクールプロジェクト中心校公開授業研究会」を兼ねたもので、児童が自分の考えをもち、共に学びを深める姿を目指してこれまで取組が重ねられてきました。
 当日は、第1学年と第6学年でⅠCT機器を効果的に活用した授業が公開されました。児童は、図形の分類や文章の編集の場面でタブレットを学習用具の一つとして利用していました。自分の意見をわかりやすく説明しようとする目的意識や、読み手に伝わるような表現の工夫を試みる相手意識が大切にされた授業でした。
 さらに、担任の先生は、児童一人一人の活動や意見を電子黒板を活用して全体に共有していました。研究主題に掲げられた「深い学びにつながる学び合いの授業づくり」を正に表した授業でした。

御船小学校放課後子供教室にくまモン先生来校

 11月11日(金)、御船町立御船小学校放課後子供教室にくまモンが来校しました。
 当日は高学年児童25名が参加し、ニュースポーツのモルックに挑戦しました。サプライズで登場したくまモンに最初は驚いていた子供たちでしたが、次第に慣れていき、チームで協力しながら高得点を獲得しようと歓声を上げながらプレーしていました。先生役のくまモンがモルックという木片を転がした時、目標であるスキットルから大きくそれてしまう場面がありました。運動場いっぱいに大きな笑い声が響き渡りました。
 最後のまとめでは、6年生児童が「放課後子供教室で今日が1番の思い出になりました。」と笑顔で発表できました。記念撮影をした後、くまモンを乗せた車を遠くまで見送る子供たちが印象的でした。

龍野小学校「道徳教育研究推進校」研究発表会

 11月8日(火)、甲佐町立龍野小学校で道徳教育の研究発表会が行われました。令和3年度から2年間、文部科学省、熊本県教育委員会及び甲佐町教育委員会の指定を受けた取組です。
 研究主題を「自己を見つめ、よりよい生き方につなぐ道徳教育の充実~主体的に考え、共に学び合う道徳科の授業づくりと、なりたい自分とつなぐ学校総体の取組の工夫~」とし、授業実践等を積み重ねてこられました。
 当日は、3本の授業が公開されましたが、児童が生き生きと自分の考えを述べる様子が見られ、考え、議論する道徳を表したものでした。
 授業研究会、全体会でもその姿が大いに評価されるとともに、学校総体となって取り組んだ道徳教育を核とした「カリキュラム・マネジメント」の推進の成果を参加者で共有することができました。

広安小学校総合訪問

 10月31日(月)、益城町立広安小学校を訪問しました。学校教育目標を「ふるさと大好き ひとみ輝く 広安っ子の育成 ~かしこく なかよく すくすくと~」とし、知徳体の調和のとれた児童の育成を目指した教育が実践されています。
 当日は、元気に登校する子供たちや校庭で楽しく遊ぶ子供たちの姿があり、活気に満ちた朝とともに1日が始まりました。
 広安小学校は、令和4年度から2年間、上益城郡教育委員会連絡協議会指定益城中学校区「学力向上」研究指定校として、益城町教育委員会が掲げる「小中連携学習指導イノベーションプラン」のもと、学習指導の学校化を図り、授業において子供たちが主体的に学習に取り組む態度を育成するため、授業実践や生活習慣の育成などの共通実践がなされていました。子供たちが学びの主体となっている授業を参観することができました。

益城町立第二幼稚園総合訪問

 10月24日(月)、益城町立第二幼稚園を訪問しました。教育目標を「健康で たくましく 心豊かな子供」とし、「思いやりのある子供、友だちと一緒に思いきり遊べる子供、よく考え、工夫する子供」の育成に向け、遊びを中心とした保育に取り組まれながら、幼児の興味・関心がどこに向かっているかを捉え、次の活動につなげるというPDCAサイクルを意識した保育実践がなされていました。

 そのような中で、子供たちは、のびのびと活動しながら日々多くのことを学んでいます。また、素敵な笑顔で元気よくあいさつや自己紹介をしてくれる姿から、充実した幼稚園生活がうかがえました。所員も先生方や子供たちから多くのことを学ぶことができる充実した一日となりました。

令和4年度(2022年度)人権教育フォーラムinかみましき

 10月17日(月)、嘉島町民会館で「人権尊重の精神に立った学校づくり」に向け、基本的認識を深めるとともに、人権教育を推進する資質や能力の向上を目的として管理職(教頭)を対象に行われました。 

 人権に関する法令認知の必要性、差別事象発生時の組織的な対応体制の確立、そして本県の14の人権の重要課題の中から14-㋑性的指向・性自認に関する人権について行政説明がなされました。さらに、5同和問題(部落差別)について講話を実施しました。参加者全員で、人権教育の組織的な推進の必要性を再確認しました。

第67回熊本県公民館大会・令和4年度熊本県社会教育研究大会合同大会in上益城(兼令和4年度上益城郡公民館連合会研修会・上益城郡社会教育委員連絡協議会大会)

 10月14日(金)、参加人数制限等の十分な感染症対策を実施したうえで、嘉島町民会館ホール「アクア」を会場に開催されました。
 大会テーマに「今こそチャンス!『つどい』『まなび』『むすぶ』で新しい未来へ」を掲げ、熊本県公民館連合会、熊本県社会教育委員連絡協議会及び上益城郡内5町で組織した実行委員会が主催し実施されました。
 アトラクション「清和文楽人形芝居『寿式三番叟』」上演後の開会行事では、公民館活動等に貢献された個人・団体の表彰が行われました。その後、「避難所からのコミュニティー形成」と題し、益城町の吉村静代さんによる講演がありました。終了後も、会場で講演内容について語り合う様子が見られました。参加者にとって大変参考になる内容でした。
 昼食後は、アトラクション「かしま太鼓演奏」があり、事例報告が行われました。御船町公民館木倉分館から「地域とともにある公民館~ふるさとに元気と笑顔を~」、一般社団法人パレット(甲佐町)から「甲佐町における地域づくりへの歩み」の2事例でした。
講演や発表を通じ、参加者が大会テーマである「つどい」「まなび」「むすぶ」という社会教育の役割を今後も実現していこうとする意識を再確認できる大会となりました。

令和4年度上益城郡中学校総合体育大会駅伝競走大会

 

 10月14日(金)、さわやかな秋晴れの中、旧朝日小学校前をスタート・ゴールに山都町清和の周回コースで実施されました。

 女子は5区間12.96㎞に11チームが出場し、4区で先頭に立った御船Aがそのまま逃げ切り優勝しました。男子は6区間18.00㎞に13チームが出場し、最終区で逆転した益城Aが優勝しました。どのチームも練習の成果を発揮し、懸命に襷をつないでいました。
 女子の御船と益城、男子の益城と木山は、11月11日(金)に行われる県大会に上益城郡代表として出場します。

令和4年度上益城郡小・中学校キャリア教育研修会

 

 10月6日(木)、標記研修会がキャリア教育の推進における課題を解決するために実施されました。
 管内から31名の先生方が参加し、具体的実践の充実に向け、演習や協議等の研修を行いました。
 研修2では、研究主題を「ふるさとに誇りをもち、夢の実現に向けて努力する生徒の育成」とした、御船町立御船中学校の実践を聴き、研修3の協議「学校組織として、キャリア教育の視点をもって教育活動を推進していくために」へつなげることで、活発な意見交換が行われました。

幼・保等、小、中連携セミナー

 9月29日(木)、JAかみましき益城支所で実施されました。

 管内から58名の幼・保等、小、中学校の先生方と行政関係者が参加し、初めに小学校1年生のスタートカリキュラムについて協議しました。続いて、就学前の子供たちの事例をもとに、幼・保等小、中のつながりを実感できるような演習を行いました。
 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の共有を通して、「教育内容の接続」や「学びの連続性」について理解を深める研修となりました。

滝尾小学校総合訪問

 9月20日(火)、御船町立滝尾小学校を訪問しました。「思いやりの心を持ち、自ら考え表現する、ねばり強い心と体を持った滝尾っ子の育成」を学校教育目標とし、「チャレンジ・チームワーク」をスローガンとして日々の教育活動に取り組まれています。

 静かで落ち着いた雰囲気の中で授業が進められていました。3・4年生、5・6年生は複式学級の良さを生かし、主体的に学ぶ場面の工夫がなされていました。ひまわり学級(特別支援学級)、1年生、2年生の授業も温かい雰囲気の中で、熱心な発表、作業に取り組む児童の姿がありました。

令和4年度(2022年度) 上益城地区社会人権教育研究集会

 9月27日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
 基本的な感染対策を徹底し、参加人数を制限したうえでの3年ぶりの開催でした。
 当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、コロナ差別をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の鶴田憲平さんによる「同和問題(部落差別)を学び足し、学び直す。~焦眉の急を要するもの~」と題した講演がありました。教育現場や行政の立場での豊かな経験をもとにした話を聞くことができました。
 差別のない明るい社会を実現するため、参加者が人権問題を自らの課題としてとらえ、より一層の啓発を進めていこうとする機運が高まる研究集会となりました。

甲佐小学校総合訪問

 9月15日(木)、甲佐町立甲佐小学校を訪問しました。「夢・希望を持ち、主体的に行動できる児童の育成」を学校教育目標とし、「夢を育み、子供たちの目が輝く、認め・ほめ・励ます教育」が実践されています。
 当日の授業では、子供たちが積極的に意見や自分の考えを述べる姿がありました。また、タブレットを活用し、友達と考えを共有しあうなど、ICTを効果的に活用する取組を見ることができました。

清和中学校総合訪問

9月13日(火)、山都町立清和中学校を訪問しました。清和中学校では、学校教育目標を「夢の実現へ向けて、共に努力する生徒の育成」と設定し「社会人としての素地を培いながら」というサブテーマを掲げ教育活動が進められています。
当日の授業では、すべての学級で生徒たちが落ち着いて学習に臨む姿が見られました。
 コロナ禍でも、感染対策に十分配慮しながら地域とともにある学校づくりが進められています。清和地区の宝である文楽等の伝統芸能の継承等を通じ、故郷に誇りをもつ生徒の育成に取り組んでいます。

嘉島中学校総合訪問

 

 9月9日(金)、嘉島町立嘉島中学校を訪問しました。「夢の実現に向け 主体的に未来を生きる生徒の育成」を学校教育目標とし、生徒一人一人を大切にした教育活動を推進されています。
 豊かな心の育成に向け「環境は人をつくる」を合言葉に、校舎内外の環境整備へ職員と保護者が一丸となって取り組んでおられます。
 当日はノーチャイムで、静かな落ち着いた雰囲気の中で授業がスタートしました。教師の問いかけに素直に反応する生徒や、ペアトーク・グループトークの話合いに積極的に参加する生徒の姿が見られ、活発な授業が展開されていました。

甲佐中学校総合訪問

 9月5日(月)、甲佐町立甲佐中学校を訪問しました。甲佐中学校では、「主体的に学び夢に向かってともに高めあう生徒の育成」という学校教育目標を設定し「楽しい学校・鍛える学校」を合言葉にした教育活動が進められています。
 校内研修の研究主題に「ICTを効果的に活用した取組を通して」というサブテーマが設定されており、日々の授業で教材提示、課題の設定、意見の交流等で情報機器が活用されています。当日の授業でも、タブレットパソコンを学習用具の一つとして生徒一人一人がスムーズに操作する姿が見られました。

上益城郡初任者研修(第2回)

 8月22日(月)、新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し、研修内容の一部をオンライン形式に変更して実施しました。
 初任の先生方は、この1学期の間、各赴任校で児童生徒と学校生活を送ってきたことで、第1回目の研修時と比べ自信を高めた姿が見られました。
 研修内容は、「児童理解に基づく生徒指導」「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「道徳科の授業づくりの基礎・基本」「くまもと『親の学び』プログラム」「授業づくりについて」でした。盛りだくさんの内容でしたが、管内すべての初任の先生方が揃い、熱心に参加する姿が見られ頼もしく感じました。
 実施後には、本日研修した内容を2学期からの実践に活かしたいという感想が数多く残されていました。

潤徳小学校総合訪問

 6月30日(木)、山都町立潤徳小学校を訪問しました。「確かな学びを『世のため・人のため』に生かそうとする児童の育成~楽しい学校・みがく学校~」を学校教育目標とし、小規模校の特色を生かし、児童一人一人に目を向けた指導がなされています。

 当日、5・6年生の複式学級では、1人1台のタブレットを活用した授業を公開していただき、間接指導の場面でも、全員が集中して学習に取り組む姿が見られました。
 田植えや稲刈りなど、地域の教育力を生かした体験活動にも積極的に取り組んでいます。

蘇陽小学校総合訪問

 6月23日(木)、山都町立蘇陽小学校を訪問しました。「ふるさとを誇り、夢の実現を目指す児童生徒の育成~チャレンジが夢実現への第一歩~」という蘇陽中学校区共通の教育目標を設定し、地域の特色を生かした教育活動が進められています。
 緑に囲まれた正門を通ると、校舎壁面に大きく掲げられた学校目標が目に入ってきます。広々とした運動場など子供たちはのびのびと学校生活を送ることができる環境が整っています。
 算数科を校内研修の中心にし、授業改善を進められています。当日の授業でも、すべての児童が粘り強く学習できるよう指導が進められていました。

上益城郡防災教育研修会

 

 6月17日(金)、本年度、上益城管外から転入された先生方や新規採用された臨時的任用の先生方を対象にした上益城郡防災教育研修会を行い、43名の先生が参加されました。
 研修Ⅰでは、震災当時、益城中央小学校に勤務されていた益城町教育委員会生涯学習課社会教育指導員の松永陽一様に、「地域と学校とのつながりが防災・復興の力となる」というキーワードをもとに当時の様子等について講話を行っていただきました。
 研修Ⅱでは、震災当時から、多くの児童生徒のカウンセリングを行っている上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーに、「熊本震災後、これからの心のケアについて」と題して、児童生徒の心のケアについて講話を行っていただきました。
 上益城の被災状況や学校の取組等について理解し、児童生徒等の心のケアや配慮の必要性についても、改めて認識を深める機会となりました。

 

上益城郡初任者研修(第1回)

 令和4年6月10日(金)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。昨年度はすべての研修がオンラインで実施となりましたが、本年度は初任者研修対象者29名全員が直接顔を合わせて実施できたことを、所員全員大変うれしく思っています。

 所長のあいさつ及び講話では、「初任者に期待すること」と題して、不祥事を絶対に起こさないこと、教育的愛情と豊かな人権感覚をもって子供たちに接すること、一社会人としての謙虚さを持つこと、子供を含めたすべての人をリスペクトすることなどについて話があり、初任者を元気づける講話となりました。初任者は、教員としての使命感、向上心を改めて感じていました。
 終日の研修ではありましたが、その研修のほとんどで、互いの意見を伝え合い、共有する場を設けることで、初任者同士のコミュニケーションが図られ、不安や悩みの解決の糸口になったようです。研修後の感想では、「次回の研修で、成長した姿を先生方に発表しあえるように頑張っていきたい」など、多くの前向きな意見が書かれていました。

上益城地区地域学校協働活動推進員等研修

 

 6月7日(火)に上益城総合庁舎で、上益城地区地域学校協働活動推進員等研修を行いました。

 郡内で地域と学校のために活動されている推進員の皆さんと行政担当者が集まり、地域のため児童生徒のためにできることについて、昨年度の反省をもとに意見交換をしました。
 各町教育委員会が主体となり、地域性を生かした取組が計画されています。研修のまとめでは、県社会教育課統括アドバイザーから各町の意欲的な取組を評価していただき、「チーム」として取り組むことが大切であると助言をいただきました。年度末には、実践発表会が計画されています。今年の取組がスタートしました。

上益城地区「くまもと『親の学び』進行役養成講座」

 12月8日(水)~10日(金)に、益城町、甲佐町、山都町において、上益城地区「くまもと『親の学び』プログラム」進行役養成講座を行いました。
 今年度も、講座には多くの方が参加され、「くまもと『親の学び』プログラム」を体験したり、プログラム進行の仕方について、楽しく意欲的に学んだりする姿が見られました。
 家庭教育支援に係る「親の学び」の場の必要性、重要性は高まっています。進行役養成講座を生かして、今後、様々な機会を捉えて「親の学び」プログラムの実施を期待しています。

上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会

 12月6日(月)、嘉島町民会館において、上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会を行いました。
 上益城管内の各小・中学校の地域連携担当者、地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)、教育委員会関係者等が参加し、協議を行いました。
 協議では、各町におけるこれまでの地域学校協働活動の取組の成果と課題を振り返り、今後の取組について話し合いました。各町で活発な意見交換が行われ、充実した研修となりました。

郡教育長・校長合同会議

12月2日(木)、郡教育長・校長合同会議の冒頭で、各表彰を行いました。

①令和3年度(2021年度)学校保健及び学校安全表彰(文部科学大臣表彰)
 ・龍野地区防犯パトロール隊(ドラ・パト隊) 北川 國昭 会長
②令和3年度(2021年度)熊本県教育功労者(優秀教員)表彰
 ・甲佐町立龍野小学校 宗 小百美 養護教諭
 ・御船町立御船中学校 嶋津 貴子 養護教諭
③令和3年度(2021年度)熊本県教育功労者(永年勤続)表彰
 ・御船町立七滝中央小学校 豊田 亮子 校長
 ・甲佐町立甲佐小学校   武永 春美 校長
 ・山都町立中島小学校   大塚 真史 校長
 ・嘉島町立嘉島西小学校  荒牧 和子 校長
④令和3年度(2021年度)体力向上優良校表彰
 ・甲佐町立甲佐小学校 ・山都町立中島小学校 ・山都町立潤徳小学校
 ・山都町立蘇陽小学校 ・山都町立矢部中学校
⑤令和3年度(2021年度)熊本県公立学校善行児童生徒表彰
    ・甲佐町立甲佐中学校生徒会

オンライン研修会の実施

(オンライン研修の事務局の様子)

   

(ブレイクアウトルームを活用したオンライン分科会の様子)

 郡小・中学校教頭等研修会(4月27日)、郡小・中学校体育主任会(4月30日)、郡校長会議(5月11日)、郡教務主任研修会(5月24日)をはじめ、オンラインによる研修が実施されています。オンラインにおいても、各研修会、会議とも充実した会議となりました。
 また、オンライン研修により、コロナウイルス感染リスクが軽減し、会場までの移動時間及び経費の軽減にもつながっています。
 今後もオンラインによる会議及び研修等の実施においては、オンラインのよさを生かした会議、研修等を心掛けたいと思います。  

上益城地区地域学校協働活動推進員等研修

 

 10月23日(金)に、上益城総合庁舎大会議室において、「上益城地区地域学校協働活動推進等研修」を行いました。
 教育庁市町村教育局社会教育課、県統括コーディネーター、上益城管内の地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)、町教育委員会関係者等が参加し、今年度の地域学校協働活動における協議を行いました。
 協議では、「コロナ禍における地域学校協働活動 初めの一手」と題し、今後の取組について、参加者それぞれの立場から積極的な意見交換が行われました。
 コロナ禍にあっても、「社会に開かれた教育課程」「地域とともにある学校」「学校を核とした地域づくり」のさらなる実現に向けて、本研修が一助となることを期待しています。

「熊本の学び」スタートアップ研修会

 

 8月26日(水)、28日(金)に甲佐町と嘉島町で「熊本の学び」スタートアップ研修会が行われました。本研修は、管内の研究会等を対象に「熊本の学び推進プラン」に沿った授業改善等の演習等を行い「熊本の学び」について理解を深める研修です。
 当日のグループ協議では、授業改善等について活発な意見交換が行われました。
 各町の小・中学校では、学校総体で「熊本の学び」についての取組を始めており、参加された先生方の発表等から、積極的に取り組まれていることが伝わってきました。
 上益城管内では、今後も様々な研修会の中で本研修を実施する予定です。

 

 

「熊本の学び」研究指定校感謝状授与式

 6月10日(水)定例(6月)校長会議の冒頭で、御船町立御船中学校の「熊本の学び」研究指定校感謝状授与式が行われました。
 御船中学校では平成30年度から2ヶ年にわたって、熊本県教育委員会の「熊本の学び」研究指定校事業における学力向上プロジェクト研究推進校として、授業づくりや指導方法の工夫・改善、及びそれらを支える集団づくりや環境づくりについて研究を重ねてこられました。
 授与式では、上益城教育事務所長から御船中学校 作田潤一校長に感謝状が贈呈されました。

令和元年度(2019年度)熊本県家庭教育支援功労者表彰

    1月18日(土)に令和元年度(2019年度)「熊本の心」県民大会・くまもと家庭教育推進フォーラムが上天草市で開催されました。その中で、令和元年度(2019年度)熊本県家庭教育支援功労者表彰が行われました。
    本管内からは上益城郡PTA連絡協議会事務局長及びくまもと「親の学び」プログラムトレーナーを継続して努めてこられた山口美和様が家庭教育支援功労者として受賞の紹介がされました。  
    同日は嘉島町で上益城郡PTA連絡協議会研修会が行われため、山口様は当フォーラムの授賞式には参加できませんでしたが、研修会後に、上益城郡教育長会会長の本田惠典御船町教育長から、家庭教育支援功労者受賞の表彰状が授与されました。郡PTA役員の皆様が同席の中、盛大に表彰式がとり行われました。誠におめでとうございます。

令和元年度(2019年度)体力向上優良校表彰

 12月5日(木)、定例(12月)校長会議の冒頭で、令和元年度(2019年度)体力向上優良校表彰を行いました。体力向上優良校は、体力づくりに積極的に取り組み、成果を収めている学校を表彰するもので、管内からは小学校4校、中学校1校が選出されています。受賞校は以下のとおりです。
 また、第57回熊本県小学校体育研究発表大会において、潤徳小学校が体力向上優秀実践校として受賞されています。

【優良校】 滝尾小学校、木倉小学校、中島小学校、嘉島西小学校、蘇陽中学校 

令和元年度(2019年度)熊本県教育功労表彰

 

 12月5日(木)、定例(12月)校長会議の冒頭で、令和元年度(2019年度)熊本県教育功労優秀教職員表彰及び永年勤続表彰を行いました。管内から4人の先生方が受賞されています。

(優秀教職員表彰)那須亮作教諭・原田力子栄養教諭
(永年勤続表彰) 大塚芳生校長・堅島尚記校長

上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会

    11月26日(火)、嘉島町民会館において、「上益城地区『地域と学校の連携・協働』推進実践交流会」を行いました。
 上益城管内の各小・中学校の地域連携担当者、県立高等学校の先生、地域学校協働活動推進員(地域コーディネーター)、教育委員会関係者等が参加し、実践発表及び協議を行いました。
 実践発表では、御船町立七滝中央小学校の村田裕紀教頭先生から「『地域とともにある学校づくり』の充実を目指して」について発表していただきました。学校と地域が双方向の関係を築き、子供たちのよりよい成長を目指して一体となって取り組まれており、地域の活性化にもつながっていることがよく分かりました。
 協議では、「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、それぞれに取り組まれている地域学校協働活動をもとに意見交換が行われました。本研修の内容を各町や各学校に持ち帰っていただき、それぞれの地域に合った「地域と学校の連携・協働」に繋げていただければ幸いです。

矢部小学校訪問

    11月14日(木)、山都町立矢部小学校を訪問しました。「ふるさとを大切にし、『よりよく生きる力』を高め続ける児童の育成 ~自立と社会参加~」を学校教育目標とし、信頼される学校づくり、人権教育の充実に向けて全職員で教育活動に取り組まれています。
 学校の正門坂道にはプランターが並べられ、職員玄関前には地域の方から贈られたとてもきれいな菊の花が飾られるなど、教育環境が整えられていました。
    また、参観した教室では、学習のきまりが掲示され、学習面と生活面の共通実践事項である「かがやけ矢部っ子」の約束のもと、いきいきと学習に取り組む児童の姿が見られました。全職員が共通理解のもとに、チームとなって教育活動にあたられていました。

木倉小学校訪問

   

    11月11日(月)、御船町立木倉小学校を訪問しました。「仲間と助け合い 自分の夢の実現に向かって 挑戦し続ける木倉っ子の育成」を学校教育目標とし、全職員一丸となった共通理解・共通実践により、確かな学力の育成や豊かな心の育成等に取り組まれています。
 30年以上体育の授業づくりについて研究されてきた実績から、研究の成果を他教科等にも広げていき、児童の学力向上に向けた授業改善が行われていました。
    子供たちは、先生の指示をしっかり聞き、友達と積極的に自分の考えを交流したり、全体に紹介したりして、いきいきと学習に取り組む姿が印象的でした。

龍野小学校訪問

 10月30日(水)、甲佐町立龍野小学校を訪問しました。「ふるさとに、笑顔広げる龍野っ子を育てる」を学校教育目標として、(た)たくましいからだ(つ)つよくてやさしい心(の)のびのび勉強の龍野(たつの)っ子を育成するために、職員全員がチーム龍野となって取り組まれています。
 校内を見回すと、靴がきれいに揃った靴箱、昇降口のきれいなプランターの花々、玄関には龍野水族館として地域に住む生き物が飼育されるなど、教育環境がとてもきれいに整えられていました。
 授業では、ICTや支援員を活用したT・Tによる学習も充実しており、児童が互いに意見を交換しながら、教師とともにいきいきと学習に取り組む姿が印象的でした。

飯野小学校訪問

 10月23日(水)、益城町立飯野小学校を訪問しました。「豊かな心と確かな学力をもち、たくましく生きる子どもの育成~ふるさとを愛し、心やさしい飯野っ子~」を学校教育目標とし、確かな学力の定着に向けた共通実践事項の取組や心のケアを踏まえた豊かな心の育成等に取り組まれていました。
授業では、「身につける力の系統的指導」や「わかる・できるを実感する練習や振り返り」に重点的に取り組まれており、児童一人一人がいきいきと意欲的に学習する姿が見られました。地域の方も協力してくださる花壇の整備や、子どもたちの学習意欲を高める掲示等、環境面でも様々な工夫が見られ、他校の参考になるものがたくさんありました。

嘉島西小学校訪問

 10月17日(木)、嘉島町立嘉島西小学校を訪問しました。学校教育目標「ひとみ輝く 嘉島西っ子の育成」のもと、共通実践や環境整備等、子どもたちのよりよい成長のため、全職員が一丸となって日々取り組まれている様子を見せていただきました。
 子どもたちと先生との信頼関係が基盤となり、すべての学級において落ち着いた雰囲気の中で授業が行われていました。また、先生方が、子どもたちの「分かった」「できた」のために熱心に教材研究に取り組まれ、活動や板書を工夫したり一人一人に応じた指導を心がけたりしながら、授業を創り上げられていました。