発信情報
上益城郡初任者研修(第1回)
6月10日(火)、管内の初任者が今年度初めて一堂に会して行う初任者研修(第1回)を、上益城総合庁舎にて実施しました。先生方の「多くのことを学びたい」という真剣な眼差しで、積極的に参加している姿が印象的でした。
研修は、講話、協議、演習そして模擬授業の実施と充実した内容でした。なかでも、廣瀬所長の講話は、失敗や経験が教師を育てていくことや謙虚に学ぶことの大切さなど、児童生徒を指導するという責任を自覚し、教師という仕事を続けていくうえで示唆に富む内容でした。
第2回の研修は、8月5日(火)に予定されています。各校に戻り、失敗を恐れず挑戦を重ねて、切磋琢磨しながら一歩ずつ成長した先生方と再会できることを楽しみにしています。
令和7年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会
5月1日(木)、上益城総合庁舎において、令和7年度上益城郡小・中学校体育主任等研修会を実施しました。
今年度の県の取組の方向や体育主任の役割等の説明の後、班別協議を行いました。中学校区ごとに各学校の体力の現状や課題を出し合い、体力向上に向けた学校総体としての取組について活発に話合いが行われました。
各中学校区の小・中連携を深めることができた研修会でした。
令和7年度上益城郡小・中学校教頭等研修会(第1回)
4月28日(月)、上益城総合庁舎において、令和7年度上益城郡小・中学校教頭等研修会を実施しました。
まず、廣瀬所長、有田管理主事、西本指導課長の講話があり、教頭や主幹教諭として、意識すべきこと及び業務改善等について考えました。また、研修の後半には「自校の課題の整理と今後の取組」について班別協議を行い、主に「特別支援教育」「学力向上」「人材育成」の3点についてこれまでの実践等を出し合い、議論を深めました。班別協議後は、各班で出し合ったことを他の班の先生方と共有する時間も設けたことで、より実りのある研修となりました。
感想の中の「何事にも『根拠』をもって職員や保護者に説明していくことの大切さについて、再確認することができた」という言葉に、校長の補佐としての責任と自覚を感じました。
令和7年度上益城郡臨時的任用教員研修会
4月21日(月)、上益城総合庁舎において、令和7年度上益城郡臨時的任用教員研修会を実施しました。
勤務経験年数が浅い先生方を対象に、実践的な授業力の向上を目的とし開催し、管内から10名の先生方が参加されました。
研修1では、教育公務員としての自覚、不祥事防止、児童・生徒指導についての講話や協議でした。さらに、研修2では基本的な授業づくりについて、通常学級及び特別支援学級のグループに分かれ、教育実践上の課題について協議を行いました。
研修3では、授業や児童・生徒との関わり方について気軽に個別の指導助言を受ける時間も設けましたが、終了間際まで担当指導主事へ熱心に質問する先生方の姿に、教育に対する熱い思いを感じました。
令和7年度上益城教育事務所管内辞令交付式
4月1日(火)、上益城郡教育委員会連絡協議会会長及び各町教育委員会教育長の皆様を来賓としてお迎えし、上益城総合庁舎において、令和7年度管内辞令交付式を実施しました。
まず、交付対象者を代表し、新任校長に廣瀬所長が辞令を手渡しました。次に、上益城郡教育委員会連絡協議会会長の酒井益城町教育長様から祝辞をいただきました。最後に、転入者を代表して御船町立御船小学校の木山校長から挨拶があり、郡内の学校教育の充実に向け、新たな気持ちでスタートした校長先生方の姿が印象的でした。
辞令を受けられた管内の先生方には、上益城の子供たちのご指導をどうぞよろしくお願いします。
令和6年度熊本県家庭教育支援功労者表彰
2月8日(土)、くまもと県民交流館パレアで熊本県家庭教育支援功労者及び優良団体表彰式が行われ、米増孝博様(前 御船町放課後子供教室コーディネーター)が熊本県家庭教育支援功労者として表彰されました。
米増様は、御船町立木倉小学校の放課後子供教室の立ち上げ時から、コーディネーターとして、子供たちに豊かな体験活動を提供するとともに、子供に寄り添いながら指導されてきました。コーディネーターを勇退した現在も、ひょっとこ踊り等の地域の文化に関わる体験学習の指導者として子供たちの学びや成長に尽力されています。
今後のますますのご活躍を祈念申し上げます。
御船小学校放課後子供教室にくまモン先生来校
(c)2010熊本県くまモン 撮影 令和7年1月31日
1月31日(金)、御船町立御船小学校放課後子供教室にくまモンが来校しました。
当日は、ニュースポーツのモルックに挑戦しました。サプライズで登場したくまモンに最初は驚いていた子供たちでしたが、すぐに慣れ、チームで協力し、くまモンの応援を受けて歓声を上げながらプレーしていました。くまモンが子供からのアドバイスを受け、モルックという木片を転がした時には、運動場いっぱいに大きな笑い声が響き渡りました。
記念撮影をした後、くまモンとハイタッチやハグをしてお別れをする子供たちが印象的でした。
令和6年度熊本県市町村教育委員会連絡協議会永年勤続者表彰
1月20日(月)、令和6年度熊本県市町村教育委員大会が熊本県庁地下1階大会議室で行われ、本年度の永年勤続者が表彰されました。
この表彰は、6年以上市町村教育委員会の教育長の職を務められた方、または8年以上教育委員の職を務められた方が対象となります。
上益城郡内関係では以下の方々が表彰されました。
誠におめでとうございます。
前御船町教育委員会教育委員 園田 政幸 様
山都町教育委員会教育長 井手 文雄 様
嘉島町教育委員会教育委員 西田 良一 様
令和6年度上益城郡PTA連絡協議会研修会~親子で学ぼう講演会~
1月13日(月)、御船カルチャーセンターで実施されました。
本年度は、郡内各町から約300名の関係者が参加され、よりよいPTA活動を推進するという目的で、親子で学ぶ講演会が行われました。
まず、講演1では、肥後銀行金融コンサルティング部の方々から「親子で学ぼう『お金の教室』」と題した講演が行われ、楽しいクイズを交えながら、お金に関する正しい判断力について、親子で語り合う時間となりました。
さらに、講演2では、日本パラ陸上競技連盟強化委員会育成コーチの柴尾源太さんから、「パラ陸上と出会って」という演題で話がありました。パラアスリートのガイドランナーとして、競技面だけでなく様々な生活面での支援者であることが、自身の成長になっているという話は、心に響くものでした。
親子で学び合うことができる貴重な機会となりました。
令和6年度(2024年度)上益城地区「地域と学校の連携・協働」推進実践交流会
11月28日(火)、上益城総合庁舎で、地域と学校の連携・協働による「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」を実現するため、本研修を実施しました。
郡内の先進的な事例紹介の後、県の地域学校協働活動推進モデル地区である美里町の方々から実践を発表していただきました。主な内容は、持続可能な活動を推進するための組織づくり、学校運営協議会での熟議の様子、美里町での地域学校協働活動の実践事例でした。
参加者による熱心な協議の後、研修の最後に、熊本県教育庁社会教育課の山平県統括アドバイザーにまとめをしていただきました。持続可能な社会の創り手の育成に向けて、地域学校協働活動を地域による学校支援ばかりにせず、学校による地域貢献も含めた双方向の活動にし、目指す子供像や地域像を全ての関係者が共有することの大切さについて話がありました。
令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰及び令和6年度(2024年度)体力向上優良校表彰
12月3日(火)、令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰及び令和6年度(2024年度)体力向上優良校表彰が上益城総合庁舎で行われました。
熊本県教育功労(優秀教職員)表彰は、日頃の教育活動において、顕著な成果をあげられた教職員を表彰するものです。また体力向上優良校表彰は、体力づくりに学校総体として積極的に取り組み、成果を収めている学校を表彰するものです。
被表彰者及び被表彰校は以下のとおりです。誠におめでとうございます。
令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰
【マスター部門】
甲佐町立乙女小学校 教諭 永田 ムツミ
【フレッシュ・キャリア部門】
嘉島町立嘉島西小学校 教諭 本田 美幸
山都町立矢部小学校 養護教諭 守田 怜華
令和6年度(2024年度)体力向上優良校表彰
御船町立七滝中央小学校、御船町立木倉小学校、甲佐町立甲佐小学校、甲佐町立白旗小学校、山都町立矢部中学校
龍野小学校学校訪問
11月21日(木)、甲佐町立龍野小学校を訪問しました。
学校教育目標に「ふるさとに、笑顔広げる 龍野っ子の育成」を掲げられています。地域の方々による毎朝の見守りを受け登校した後、運動場で学年関係なく元気に体を動かす子供たちの様子が見られました。
始業の合図を聞くと速やかに移動し、切り替えて授業に臨む子供たちに育っているのは、日々の先生方の指導の賜物です。本年度は、「龍野っ子『分かる』『できる』喜びをともに味わう算数科授業づくりの10ステップ」という共通実践事項を決め、先生方が同じ思いで授業実践を重ねておられます。
これまでの道徳をはじめとした研究の積み重ねを生かし、地域の方々からの協力も受けながら、今後さらに「笑顔を広げる」児童が育成されることを期待します。
乙女小学校学校訪問
11月15日(金)、甲佐町立乙女小学校を訪問しました。
学校教育目標に「心豊かで たくましく 自ら学ぶ児童の育成」を掲げられています。来訪者に対して、笑顔で心のこもった挨拶をする児童の様子が印象的でした。
このような素直な子供たちが育っているのは、日頃の先生方による指導や、協力を惜しまない地域の方々による支援の成果だと感じました。
甲佐町教育委員会の全面的なバックアップと、昨年度のGIGAスクール研究指定校としての取組も生かしながら、主体的に学ぶ児童が育成されることを期待します。
木倉小学校学校訪問
10月29日(火)、御船町立木倉小学校を訪問しました。
学校教育目標に「ふるさと木倉を誇り 自他を大切にし 自分の特長を伸ばす児童の育成」を掲げられています。休み時間には元気に活動し、授業が始まると集中して学習に取り組むメリハリのある児童の様子が印象的でした。
30年以上にわたり教科体育を研究の中心に据えた取組が継続されている木倉小学校では、運動に親しむ児童の育成はもちろん、さらに体育の授業で学んだことを他教科や日常生活に生かすことができる児童を育てる取組がなされていました。児童が集中して授業を始めることができる、まさに頭と心と体のスイッチをオンにする工夫がなされていました。
木山中学校学校訪問
10月21日(月)、益城町立木山中学校を訪問しました。
学校教育目標に「郷土を愛し 当たり前に感謝し 夢に向かって共に努力する生徒の育成」を掲げられ、生徒が落ち着いて授業に臨んでいる姿を見せていただきました。
各学級では、益城町の共通実践事項である「サンタの学習指導過程」が大切にされていました。特に、「自分の考えを 自分の言葉で 分かりやすく伝える」を合言葉に、生徒主体の授業づくりが印象に残りました。
自ら学ぶ力を備えた子供たちが育つように、これからも授業研究、学習環境整備、学力充実等の取組を全ての先生方で継続・発展させるという熱意を感じました。
矢部中学校学校訪問
9月20日(金)、山都町立矢部中学校を訪問しました。
矢部中学校では、「自ら考え 進んで行動し 共に学び合う生徒の育成」という学校教育目標の実現を目指し、「主体性」と「協働」をキーワードとした教育活動が進められています。
校内は、掲示が整えられ、生徒は、落ち着いた環境で学習に取り組んでいました。
また本年度、「くまもとGIGAスクールプロジェクト」のモデル校に指定されており、ICTを活用した授業改善や家庭学習の工夫について研究を積み重ね、「熊本の学び」を推進しています。11月21日(木)に予定されている公開授業が楽しみです。
令和6年度(2024年度) 上益城郡小・中学校キャリア教育研修会
10月10日(木)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。コミュニケーション力やキャリアプランニング能力など子供たちの社会的・職業的自立に向けて必要となる力を全ての教育活動を通して育てていくため、各 小・中学校のキャリア教育の担当者が参集しました。
研修担当からキャリア教育の現状について説明後、自校のキャリア教育計画の見直しやキャリア・パスポートの効果的な活用方法について演習や協議が行われました。
今回の研修では、ICT機器を多くの場面で活用しました。特に、班別協議では、タブレット等を使いながら意見交換をしたことで、より多くの参加者の意見を交流することができ、考えを深めるきっかけとなりました。さらに電子データで資料が共有されたことにより、ペーパーレス化にもつながりました。
今回の研修を生かし、これから各学校でキャリア教育の充実が図られることを期待します。
令和6年度(2024年度) 上益城郡学力向上研修会
10月7日(月)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。授業力向上のため、それぞれの学校でリーダー的役割を果たしている研究主任の先生方とともに、午後半日の研修を実施しました。
令和6年度全国学力・学習状況調査の管内の現状について説明後、熊本県教育庁教育政策課の松下指導主事から「主体的・対話的で深い学びを実現する効果的なICT活用について」と題した講話がありました。さらにその後、甲佐中学校の酒井教諭が教師の主体性を尊重した校内研修の工夫について実践発表をされました。研修の後半では、各校で校内研修の活性化のためにどうマネジメントしていくかについて協議がなされました。
今回の研修では、参加された先生方のインプット(情報収集)とアウトプット(意見発表)が頻繁に繰り返されていました。各学校で行われている毎日の授業づくりに重なるもので、今後の更なる授業改善が期待されます。
令和6年度(2024年度) 上益城地区社会人権教育研究集会
9月24日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、SNS時代における外国人の人権をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の吉田文男さんによる「来民開拓団の『真相』に学ぶ」と題した講演がありました。部落差別(同和問題)の歴史的な事実をもとに、「差別をなくすためにはどうすればよいか」と聴衆一人一人へ穏やかに訴えかける講演でした。
会場の1階ギャラリーには、これまで上益城郡人権教育連絡協議会で作成された啓発資料「あなたの人権、私の人権」が掲示され、休憩時間に観覧する参加者も見られました。
御船小学校学校訪問
9月13日(金)、御船町立御船小学校を訪問しました。
「ふるさとを愛し、21世紀をたくましく生きぬく子供の育成」という学校教育目標の実現に向け、「御船小でよかった」「御船小が大好き」と言える学校を目指した取組が進められていました。
取組を推進するうえで大切にされているのが、「やさしい人になる」というキーワードと、将来の夢や目標に向かって学び続けるキャリア教育の視点でした。
学習面では、「国語科の主体的な読み手の育成」に力を入れており、授業改善をはじめ学力向上のための様々な取組が、先生方の共通理解をもとに共通実践されていると感じました。授業等を通じ、一生懸命子供たちと向き合う先生方の姿を見せていただきました。