発信情報
木倉小学校学校訪問
10月29日(火)、御船町立木倉小学校を訪問しました。
学校教育目標に「ふるさと木倉を誇り 自他を大切にし 自分の特長を伸ばす児童の育成」を掲げられています。休み時間には元気に活動し、授業が始まると集中して学習に取り組むメリハリのある児童の様子が印象的でした。
30年以上にわたり教科体育を研究の中心に据えた取組が継続されている木倉小学校では、運動に親しむ児童の育成はもちろん、さらに体育の授業で学んだことを他教科や日常生活に生かすことができる児童を育てる取組がなされていました。児童が集中して授業を始めることができる、まさに頭と心と体のスイッチをオンにする工夫がなされていました。
木山中学校学校訪問
10月21日(月)、益城町立木山中学校を訪問しました。
学校教育目標に「郷土を愛し 当たり前に感謝し 夢に向かって共に努力する生徒の育成」を掲げられ、生徒が落ち着いて授業に臨んでいる姿を見せていただきました。
各学級では、益城町の共通実践事項である「サンタの学習指導過程」が大切にされていました。特に、「自分の考えを 自分の言葉で 分かりやすく伝える」を合言葉に、生徒主体の授業づくりが印象に残りました。
自ら学ぶ力を備えた子供たちが育つように、これからも授業研究、学習環境整備、学力充実等の取組を全ての先生方で継続・発展させるという熱意を感じました。
矢部中学校学校訪問
9月20日(金)、山都町立矢部中学校を訪問しました。
矢部中学校では、「自ら考え 進んで行動し 共に学び合う生徒の育成」という学校教育目標の実現を目指し、「主体性」と「協働」をキーワードとした教育活動が進められています。
校内は、掲示が整えられ、生徒は、落ち着いた環境で学習に取り組んでいました。
また本年度、「くまもとGIGAスクールプロジェクト」のモデル校に指定されており、ICTを活用した授業改善や家庭学習の工夫について研究を積み重ね、「熊本の学び」を推進しています。11月21日(木)に予定されている公開授業が楽しみです。
令和6年度(2024年度) 上益城郡小・中学校キャリア教育研修会
10月10日(木)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。コミュニケーション力やキャリアプランニング能力など子供たちの社会的・職業的自立に向けて必要となる力を全ての教育活動を通して育てていくため、各 小・中学校のキャリア教育の担当者が参集しました。
研修担当からキャリア教育の現状について説明後、自校のキャリア教育計画の見直しやキャリア・パスポートの効果的な活用方法について演習や協議が行われました。
今回の研修では、ICT機器を多くの場面で活用しました。特に、班別協議では、タブレット等を使いながら意見交換をしたことで、より多くの参加者の意見を交流することができ、考えを深めるきっかけとなりました。さらに電子データで資料が共有されたことにより、ペーパーレス化にもつながりました。
今回の研修を生かし、これから各学校でキャリア教育の充実が図られることを期待します。
令和6年度(2024年度) 上益城郡学力向上研修会
10月7日(月)、上益城総合庁舎で標記研修会が実施されました。授業力向上のため、それぞれの学校でリーダー的役割を果たしている研究主任の先生方とともに、午後半日の研修を実施しました。
令和6年度全国学力・学習状況調査の管内の現状について説明後、熊本県教育庁教育政策課の松下指導主事から「主体的・対話的で深い学びを実現する効果的なICT活用について」と題した講話がありました。さらにその後、甲佐中学校の酒井教諭が教師の主体性を尊重した校内研修の工夫について実践発表をされました。研修の後半では、各校で校内研修の活性化のためにどうマネジメントしていくかについて協議がなされました。
今回の研修では、参加された先生方のインプット(情報収集)とアウトプット(意見発表)が頻繁に繰り返されていました。各学校で行われている毎日の授業づくりに重なるもので、今後の更なる授業改善が期待されます。
令和6年度(2024年度) 上益城地区社会人権教育研究集会
9月24日(火)、御船町カルチャーセンターを会場にして標記研究集会が実施されました。
当日は、開会行事の後、基調提案、特別報告、SNS時代における外国人の人権をテーマとした啓発映画の視聴が行われました。その後、講師の吉田文男さんによる「来民開拓団の『真相』に学ぶ」と題した講演がありました。部落差別(同和問題)の歴史的な事実をもとに、「差別をなくすためにはどうすればよいか」と聴衆一人一人へ穏やかに訴えかける講演でした。
会場の1階ギャラリーには、これまで上益城郡人権教育連絡協議会で作成された啓発資料「あなたの人権、私の人権」が掲示され、休憩時間に観覧する参加者も見られました。
御船小学校学校訪問
9月13日(金)、御船町立御船小学校を訪問しました。
「ふるさとを愛し、21世紀をたくましく生きぬく子供の育成」という学校教育目標の実現に向け、「御船小でよかった」「御船小が大好き」と言える学校を目指した取組が進められていました。
取組を推進するうえで大切にされているのが、「やさしい人になる」というキーワードと、将来の夢や目標に向かって学び続けるキャリア教育の視点でした。
学習面では、「国語科の主体的な読み手の育成」に力を入れており、授業改善をはじめ学力向上のための様々な取組が、先生方の共通理解をもとに共通実践されていると感じました。授業等を通じ、一生懸命子供たちと向き合う先生方の姿を見せていただきました。
道徳教育パワーアップ地区別研修
令和6年9月9日(月)に道徳教育パワーアップ地区別研修を上益城総合庁舎で実施しました。
子供たちの豊かな心の育成に向けて、土台となる道徳の授業の充実を図るため、研修は、授業づくりに関する演習や模擬授業を実施しました。
管内の全小・中学校から参加があったことにより、本研修の学びがすべての学校に広げられ、「考え、議論する道徳」が実践されることを期待します。
飯野小学校学校訪問
9月5日(木)、益城町立飯野小学校を訪問しました。
「夢をもち、夢をはぐくみ、夢を実現する教育へのチャレンジ!」という学校教育目標を掲げ、飯野に愛着と誇りをもち、夢の実現へ自ら考え、自ら行動する児童の育成を目指し、先生方の一致団結した取組が進められていました。
飯野小学校では、よりよい授業づくりに向けて、益城町の共通実践事項である「サンタの学習指導過程」を通して、児童が自ら学ぼうとする意欲を高めるための指導が工夫されていました。
また、今年度すでに2回の学校運営協議会が開催され、地域との連携・協働が着実に進められているのも飯野小学校の素晴らしさだと感じました。
これからも地域の教育力を大切にし、学校教育目標でキーワードとされている「考動力」を身に付けた児童が、さらに増えていくことを期待します。
上益城郡学校人権教育研究会
令和6年8月22日(木)に上益城郡学校人権教育研究会が甲佐町生涯学習センター、甲佐小学校、甲佐中学校を会場に実施されました。部落差別(同和問題)をはじめ、あらゆる人権問題の解決に向け、管内の教育関係者等が終 日の研修を実施しました。
午前中は、「出逢いをつかむ~わたしを育ててくれた 子どもたち~」と題し、甲佐小学校非常勤講師の山下直子さんによる講演がありました。先生の豊かな教職経験に基づいた内容でした。「子どもたちが自分自身の人権意識を育ててくれた」という思いが詰まっていました。
午後は、13の分科会で、それぞれの研究の視点に沿ったレポート研修会が行われました。
2学期からの実践につながる有意義な研修会となりました。
上益城郡初任者研修(第2回)
令和6年8月6日(火)に上益城郡初任者研修(第2回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が全員集合し、終日の研修となりました。
研修内容は、「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「親の学びプログラム」「授業づくり」「これからの生徒指導の在り方」「2年目の先輩教師に学ぶ」でした。自らの1学期の実践と重ね合わせながら講話を聴いたり、班で協議をしたりと、意欲的に学んでいました。
今回の研修を受けて、2学期から新たな気持ちで子供たちの前に立つ先生方を、これからも応援していきます。
嘉島西小学校学校訪問
7月10日(水)、嘉島町立嘉島西小学校を訪問しました。
「気付き、考え、行動する 嘉島西っ子の育成」という学校教育目標の達成に向け、児童、保護者、地域の方々が「この学校でよかった」「この先生に出会えてよかった」という学校を目指し、取組が進められています。
嘉島西小学校は、これまで様々な研究指定を受けてきた学校であり、その成果が現在も確実に受け継がれています。それは、授業の進め方や家庭学習の習慣化等、学力向上のための共通実践に表れていました。
創立150周年を迎え、3月に記念式典が盛会のうちに開催されたと聞きました。これからも地域の教育力を大切にし、さらに活気あふれる嘉島西小学校になることを期待しています。
令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(永年勤続者)表彰
7月9日(火)、令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(永年勤続者)表彰が上益城総合庁舎で行われました。
熊本県教育功労(永年勤続者)表彰は、永年にわたり熊本県教職員として在職し、職務に精励した教職員を表彰するものです。
当日は、管内で受賞した教職員を代表し、益城町立益城中学校 冨士川晶三 校長が表彰状を受け取られました。
今年度、表彰を受けられたすべての先生方、誠におめでとうございました。
嘉島東小学校学校訪問
6月21日(金)、嘉島町立嘉島東小学校を訪問しました。
「助け合い、みんなで伸びる児童の育成」という学校教育目標が掲げられ、「人にやさしい」「学習をがんばる」「心身ともに健康な」子供の育成を目指し、日々の教育活動が進められていました。
嘉島東小は、年々児童数が増加しており、授業等の様子から活気ある学校の雰囲気が感じられました。
昨年度まで、学校給食・食育研究推進校の指定を受け、地域の人材や食材を生かしながら、食に関する指導に力を入れてこられました。この研究を財産に、引き続き健康教育はじめ、諸教育活動が推進されることを期待します。
山都町立矢部小学校学校訪問
6月18日(火)、山都町立矢部小学校を訪問しました。
「『共創(きょうそう)』~ともに学び、ともに育つ~」という学校教育目標が掲げられ、落ち着いて授業に臨む児童の様子を参観することができました。
矢部小学校は、昨年度末に潤徳小学校と統合をし、先生方が新たな気持ちで令和6年度をスタートしています。学校を挙げてNIE(新聞を教材として活用する学習)に取り組むことで、表現力を育てようとしている様子が様々な授業で見られました。
令和6年度上益城郡人権教育主任研修会
6月14日(金)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡人権教育主任研修会を実施しました。
研修1では、人権教育の推進について熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課による説明・演習を実施しました。研修2では、人権教育主任を中心とした人権教育の組織的な推進について協議を行いました。
協議では、具体的な授業場面が想定され、「授業者としては」「人権教育主任としては」というポイントで意見交換がなされました。
学校全体で人権教育に取り組む際の、推進役としての意識を高める研修となっていました。
上益城郡初任者研修(第1回)
6月6日(木)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が一堂に直接顔を合わせて行う、今年度初めての研修となりました。
終日の研修でしたが、「一つでも多くの事を学び取ろう」という思いで、先生方は熱心にメモを取りながら話を聞いておられました。
研修は、講話、協議、演習そして模擬授業の実施と盛りだくさんの内容でした。中でも、所長からの講話では、上益城管内各町のすばらしさ、同僚とのつながりの大切さ、教師の仕事の魅力などについて話がありました。児童生徒を指導するという責任を自覚したうえで、失敗を糧に挑戦をする意義について語られました。
第2回の研修は、8月6日に予定されています。各学校に戻り、挑戦を重ねて一歩ずつ成長した先生方と再会できることを、今から楽しみにしています。
特別支援教育管理職研修
5月10日(金)上益城総合庁舎において、特別支援教育管理職研修を実施しました。
熊本県教育委員会特別支援教育課、松岡参事からの講話をもとに、児童生徒にとって最適な学びの場と特性に応じた支援について研修を深めました。研修の後半には、協議の時間を設け、日常の教育活動において管理職として意識すべきことについて考えました。
今後、各学校での支援体制をさらに充実させていくために、学級担任の指導力向上や校内支援委員会での協議の充実に向け、組織的な取組が推進されることを期待します。
令和6年度上益城郡小・中学校教頭等研修会(第1回)
4月23日(火)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡小・中学校教頭等研修会を実施しました。
管内の小・中学校の教頭先生、主幹教諭の先生方を対象に研修を実施しました。笠所長、有田管理主事、西本指導課長からの講話をもとに、教頭や主幹教諭として、意識すべきこと、業務改善などについて考えました。また、研修の後半には、協議の時間を設け、今後の教育活動について先生方同士で話し合う時間がありました。
「学校をリードしていく立場として、職員の信頼を得るために大切なことを学ぶ機会となった」という感想がありました。各学校で今後の業務にいかされることを期待します。
令和6年度上益城郡臨時的任用教員研修会
4月22日(月)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡臨時的任用教員研修会を実施しました。
勤務経験年数が1年未満の先生方を対象に、実践的な授業力の向上を目的とし開催しました。管内から17名の先生方が参加し、午後半日の日程で実施しました。
主な内容は、教育公務員としての自覚、不祥事防止、児童・生徒指導についての講話や協議でした。さらに、授業づくりや特別支援教育についての説明も行いました。研修の最後には、グループに分かれ、教育実践上の課題について協議が行われました。
終了時刻間際まで、担当指導主事へ熱心に質問する先生方が、とても頼もしく感じられました。