上益城教育事務所では

発信情報

上益城郡初任者研修(第2回)

 8月22日(月)、新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し、研修内容の一部をオンライン形式に変更して実施しました。
 初任の先生方は、この1学期の間、各赴任校で児童生徒と学校生活を送ってきたことで、第1回目の研修時と比べ自信を高めた姿が見られました。
 研修内容は、「児童理解に基づく生徒指導」「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「道徳科の授業づくりの基礎・基本」「くまもと『親の学び』プログラム」「授業づくりについて」でした。盛りだくさんの内容でしたが、管内すべての初任の先生方が揃い、熱心に参加する姿が見られ頼もしく感じました。
 実施後には、本日研修した内容を2学期からの実践に活かしたいという感想が数多く残されていました。

潤徳小学校総合訪問

 6月30日(木)、山都町立潤徳小学校を訪問しました。「確かな学びを『世のため・人のため』に生かそうとする児童の育成~楽しい学校・みがく学校~」を学校教育目標とし、小規模校の特色を生かし、児童一人一人に目を向けた指導がなされています。

 当日、5・6年生の複式学級では、1人1台のタブレットを活用した授業を公開していただき、間接指導の場面でも、全員が集中して学習に取り組む姿が見られました。
 田植えや稲刈りなど、地域の教育力を生かした体験活動にも積極的に取り組んでいます。

蘇陽小学校総合訪問

 6月23日(木)、山都町立蘇陽小学校を訪問しました。「ふるさとを誇り、夢の実現を目指す児童生徒の育成~チャレンジが夢実現への第一歩~」という蘇陽中学校区共通の教育目標を設定し、地域の特色を生かした教育活動が進められています。
 緑に囲まれた正門を通ると、校舎壁面に大きく掲げられた学校目標が目に入ってきます。広々とした運動場など子供たちはのびのびと学校生活を送ることができる環境が整っています。
 算数科を校内研修の中心にし、授業改善を進められています。当日の授業でも、すべての児童が粘り強く学習できるよう指導が進められていました。

上益城郡防災教育研修会

 

 6月17日(金)、本年度、上益城管外から転入された先生方や新規採用された臨時的任用の先生方を対象にした上益城郡防災教育研修会を行い、43名の先生が参加されました。
 研修Ⅰでは、震災当時、益城中央小学校に勤務されていた益城町教育委員会生涯学習課社会教育指導員の松永陽一様に、「地域と学校とのつながりが防災・復興の力となる」というキーワードをもとに当時の様子等について講話を行っていただきました。
 研修Ⅱでは、震災当時から、多くの児童生徒のカウンセリングを行っている上益城教育事務所の横井尚子スクールカウンセラーに、「熊本震災後、これからの心のケアについて」と題して、児童生徒の心のケアについて講話を行っていただきました。
 上益城の被災状況や学校の取組等について理解し、児童生徒等の心のケアや配慮の必要性についても、改めて認識を深める機会となりました。

 

上益城郡初任者研修(第1回)

 令和4年6月10日(金)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。昨年度はすべての研修がオンラインで実施となりましたが、本年度は初任者研修対象者29名全員が直接顔を合わせて実施できたことを、所員全員大変うれしく思っています。

 所長のあいさつ及び講話では、「初任者に期待すること」と題して、不祥事を絶対に起こさないこと、教育的愛情と豊かな人権感覚をもって子供たちに接すること、一社会人としての謙虚さを持つこと、子供を含めたすべての人をリスペクトすることなどについて話があり、初任者を元気づける講話となりました。初任者は、教員としての使命感、向上心を改めて感じていました。
 終日の研修ではありましたが、その研修のほとんどで、互いの意見を伝え合い、共有する場を設けることで、初任者同士のコミュニケーションが図られ、不安や悩みの解決の糸口になったようです。研修後の感想では、「次回の研修で、成長した姿を先生方に発表しあえるように頑張っていきたい」など、多くの前向きな意見が書かれていました。