発信情報
道徳教育指導力向上研修会
9月16日、甲佐小学校において、道徳教育指導力向上研修会を行いました。
本研修は、「学習指導要領の一部改正を踏まえ、道徳教育の抜本的改善・充実の方向性等を周知するとともに、道徳に係る指導内容・方法等の改善に関する研修を行うことにより、本県の小中学校等における道徳教育の指導力の向上及び『特別の教科 道徳』の趣旨・内容を踏まえた授業の充実を図る。」ことを目的として実施しました。
管内全小・中学校から参加いただき、「特別の教科 道徳」の実施に向けて行政説明、ブロック別指導者研修報告、演習(中心発問づくり)を行いました。
今回の研修を生かし、児童生徒一人一人が自分の問題として捉え「考える道徳」、「議論する道徳」へ転換されるとともに、各学校で「特別の教科 道徳」(道徳科)リーフレットの5つの提言に積極的に取り組まれることも期待しております。
【参考:「特別の教科 道徳」(道徳科)リーフレット 】
提言1(道徳科の授業)
児童生徒が、自己を見つめ、自己の生き方や人間としての生き方につ
いての考えを深めるために、多様な指導方法を活用しましょう
提言2(道徳科の評価)
児童生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し、指導に生かすことができる評価活動に努めましょう
提言3(道徳科における指導体制)
校長や教頭、他職員との協力的な指導などについて工夫し、道徳教
育推進教師を中心とした指導体制の充実を図りましょう
提言4(新たな内容項目への対応)
「熊本の心」や「私たちの道徳」等を活用して、新たな内容項目に関連
する教材を年間指導計画に位置付け、指導展開を工夫しましょう
提言5(道徳科における家庭・地域との連携)
「熊本の心」を活用した道徳科の授業を地域や保護者に公開したり、道
徳科の授業に家庭や地域の人々の参加や協力を得たりするなど、家庭や地域との連携を図りましょう