発信情報
学校・家庭・地域の連携について
① 地域の寺子屋推進事業
本事業では、地域に開かれた学校づくりの仕組みを全県下に広めるために、地域の寺子屋プランナーが配置されています。上益城では、中川有紀プランナーが、地域人材の確保や活用方法、仕組みづくり等の具体的な提案を行います。(旅費は、県で負担します。)
【中川プランナー支援内容】
○地域とともにある学校づくりに関する校内研修での講話
○PTA・老人クラブ・地域婦人会・民生児童委員等、各種団体での学校支援に関する講話
○地域とともにある学校の推進組織づくり支援
○算数科「そろばん学習」(3年生・4年生)の授業づくりの支援
○「ちょんかけごま」遊び(クラブ活動等)を通した地域教育力活用支援
○放課後子ども教室の拡充支援
○学校支援地域本部の拡充支援
※中川プランナー作成ホームページ内にある「学校を核とした地域創生」でも「生涯学習」・
「地域の寺子屋事業」等について掲載されています。
http://www16.plala.or.jp/ari62man/
② ボランティアチーム派遣
本事業では、学習支援・体験活動などの各町や学校のニーズに応じて、ボランティアチームを派遣します。詳しいチーム状況及び申請手続き等は、県教育委員会ホームページ→生涯学習→学校を核とした「地域の寺子屋」推進事業に掲載されています。(旅費は、県で負担します。)
【県内登録ボランティアチーム数】32団体(7月21日現在)
【活動内容(重複あり)】
工作(12)実験(3)観察(3)音楽(7)レクリエーション(16)
料理(1)スポーツ(10)屋外(11)落語(2)学習(11)
演劇(1)講話(2)書道(2)読書(8)英語(1)
【管内登録ボランティアチーム】
○NPO法人みずのとらベル隊
○平成音楽大学チームムジカ※登録手続き中
③ 家庭教育 くまもと「親の学び」プログラム進行役養成講座
くまもと「親の学び」プログラムは、親として学ぶ機会や親同士のつながりをつくる機会の提供のために作成された参加体験型のプログラムで、誰もが進行役となって進めることができます。本講座では、参加体験型の形式で、プログラムや進行役体験を通して、進行役のノウハウを学んでいただきました。今年度は、各町5会場で開催しました。
参加者からは、「学校行事、PTA研修等で、実際にやってみたい。」「あたたかい雰囲気の中で、初めて会った人と子育てについて話し会うことができた。」等の感想がありました。
くまもと「親の学び」プログラムの実施については、管内の「親の学び」プログラムトレーナーが一緒に進行役をするなどサポートをしています。
御岳小学校訪問
7月8日(水)、山都町立御岳小学校を訪問しました。学校教育目標「豊かな心と確かな学力をもち、たくましく生きる子どもの育成~ふるさとを愛し、心やさしい御岳っ子~」のもと、「学ぶ喜びのある御岳小学校」を合言葉に、少人数学級、複式学級における「豊かな心」「確かな学力」の向上に取り組まれていました。
授業では、「み(みんなでつかもう)課題設定」「た(ためしてみよう)自力解決」「け(けんとうしよう)共同解決」「こ(こんどはこうしよう)まとめ」の学習過程に沿った展開がなされ、分かる喜びを感じている児童の様子が見られました。
中島小学校訪問・七滝中央小学校訪問
6月29日(月)、山都町立中島小学校を訪問しました。
「子どもたちが幸せになれる土台を育む学校」を学校教育目標に掲げられ、1年生から6年生まで落ち着いた雰囲気の中で授業が行われていました。
学力向上対策プランを策定され、教育活動実践の場ごとに具体的な取組が設定されていました。授業では、自分たちの考えを交流することを通して練り上げていました。
(2) 七滝中央小学校訪問
6月30日(火)、御船町立七滝中央小学校を訪問しました。
「地域(ふるさと)を愛し、共に学び合い、自立する子どもの育成」を学校教育目標に掲げられ、学校・保護者・地域間の双方向性のある御船版コミュニティ・スクールの実践に取り組まれていました。
ふるさと・ともだち・かぞくと関わる力を大切にされ、豊かな関わりを通して、児童が安心できる雰囲気の中で学習が進められていました。
滝尾小学校訪問
6月22日(月)、御船町立滝尾小学校を訪問しました。学校教育目標「豊かな心と確かな学力を身につけた心身ともに健やかな滝尾っ子の育成」のもと、「学校総体として協働する学校へ」を合言葉に、地域・家庭と一体となり教育に取り組まれていました。
すべての先生が、指導事項の明確化、発問・指示の明確化等「児童が輝く授業づくり」を意識されていました。
第1回上益城郡教務主任研修会
5月22日(金)、第1回上益城郡教務主任研修会を開催しました。
管内の全小・中学校32校から教務主任の先生方が集まり、学力向上対策を中心とした研修に取り組んでいただきました。
教務主任の役割・職務・求められる力、検証改善サイクルを生かした授業改善等の講話後、「全国学力・学習状況調査結果を学力向上にどう生かすか」について協議していただきました。
各班で、課題の分析や解決に向けた具体的な方策について協議を進められました。
参加された先生方から、「教務主任としての職責を再確認できた。」、「協議した内容を学校に持ち帰り学力向上に活用したい。」、「他校での取組を参考にして、検証改善サイクルを工夫して取り組みたい。」等の意欲的な感想があり、各校での学力向上が対策がさらに進んでいくことを確信しました。
教育事務所ホームページについて
ゆうチャレンジ過去問題、全国学力・学習状況調査過去問題、ICT活用に関する資料、熊本版コミュニティ・スクールリーフレット、スタートカリキュラム スタートブック等を掲載していますので、校内研修等での御活用をお願いします。
平成26年度研究指定校感謝状贈呈式
4月16日(木)、上益城総合庁舎で平成26年度の研究指定校へ感謝状の贈呈式が行われました。各研究指定校では、児童・生徒、家庭及び地域の実態を踏まえ、上益城の子どもたちのための実践に取り組んでこられました。先生方の日々の取組に感謝の意を表します。
「幼・保等、小、中連携実践研究事業」
山都町教育委員会・清和小学校・清和中学校・大川保育園・小峰へき地保育所
「道徳教育用郷土資料(熊本の心)活用事業」
乙女小学校
「学校給食・食育研究推進校」
蘇陽南小学校
平成27年度 上益城管内辞令交付式・職員紹介
平成27年4月1日(水)に、御船町カルチャーセンターにおいて、昇任・採用された先生方と上益城管外から転入された先生方を対象に、辞令交付式を行いました。
児童・生徒に生きる力をはぐくむ教育を推進するため、新しい赴任地でのご活躍を期待いたします。
(2) 平成27年度上益城教育事務所員紹介
平成27年度がスタートしました。上益城教育事務所でも、定期人事異動により職員の転出入がありました。新しい所員一同、「子どものために」を合言葉に、学校・家庭・地域が互いに連携・協力して取り組んでいくことができるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
平成26年度 退職者辞令交付式
3月31日(火)、上益城総合庁舎で退職者辞令交付式が行われました。
本管内では、本年度末をもって18名の先生方が退職されました。
上益城郡教育委員会連絡協議会西坂会長をはじめ、各町教育長、郡校長会副会長の列席のもと、上益城教育事務所田上所長から、お一人お一人に辞令が交付されました。なお、勤続30年以上の先生には、熊本県教育委員会から辞令に替えて感謝状が贈呈されました。
退職者を代表して、嘉島中学校の髙野校長があいさつをされました。上益城の教育に深く関わってこられた先生方の表情には、充足感と一抹の寂しさが垣間見られたようでした。
退職された先生方の今後のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
平成26年度 教育論文表彰式
2月20日(金)、上益城総合庁舎で教育論文表彰式が行われました。
本年度、応募いただいた論文は全部で169点でした。どの論文も、今日の教育課題と児童・生徒の実態を踏まえた、教育実践の足跡と成果が記されており、先生方の日々の取組に敬意を表したいと思います。
審査の結果、特選及び準特選等は以下の方々でした。
研究同人の部 特 選 :蘇陽南小学校
準特選 :御船小学校
教諭の部 特 選 :嘉島西小学校 津山裕史 教諭
準特選 :小坂小学校 村田裕紀 教諭
学校賞 御船小学校、木倉小学校、小坂小学校、甲佐小学校、龍野小学校
甲佐中学校
特別賞 七滝中央小学校 原田加代子 教諭
龍野小学校 宮﨑令子 教諭
受賞された皆様、誠におめでとうございます。
なお、表彰式には、特選、準特選の方々の他、学校賞、特別賞、教育努力賞の受賞者代表の方々も出席され、森永教育長会長から賞状の授与がありました。