上益城教育事務所では

発信情報

御船小学校学校訪問

 9月13日(金)、御船町立御船小学校を訪問しました。
 「ふるさとを愛し、21世紀をたくましく生きぬく子供の育成」という学校教育目標の実現に向け、「御船小でよかった」「御船小が大好き」と言える学校を目指した取組が進められていました。
 取組を推進するうえで大切にされているのが、「やさしい人になる」というキーワードと、将来の夢や目標に向かって学び続けるキャリア教育の視点でした。
 学習面では、「国語科の主体的な読み手の育成」に力を入れており、授業改善をはじめ学力向上のための様々な取組が、先生方の共通理解をもとに共通実践されていると感じました。授業等を通じ、一生懸命子供たちと向き合う先生方の姿を見せていただきました。

道徳教育パワーアップ地区別研修

 令和6年9月9日(月)に道徳教育パワーアップ地区別研修を上益城総合庁舎で実施しました。
 子供たちの豊かな心の育成に向けて、土台となる道徳の授業の充実を図るため、研修は、授業づくりに関する演習や模擬授業を実施しました。
 管内の全小・中学校から参加があったことにより、本研修の学びがすべての学校に広げられ、「考え、議論する道徳」が実践されることを期待します。

飯野小学校学校訪問

 9月5日(木)、益城町立飯野小学校を訪問しました。
 「夢をもち、夢をはぐくみ、夢を実現する教育へのチャレンジ!」という学校教育目標を掲げ、飯野に愛着と誇りをもち、夢の実現へ自ら考え、自ら行動する児童の育成を目指し、先生方の一致団結した取組が進められていました。
 飯野小学校では、よりよい授業づくりに向けて、益城町の共通実践事項である「サンタの学習指導過程」を通して、児童が自ら学ぼうとする意欲を高めるための指導が工夫されていました。
 また、今年度すでに2回の学校運営協議会が開催され、地域との連携・協働が着実に進められているのも飯野小学校の素晴らしさだと感じました。
 これからも地域の教育力を大切にし、学校教育目標でキーワードとされている「考動力」を身に付けた児童が、さらに増えていくことを期待します。

上益城郡学校人権教育研究会

 令和6年8月22日(木)に上益城郡学校人権教育研究会が甲佐町生涯学習センター、甲佐小学校、甲佐中学校を会場に実施されました。部落差別(同和問題)をはじめ、あらゆる人権問題の解決に向け、管内の教育関係者等が終 日の研修を実施しました。
 午前中は、「出逢いをつかむ~わたしを育ててくれた 子どもたち~」と題し、甲佐小学校非常勤講師の山下直子さんによる講演がありました。先生の豊かな教職経験に基づいた内容でした。「子どもたちが自分自身の人権意識を育ててくれた」という思いが詰まっていました。
 午後は、13の分科会で、それぞれの研究の視点に沿ったレポート研修会が行われました。
 2学期からの実践につながる有意義な研修会となりました。

上益城郡初任者研修(第2回)

 令和6年8月6日(火)に上益城郡初任者研修(第2回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が全員集合し、終日の研修となりました。
 研修内容は、「教職員を対象とした水俣病啓発事業」「親の学びプログラム」「授業づくり」「これからの生徒指導の在り方」「2年目の先輩教師に学ぶ」でした。自らの1学期の実践と重ね合わせながら講話を聴いたり、班で協議をしたりと、意欲的に学んでいました。
 今回の研修を受けて、2学期から新たな気持ちで子供たちの前に立つ先生方を、これからも応援していきます。

嘉島西小学校学校訪問

 7月10日(水)、嘉島町立嘉島西小学校を訪問しました。
 「気付き、考え、行動する 嘉島西っ子の育成」という学校教育目標の達成に向け、児童、保護者、地域の方々が「この学校でよかった」「この先生に出会えてよかった」という学校を目指し、取組が進められています。
 嘉島西小学校は、これまで様々な研究指定を受けてきた学校であり、その成果が現在も確実に受け継がれています。それは、授業の進め方や家庭学習の習慣化等、学力向上のための共通実践に表れていました。
 創立150周年を迎え、3月に記念式典が盛会のうちに開催されたと聞きました。これからも地域の教育力を大切にし、さらに活気あふれる嘉島西小学校になることを期待しています。

令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(永年勤続者)表彰

 7月9日(火)、令和6年度(2024年度)熊本県教育功労(永年勤続者)表彰が上益城総合庁舎で行われました。
 熊本県教育功労(永年勤続者)表彰は、永年にわたり熊本県教職員として在職し、職務に精励した教職員を表彰するものです。
 当日は、管内で受賞した教職員を代表し、益城町立益城中学校 冨士川晶三 校長が表彰状を受け取られました。
 今年度、表彰を受けられたすべての先生方、誠におめでとうございました。 

嘉島東小学校学校訪問

 6月21日(金)、嘉島町立嘉島東小学校を訪問しました。
 「助け合い、みんなで伸びる児童の育成」という学校教育目標が掲げられ、「人にやさしい」「学習をがんばる」「心身ともに健康な」子供の育成を目指し、日々の教育活動が進められていました。
 嘉島東小は、年々児童数が増加しており、授業等の様子から活気ある学校の雰囲気が感じられました。
 昨年度まで、学校給食・食育研究推進校の指定を受け、地域の人材や食材を生かしながら、食に関する指導に力を入れてこられました。この研究を財産に、引き続き健康教育はじめ、諸教育活動が推進されることを期待します。

山都町立矢部小学校学校訪問

 6月18日(火)、山都町立矢部小学校を訪問しました。
 「『共創(きょうそう)』~ともに学び、ともに育つ~」という学校教育目標が掲げられ、落ち着いて授業に臨む児童の様子を参観することができました。
 矢部小学校は、昨年度末に潤徳小学校と統合をし、先生方が新たな気持ちで令和6年度をスタートしています。学校を挙げてNIE(新聞を教材として活用する学習)に取り組むことで、表現力を育てようとしている様子が様々な授業で見られました。

令和6年度上益城郡人権教育主任研修会

 6月14日(金)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡人権教育主任研修会を実施しました。
 研修1では、人権教育の推進について熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課による説明・演習を実施しました。研修2では、人権教育主任を中心とした人権教育の組織的な推進について協議を行いました。
 協議では、具体的な授業場面が想定され、「授業者としては」「人権教育主任としては」というポイントで意見交換がなされました。
 学校全体で人権教育に取り組む際の、推進役としての意識を高める研修となっていました。

上益城郡初任者研修(第1回)

 6月6日(木)に上益城郡初任者研修(第1回)を上益城総合庁舎にて実施しました。管内の初任者が一堂に直接顔を合わせて行う、今年度初めての研修となりました。
 終日の研修でしたが、「一つでも多くの事を学び取ろう」という思いで、先生方は熱心にメモを取りながら話を聞いておられました。
 研修は、講話、協議、演習そして模擬授業の実施と盛りだくさんの内容でした。中でも、所長からの講話では、上益城管内各町のすばらしさ、同僚とのつながりの大切さ、教師の仕事の魅力などについて話がありました。児童生徒を指導するという責任を自覚したうえで、失敗を糧に挑戦をする意義について語られました。
 第2回の研修は、8月6日に予定されています。各学校に戻り、挑戦を重ねて一歩ずつ成長した先生方と再会できることを、今から楽しみにしています。

特別支援教育管理職研修

 5月10日(金)上益城総合庁舎において、特別支援教育管理職研修を実施しました。
 熊本県教育委員会特別支援教育課、松岡参事からの講話をもとに、児童生徒にとって最適な学びの場と特性に応じた支援について研修を深めました。研修の後半には、協議の時間を設け、日常の教育活動において管理職として意識すべきことについて考えました。
 今後、各学校での支援体制をさらに充実させていくために、学級担任の指導力向上や校内支援委員会での協議の充実に向け、組織的な取組が推進されることを期待します。

令和6年度上益城郡小・中学校教頭等研修会(第1回)

 4月23日(火)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡小・中学校教頭等研修会を実施しました。
 管内の小・中学校の教頭先生、主幹教諭の先生方を対象に研修を実施しました。笠所長、有田管理主事、西本指導課長からの講話をもとに、教頭や主幹教諭として、意識すべきこと、業務改善などについて考えました。また、研修の後半には、協議の時間を設け、今後の教育活動について先生方同士で話し合う時間がありました。
 「学校をリードしていく立場として、職員の信頼を得るために大切なことを学ぶ機会となった」という感想がありました。各学校で今後の業務にいかされることを期待します。

令和6年度上益城郡臨時的任用教員研修会

 4月22日(月)、上益城総合庁舎において、令和6年度上益城郡臨時的任用教員研修会を実施しました。
 勤務経験年数が1年未満の先生方を対象に、実践的な授業力の向上を目的とし開催しました。管内から17名の先生方が参加し、午後半日の日程で実施しました。
 主な内容は、教育公務員としての自覚、不祥事防止、児童・生徒指導についての講話や協議でした。さらに、授業づくりや特別支援教育についての説明も行いました。研修の最後には、グループに分かれ、教育実践上の課題について協議が行われました。
 終了時刻間際まで、担当指導主事へ熱心に質問する先生方が、とても頼もしく感じられました。

令和6年度上益城教育事務所管内辞令交付式

 4月1日(月)、上益城郡教育委員会連絡協議会会長及び各町教育委員会教育長の皆様を来賓としてお迎えし、上益城総合庁舎において、令和6年度管内辞令交付式を実施しました。交付対象者を代表し、新任校長に笠所長が辞令を手渡しました。次に、上益城郡教育委員会連絡協議会会長の徳島様から祝辞をいただきました。
 転入者を代表して甲佐町立甲佐中学校の大塚校長から挨拶があり、学校・家庭・地域・子供・行政の五者が連携した教育活動を推進していきたいという熱い思いが伝わりました。
 本日辞令を受けられた管内136名の先生方には、上益城の子供たちのご指導をどうぞよろしくお願いします。

令和4・5年度学校体育・健康教育研究推進校に係る感謝状の贈呈

 3月11日(月)、嘉島町立嘉島東小学校で、健康教育の研究推進に対して感謝状が贈呈されました。
 嘉島東小学校は、令和4年度から2年間にわたり、学校給食・食育研究推進校として研究実践を重ね、優れた成果を挙げられました。研究主題を「主体的に健全な食生活を創ろうとする東っ子の育成~食に関する指導の工夫及び学びの実践化の取組を通して~」と設定し、その成果は、令和5年11月17日(金)に実施された研究発表会で公開されました。 
 食を取り巻く社会環境が変化している今日、児童が地元の食材である「大豆」などに関心をもち、自らよりよい食生活を実践していくことの大切さを示す取組となりました。

熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)「オンライン生」募集のお知らせ

 県民全ての「学びたい」に応えるため、熊本県教育委員会では令和6年(2024年)4月に熊本県立ゆうあい中学校(夜間中学)を開校します。
 所在地である熊本市から遠方にお住まいの方や、様々な事情により通いたいけど通えない方々の思いに応えるために、「オンライン生」として募集することとしました。チラシを添付しておりますので、ご覧ください。
 ぜひ、周りの方にもお知らせください。

チラシ_misc.pdf

来年度の新入学児童に対する交通安全用品の贈呈

 2月15日(木)、熊本県トラック協会から令和6年度新入学児童に対する交通安全用品の贈呈がありました。
 この取組は、新入学児童の事故防止を目的として交通安全用品が製作、配布されるもので、今年度で15回目となります。4月に入学する児童全員に、反射キーホルダーと連絡袋(A4メッシュケース)が送られる予定です。関係の皆様には心よりお礼申し上げます。
 すべての児童生徒が安全に登下校できますよう、歩行者に配慮した運転や地域での交通指導等、皆様のご協力をよろしくお願いします。

上益城郡初任者研修(第3回)

 令和6年2月5日(月)に上益城郡初任者研修(第3回)を上益城総合庁舎にて実施しました。1年間の教育活動の仕上げの時期に初任者が集合し、終日の研修となりました。
 研修内容は、「授業研究会」「人権教育の推進」「実践発表」「初任者として1年間を振り返って」「先輩教師に学ぶ」でした。授業研究会では、自らの実践と重ね合わせながら、意欲的に研修に取り組む姿が見られました。
 今回で上益城教育事務所主催の初任者研修が最後となりました。この1年間、真摯に学びを深めた先生方が、これからさらに活躍されることを期待します。

令和5年度上益城郡PTA連絡協議会研修会

 1月13日(土)、御船中学校体育館で実施されました。
 本研修会には、郡内各町から約200名の関係者が参加されました。健全なPTA活動を推進する目的で、講演が行われました。
 子育てに関する話題については、アンガーマネジメントコンサルタントの池田福美さんが、「イライラに振り回されない自分になる」と題して講演をされました。
 池田さんは、アンガーマネジメントのイメージを「心の避難訓練」「心の防災訓練」と表現されました。怒りについて学ぶことを通じて正しく理解し、対処できるように日々「トレーニング」を行うことが大事だと話されました。環境や状況によって誰でもイライラしてしまうものですが、怒りが生まれる原因を把握し、対処することで、より良い人間関係づくりができるという内容でした。
 これからに生かすことができる学びの多い研修会となりました。