発信情報
平成27年度退職者辞令交付式
平成28年3月31日(木)、上益城総合庁舎で上益城郡教育委員会連絡協議会鈴木会長をはじめ、各町教育長、郡校長会副会長、郡中学校校長会代表の列席のもと、退職者辞令交付式が行われました。上益城では、本年度末をもって26名の先生方が退職されました。
今回退職された勤続30年以上の方先生方お一人お一人に、熊本県教育委員会からの辞令に替えて感謝状が贈呈されました。
退職者代表の校長先生が、初任当時の思い出を交えながらあいさつをされました。熊本県及び上益城の教育に深く関わってこられた先生方の表情には、充足感の中に一抹の寂しさが垣間見えました。
退職された先生方の今後の御健勝と御多幸をお祈りいたします。
平成27年度熊本県家庭教育支援功労者表彰式
平成27年度熊本県家庭教育支援功労者及び家庭教育支援優良団体が決定されました。本年度、上益城からは甲佐町の赤星主任児童委員が家庭教育支援功労者として表彰を受けられました。
赤星主任児童委員は、平成19年度から甲佐町主任児童委員として家庭教育支援に取り組まれています。また、くまもと「親の学び」プログラムの開発や作成にも携わられ、現在も「親の学び」トレーナーとして、甲佐町を中心に講座を実施されています。
表彰式は、1月27日(水)益城町役場3階会議室で行われ、熊本県教育庁教育総務局社会教育課井上主幹から、赤星主任児童委員に表彰状が贈呈されました。
第2回上益城郡教務主任研修会
2月1日(月)、第2回上益城郡教務主任研修会を開催しました。
管内の全小・中学校32校から教務主任の先生方が参加し、「特別支援教育について」、「学力の向上について」の2本の柱で研修を行いました。学力の向上に向けた教務主任としての取組について、佐方教諭(甲佐小学校)と福永教諭(嘉島中学校)に実践発表をしていただきました。
協議では、実践発表や他校の取組、課題を参考にされ、自校の学力向上に向けた取組について、活発な話し合いが行われました。
参加された先生方からは、「実践発表を自校の取組で参考にしたい。」「他校との共通課題もあり、今後の学力向上に生かしたい。」等の意欲的な感想があり、教務主任の先生方を中心として、各学校での学力向上対策がさらに進んでいくことを確信しました。
地域の寺子屋ボランティアチーム活用をお願いします
※ボランティアチーム派遣を希望される学校(団体)は、 |
〇ボランティアチーム派遣
(学習支援・体験活動などのニーズに応じて派遣されます。)
〇上益城管内の派遣実績
学習支援(甲佐中学校・甲佐小学校)
体験活動(嘉島町民会館夏休み手づくり教室)
〇甲佐中学校・甲佐小学校へのボランティア派遣の様子
県教育委員会HPで公開中です。
→ 生涯学習
→ 学校を核とした「地域の寺子屋」推進事業
→ 学習支援・体験活動支援ボランティアチームの派遣状況
http://kyouiku.higo.ed.jp/shougai/page4816/page6703/
【県内登録ボランティアチーム数】37団体(12月14日現在)
【管内登録ボランティアチーム】
○NPO法人みずのとらベル隊
○平成音楽大学チームムジカ
上益城地域教育実践交流会
11月20日(金)、上益城地域振興局3階大会議室で、各学校の生涯学習担当者や地域教育コーディネーター等、学校・家庭・地域をつなぐ役割を担う方々に参加いただき、上益城地域教育実践交流会を開催しました。
本年度は、管内の各町から1校ずつ、七滝中央小、飯野小、乙女小、蘇陽小、嘉島西小の実践発表をしていただきました。各学校での地域教育力活用の取組について、それぞれの学校や地域の特徴を活かした取組の発表でした。
参加された方から「今回の発表を自校の今後の取組に活かしたい。」「地域の教育力の整理の仕方が大変参考になった。」等の感想があり、「地域とともにある学校」のあり方について、多くの示唆が得られた交流会になりました。
上益城家庭教育・くまもと「親の学び」プログラム実践交流会
11月5日(木)、御船町カルチャーセンターで、教職員、PTA、行政担当者、くまもと「親の学び」プログラムトレーナー等、家庭教育関係者に参加いただき、上益城家庭教育・くまもと「親の学び」プログラム実践交流会を開催しました。
くまもと「親の学び」プログラム体験の後、矢部小学校、甲佐高校育友会、益城町教育委員会、くまもと「親の学び」トレーナーそれぞれの立場から実践発表をしていただきました。
実践発表の後は、協議を行い、参加された方から「家庭教育支援がいろいろな立場から行われていることが分かり、今後に活かしたい。」「違う組織に所属されている方の意見を聞くことができて参考になった。」等の感想がありました。
広安西小学校訪問
11月25日(水)、益城町立広安西小学校を訪問しました。「かしこく やさしく たくましい 広安西の子の育成」を学校教育目標に掲げられ、研究主題「確かな学力を身につけ、自己を表現できる広安西の子の育成~『説明的な文章を読む』ことの学習指導を中心に~」のもと、研究が進められていました。
授業では、身に付けさせるべき学習内容の明確化、言語活動の適切な位置づけ、ICTの活用、発問や学習形態の工夫等の主体的に学習に取り組めるような教師側の「しかけ」があり、学習内容の習得が図られていました。
高木小学校訪問
11月11日(水)、御船町立高木小学校を訪問しました。「心豊かで たくましく 自ら学ぶ 高木っ子の育成」を学校教育目標に掲げられ、全学年、落ち着いた雰囲気の中で授業が行われていました。
授業では、「めざせ!わかりやすい授業」を合言葉に、「『た』確かにであう『か』考えをまとめる『き』気付きを深める『こ』これまでを振り返る」の学習過程が展開されていました。話合いでは、「『か』考え『わ』わけは『だ』だって」の高木小共通の型を活用し、分かる喜びをお互いに感じている児童の様子が見られました。
白旗小学校訪問
10月28日(水)、甲佐町立白旗小学校を訪問しました。「未来を切り拓く、挑戦力の育成~なかよく、かしこく、たくましい白旗の子~」を学校教育目標に掲げられ、研究主題「『活用力』を身に付け、ともに高め合う子どもの育成』のもと、研究が進められていました。
授業では、児童に付けたい力を明確にし、ペアトーク・グループトーク・クラストークを取り入れて、友だちの考えや思いを知るだけでなく、お互いの考えを分かりやすく伝える場や発問の工夫がなされていました。
清和小学校訪問
10月26日(月)、山都町立清和小学校を訪問しました。「いのち輝く清和っ子の育成」を学校教育目標に掲げられ、研究主題「自ら学び、考えを伝え合い高め合う子どもの育成」のもと、せいわの言語活動「『せ』(自分の考えを)説明してみよう『い』いろいろな考えを出し合おう『わ』わかったことを伝えよう・まとめよう・使ってみよう)」の研究が進められていました。
清和小地域の保育所・中学校とも連携し「15年間の育ちを見通した」教育実践がなされていました。
津森小学校訪問
全校体育の様子
10月21日(水)、益城町立津森小学校を訪問しました。
「人間性豊かで、創造性に富み、たくましい『つもりっ子』の育成」を学校教育目標に掲げ、「つもりのこ」の学習過程に沿ってユニバーサルデザインを取り入れた教育活動に取り組まれていました。
授業では、県学力調査活用の視点を生かされ、「わかる」「できる」と全員が感じる授業実践がなされていました。
嘉島西小学校訪問
10月19日(月)、嘉島町立嘉島西小学校を訪問しました。
「自ら学び知性にあふれ、豊かな人間性をもち、心身ともにたくましい嘉島西っ子の育成」を学校教育目標に掲げられ、研究主題「コミュニケーション能力の素地を身に付けた児童の育成」のもと、外国語活動研究部と国語科教育研究部で授業作りを中心とした研究が進められていました。
授業では、児童の思考力・判断力・表現力を育成するためにコミュニケーションの場面設定の工夫がなされていました。
甲佐中学校訪問
9月30日(水)、甲佐町立甲佐中学校を訪問しました。学校教育目標「甲佐中に誇りを持ち、心と体を鍛え、意欲的に学び合う生徒を育成する」のもと、「すべては生徒のために 生徒とともに歩む」を教育理念・方針として、生徒・保護者・地域・教職員が一体となって教育に取り組まれていました。
授業では、全教科で研究主題「『確かな学力』の育成~学び合いのある授業実践を通して~」に沿った展開がなされ、学び合う生徒同士の姿が見られました。
益城中学校訪問
9月24日(木)、益城町立益城中学校を訪問しました。
「豊かな人間性と創造性に富み 心身ともにたくましい生徒の育成」を学校教育目標に掲げられ、生徒指導の充実と学力の向上に重点を置かれ学校運営に当たられていました。
全教科で、①導入の工夫②学習の見通しを持たせる工夫③自力解決の工夫④共同解決の工夫⑤学習評価の改善を共通実践事項として学習が進められ、基本的学習態度の育成と教師の授業力向上に取り組まれていました。
益城中央小学校訪問
9月18日(金)、益城町立益城中央小学校を訪問しました。
昨年度から、文部科学省指定「コミュニティ・スクール導入促進事業」研究指定校として「地域と共にある学校づくり」に取り組まれています。
「優しさにあふれ、学びの声が響き合う学校」を学校教育目標に掲げられ、各教室で一人一人を大切にした学習活動が行われていました。また、地域ボランティアを活用した学習も行われており、児童のいきいきとした表情が見られました。
幼・保等、小、中連携セミナー
8月17日(月)、甲佐町生涯学習センターにおいて、幼・保等、小、中連携セミナーを実施しました。研修では、管内の幼稚園・保育所、小学校、中学校が一堂に会し、連携に関する講話の後、中学校校区ごとに「小1プロブレム」「中1ギャップ」等の問題解決のために、情報の共有や共通実践事項について協議を行いました。
各校区で、幼・保等、小、中連携が更に推進されることを期待しています。
教育課程研究協議会(中学校・小学校)
8月5日(水)に甲佐中、7日(金)に甲佐小において、教育課程研究協議会を実施しました。
本研究協議会は、中学校(小学校)学習指導要領に基づく教育課程の編成及び実施等の課題を共有し、中学校(小学校)学習指導要領の目標及び内容等を踏まえた実践事例をもとに必要な研究協議を行い、もって中学校(小学校)における教育指導の改善及び充実を図ることを目的に行うものです。
管内全小・中学校より参加いただき、教育課程説明後に、自校の教育課程の編成及び実施上の課題・学習指導要領の改訂の趣旨の実現に向けた自校の実践事例について協議を行いました。
熊本県学力状況調査及び全国学力・学習状況調査結果を踏まえた授業の改善、PDCA検証改善サイクル、ユニバーサルデザイン、板書・ノートづくり、補充学習の時間の確保、GT・ATの活用、授業時数の確保等、学校の課題解決に向けた方策が協議されました。各学校の実態に応じた実践に取り組まれることを期待しています。
平成27年度公立学校初任者研修(消防学校研修)
8月4日(火)~5日(水)に、平成27年度公立学校初任者研修(消防学校研修)が行われました。初日は、上野伸介教諭(益城中)が、日直として全体での声掛け等を意欲的に果たしていました。また、管内初任者が訓練等に全力で取り組む姿も見られました。
上益城郡初任者研修(第2回)
7月24日(金)、上益城郡初任者研修を行いました。本研修は、年間5回実施し、実践的指導力と使命感を養うとともに、幅広い知見を得させることを目的としています。
今回の研修は、「生徒指導の在り方」「初任者研修を生かした2年目の実践」「人権教育の推進」「学級活動の在り方」「道徳授業の進め方」について、講話、演習及び協議が行われました。講話での真剣な眼差しや協議でお互いの考えを出し合う意欲的な様子が見られました。
〈感想の一部〉
「生徒の立場や保護者の願いをしっかり考えて、指導していきたい。
また、一人で対応するのではなく、組織として対応していきたい。」
教育情報化推進事業における校内リーダー研修
7月22日(水)、広安西小学校において、教育情報化推進事業における校内リーダー研修を実施しました。本研修は、児童生徒の情報活用能力の育成を目指し、学校の教育活動における効果的なICTの活用や情報モラル等を充実させるために、教育の情報化推進に寄与するリーダーとしての人材を育成しようと、毎年実施しているものです。
管内全小・中学校から参加いただき、講話「本県の教育の情報化施策について」や、実践発表「授業等におけるICT活用」、協議「ICTの活用とICT機器の充実に向けて」等を行いました。最後の演習では、各校の実態に合った校内研修の計画を立てていただき、夏季休業中の実施をお願いしました。
各学校のICT活用が進み、児童生徒の学力や情報モラルの向上につながることを期待しています。